一年でいちばんヨコチンレーベルが燃え上がる日、それが「ヨコチンロックカーニバル」だ。過去、チンロックの日が雨になったことは一度も無い。今年もやっぱり季節外れなギラギラの夏日になった。
では、今年のチンロックを完全レポします!
移転した新しいブードゥーラウンジで開催するチンロック、時間ぴったりにオープン!!!
地獄の入り口のように見えるけど、ここが天国の入り口です。
キンブラをみるといつも血がたぎる!マーヤの姿をみるといつも奮い立たされる!「これが俺にできる精一杯の下ネタや!」とマーヤはズボンに手を突っ込みキンタマをグイッと左に寄せ、そして立てた中指でミラーボールをまるで地球のようにくるくる回した!かっけええ!!
お客さん達に担がれたままのマーヤが「お前らが一番かっこいいと思う場所に俺を連れて行けー!」と叫んだらバーカウンターに運ばれたのブードゥーらしくて面白かったわ~、ある意味正解やと思った。
マーヤが「違うそこやない!」て叫んだら今度は外に運ばれそうになってたし(笑)。
キンブラのライブは笑いが出てくるのだ、ぶっ飛びすぎてて笑うしか無いって感じになる。本気で命懸けのロックンロールな生き様みせられて感動しちゃうのだ。
祭りには担ぐ神輿が必要だ!ノントロッポの「ナイト・オブ・トロピカリア」でふさふさの棒を持って神輿になってフロアを練り歩くのはそういう意味である。祭りごとなのだ。
祭りはここからさらにどんどん加速する!クリトリック・リスの「よさこい祭り」で完全にフロアがブッ壊れる!
会場中がぐるぐる回る、巻き込んで巻き込んで、止まらなくなってた!巻き起こるアンコールにまたよさこい!いつまで回り続けるんかい(笑)!!
ユウスケにとってチンロックは何よりも特別なステージであることは間違いない。だから俺は毎年ユウスケに最高のプレッシャーを用意する。
床と天井がひっくり返るくらい大騒ぎ!歓喜の大爆発!!!Fukcrec Hbkくんが撮ってくれた写真の臨場感がすごいのでこの写真を見て感じ取って欲しい。
気が付けば兄弟でステージに乱入していた!
そしてダイブの嵐!!!
「最後はボギーさんに歌ってもらいましょうかね」とふーにマイク渡され打ち合わせ無しに始まったのは清志郎の「キモちE」!!!!!!どひゃーっ!!!
もう酸欠で倒れそうやけどラストスパート!!!!
そのまま「ヘドロ」!!!
もはやプロレスやん!!
ヨコチンロックカーニバルは出演バンドのポテンシャルを最高沸点にまで高める装置であり、大トリのバンドはマグマの噴火なのである!今年はボットンズでドッカーンと大噴火し、10時間に及ぶ祭りは24時ジャストにエンディングを迎えた。
みんなの表情がキラキラ輝いている、音楽で人はここまでハッピーになれる。
世の中にはムカつくことがいっぱいあるけど、だからこそ全力で祭りをやるのだ。みんな命懸けで音楽やってるよ、売れるためとかじゃなく、ただただ誇りを持って音楽をやってる。そんな愛すべきバカたちとこれからもずっとお祭り騒ぎをやり続けながら生きていたい。
ありがとー!!!