ボギーの悪趣味音楽作法

「ヨコチンレーベル」代表。ボギー弾き語りのほか、バンド「nontroppo」「東京ノントロッポ」「奥村靖幸」。イベント「ハイコレ」「ラウンジサウンズ」主催。などなど、日々を祭りのように生きるボギーの日常をレポするブログ。 ヨコチンレーベル http://www3.to/yokotin/ 息子のブログ「モンド今日の絵」http://mondo-art.blog.jp/ 娘のブログ「今ちゃんぽ」http://imachanpo.blog.jp/

「ヨコチンレーベル」代表。ボギー弾き語りのほか、バンド「nontroppo」「東京ノントロッポ」「奥村靖幸」。イベント「ハイコレ」「ラウンジサウンズ」主催。などなど、日々を祭りのように生きるボギーの日常をレポするブログ。
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娘のブログ「今ちゃんぽ」http://imachanpo.blog.jp/

1月27日。

朝起きてすぐにピコさんから電話「温泉行きましょう!」と皆生温泉まで連れてってくれた。

目覚めたときさすがに少し疲労が残ってるなぁと感じたそのタイミングで温泉に誘ってくれるピコさんの気配り。昔、踊ろうマチルダのマネージャーをしていたらしい。ピコさんみたいな人がマネージャーなら幸せだろうなぁと思った。

海沿いの露天風呂、今日もすごい雪だ。
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温泉に浸かり全身の疲れを癒す。
コインランドリーに行くのが面倒なので昨日ダイソーで買った100円のパンツを風呂上がりに履いてみたんだけど、履き心地の悪さバツグン!股間は食い込み、少し半ケツになっとる。これのどこがボクサーパンツや。ボクサーに謝れ。‬

ピチピチのパンツをふんどしのようにケツに食い込ませながら日本海を見た。東映のオープ二ングを思い出す荒波!
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今日がいちばん雪深いかも。ほんとすごい時期にすごいツアーを入れたものだ(笑)。あと二日、山陰の冬を楽しもう。

米子滞在中に毎日泊まらせてもらっているブティックの隣りにある「甚」という和定食屋に入ってみた。日替わりメニューのみがホワイトボードにあり、値段は書かれていない。恐る恐る注文した日替わりの白身フライ。メインも小鉢もぜんぶめちゃウマくてびっくり!これは値段1000円くらいするだろうなと思いつつレジに行くとなんと600円!信じられない...。明日もお昼はここで食べよう。
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さあ、今日は倉吉まで列車の旅。景色みるのが楽しみ。
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と、思ったが、車窓から見える景色がほぼ白。今夜の会場である倉吉ブックセンターあたりは米子よりもさらに豪雪!果たしてお客さんはここにたどり着けるのだろうか?と、心配になるほど。
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倉吉駅に着くと主催の円谷さんが車で出迎えにきてくれて、雪深い道路を慎重に進む。
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今夜の会場倉吉ブックセンターに到着。
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お店の雨どいに立派な氷柱が出来ていた。
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店主の円谷さんは子供のころ氷柱を食べていたらしい。この日、初めてお会いした円谷さんはにこにこ飄々とした方だ。話も合いそうだとすぐに思った。

お店に到着するとすぐ奥の自宅の茶の間に案内された。円谷さんと奥さん、そしてお父さんお母さんお兄さんとコタツを囲んで夕ごはんをご馳走になった。こうやって食卓を囲み家族ぐるみで歓迎するのが倉吉ブックセンターへ歌いに来たミュージシャンへのルールなのだそうだ。こんな流れは初めてのことで面白かったし、なんだか良いな〜と思う。
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夕ごはんを食べたあと腹パンパンのまますぐにボギトーク開始。お客さんは大人が5人、子供が3人来てくれた。こんな雪の中、遠方からのかたも。ありがたやありがたや。
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最初は遠慮しながら笑ってたお客さんたち、ボギトークのひとネタごとに少しずつ少しずつ距離を縮めていく。そのあとライブで「うんこ」歌ったらひとりの男の子が急に炸裂して「うんこうんこうんこうんこ!」の大合戦に(笑)。ここから一気にたぐり寄せれた。ライブってホント生きもの!

ライブの盛り上げに一役かってくれた少年の名は「はる」くん。終演後「ボクこのバッジがいい!ぜったいこれ!」とパンダが交尾してるバッジを選び、「それじゃないのにしなさい」と苦笑いするお母さんの言葉に一切耳を貸さず、信念を貫き買ってもらえた(笑)。彼は本能を大事にする男になると思う。
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はるくんのお父さんは昔マーガレットズロースのマネージャーだったらしく、この日は家族5人で遥々ボギーに会いに来てくれたのだ。パンダ交尾バッジのほか、本「呑み屋のはなし」にCDを4枚ぜんぶ買ってくれた!(うれしくて1枚はサービスであげちゃったけど(笑))。

「次にツアーするときはぜひウチでもお願いします」と誘ってもらえた。新しい場所へツアーに行けば必ずまた新しい場所へと繋がっていく。これが旅の醍醐味だね。

倉吉到着→夕ごはん→ボギトーク→ライブ→物販→ドタバタ片付けて駅に移動。という慌ただしさで倉吉には5時間しかいなかったのでまたゆっくり来たい。最後に円谷夫婦と写真を撮ってそのまま駅まで車で送ってもらった。みなさんほんとに良い人だったなぁ。
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ふたたび列車で米子に戻り、ワンメイクへ行く。今日は北海道から大江健人さんという方のライブがあったらしく、ちょうど打ち上げがはじまるところだった。そのまま打ち上げをご一緒する。大江さんとは初対面だったしお互いにどんな歌を歌うか知らないけれど、きっとこういう出会いはまたどこかで繋がるだろう。楽しみはその日まで取っておこう。あと、アカペラで歌うサティーという金髪の女の子にも会った。サティーとはおれが勝手にそう呼んだだけなので本当の名前は知らないんだけど、すごい力のある歌声だった。きっと彼女ともまたどこかで会うだろう。
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さあ、ボギー山陰めぐりツアーもいよいよラストステージ!明日はワンメイクでボギトークだ。

1月26日。

水木しげるが生まれ育った街だからだろうか?米子には化け物がたくさんいる。ギターリペア職人の湯島さんも間違いなくそのひとり。今日は湯島さんの家でボギーのギターをオペしてもらった。
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ボギーのツアー用に使ってるギターは酔っぱらったフジモトジンから8000円で譲り受けた「Kansas」という日本製の古いメーカーで、とくに高いギターというわけではないが、弾きやすく音も悪くはない。
 
しかし、湯島さんがギターを撫でたり擦ったりするだけで劇的に鳴りが変わる。ヤスリで削ったりカッターでちょこっとキズを入れたりすると魔法みたいに音色が変わる。まるで歯医者さんの治療みたいな感じ。独学でギターを追求しこのやり方に辿り着いたという。ほんと凄すぎる。
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その噂は口コミで全国に広がり、今では毎月50本ものギターが湯島さんのリペアを求めて送られてくるという。そんなすごい方にボギーのギターは魂を吹き込まれだのだ、今夜のライブはギターを弾くのが楽しみ〜。湯島さんありがとうございました!
 

そんなわけで、今夜のライブ会場米子BEXXへ。なんとイオンの中にある!全国各地にイオンはあるけど、ライブハウスがあるのはここだけとか。
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ガイナックスシアターという元映画館をライブハウスに改装したらしく、広い!
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ライブ会場の管理人の方から「奥村靖幸さんですよね?」と声をかけられた。この方、岡村わた幸という名前で口パク靖幸をやってるらしい。全国にはまだまだご当地靖幸がいるんだなぁ(笑)。
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この日主催の井中さんは、昨年の夏休み家族ツアーのとき廃校の日光小学校に泊まらせてくれた方で、あのときは本当にお世話になったし、なにより楽しかった!

その日の思い出のレポはこちら。
http://bogggey.blog.jp/archives/71945222.html

今日はその井中さんのバースデーイベントなのだ。
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ライブの共演は、弾き語りのおしんとくん、ハードロックな月光。
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続いてボギーの順。
湯島さんにリペアしてもらったギターの鳴りがすごい、ぜんぜん違う。それだけでもうごきげんだ。焼酎を置いてないライブハウスだったけど、ボギーのために芋焼酎を持って来てくれてさらにごきげんだ。
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音響も照明もばっちりなライブハウスなので思う存分にカーニバルもERIMO岬も奥村靖幸もボギ八先生も全部詰め込んで持ち時間90分たっぷりやりきった。
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アドレナリンがギャンギャンに出てたと思う。
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ツアー7本目なのにまだぜんぜん疲れを感じてないのが逆に怖いくらいだ。

主催の井中さんを囲んで記念写真。井中さんハッピーバースデー!そして呼んでくれてありがとう!
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このまま打ち上げに大移動、行ったバーがものすごい狭さで笑った。これほどぎゅうぎゅうの打ち上げは初めてかも(笑)。寒い夜にはこれくらいでもちょうどいいね。
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帰りもピコさんに送ってもらった。雪がますます降り積もってきた。
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さあ、ボギーの山陰めぐりツアーも残すはあと2本!!明日は倉吉というさらに雪深い街へ移動する。行けるかな?

1月25日。

隠岐の島5日目の朝。まだ4mの高波らしくきっと今日もフェリーは欠航だろうと諦めかけていたが、奇跡的にまさかの運航決定!いろんな意味でパーフェクトである!

この雪の中、港まで見送りに来てくれた島のみんな。夏の家族ツアーのときは感動の涙でお見送りしてもらったけど、今回は雪にポコチンを描かれて雪の玉投げつけられた(笑)。
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このやろう!また夏に来るからなっ!
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大寒波のおかげで予定外にライブ4連チャンもやれたし、新しい繋がりもできたし、結局なかむら旅館には4泊もさせていただいた。船が欠航したときほど、島の人とは仲良くなれると言われたけど、ほんと欠航を体験できて良かった。またこの島に忘れられない思い出ができちゃったなぁ。
 

米子に無事着き、ピコさんと待ち合わせ。お昼ごはんは夏の家族ツアーのときに来たとき店の前を通ってすごく気になりつつも素通りしてしまった「味処まつや」へ。
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2100円の海鮮定食、ボリュームがもの凄いしめちゃくちゃ美味い!松葉ガニ丸々一匹!!
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米子もすごい雪だったようでまっ白な道の中ゆっくり車を走らせる。
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今夜予定していた蒜山でのライブは豪雪のため中止となってしまった。蒜山は高原なのでまず車で行くことが困難らしい。残念だけど、お客さんの安全を考えると正しい判断かと思う。主催していただいてた「悠々」という焼きそば屋さんには、また時期を改めてぜったい行きたいと思う。‬

‪その代わりということで、今夜はワンメイクでボギー編集のど自慢DVD鑑賞会が開かれることに。ピコさん仕事が早い(笑)昨日隠岐の島で撮った写真が、もうチラシになっている。
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それにしてもこのボギー。
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ペギラみたいやな。
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10年ぶんの面白い人を集めたボギーののど自慢DVDを見る。という緊急開催イベントにお客さん2人来てくれた。この雪の中を。
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お菓子食べながらワハハハと笑って、友達の家でだらだら飲んでる感じの雰囲気。
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せっかくなので最後に「海士のうた」「青い春」の2曲だけ歌う。ストーブの上のやかんが沸いてしゅんしゅんいう音がなんとも心地よかった。
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思えばこの山陰めぐりツアー、予定していたスケジュール通りにはまったく進んでない(笑)。こんなにも予定と違う流れになっちゃうツアーは初めての経験だけど、その状況を思いっきり楽しんでる自分がいる。

予定通りに行かないことを嘆くより、それを楽しんでしまうほうが人生は遥かに面白い。


帰り道、ピコさんと食べに行った塩ラーメン。あっさりしててうまかったなぁ。
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今日は一日中ピコさんといろんな面白い話をした。はじめて会ったときから不思議な人だと思っていたけど、その理由が話しているうちに紐解けていった。出会いとは本当に縁なんだなぁ。でもよく考えたら去年の今頃はまだ出逢ってもいなかったんだから、巡り合わせ次第で人生はいくらでも変化するんだと思った。

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5日ぶりに米子のお宿、ブティック「one's」に帰ってこれた。
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ありがたいことにワインまで置いてもらってる。
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しみじみとひとり酒を楽しみながら、気付いたら眠っていた。


いよいよボギー山陰めぐりツアーも後半戦に突入だ。
 

1月24日。

本日もやっぱりフェリーは欠航。2日も船が動かないと島にパンや牛乳などの物資が届かなくなるので生活に影響が出てくるという。さらにこの寒波で水道が凍結してしまったりと島生活の大変さも垣間見えた。

「ボギーさん釣り好きですか?‪今から行きませんか?」となかむら旅館の従業員りゅう君が言う。こいつの頭は確かなのか?この日は朝からずっとものすごい吹雪で一面の銀世界なのだ。

「行くわけないやろ!」と答えると「じゃあ、海を見に行きましょうよ!」と言う。せっかくの誘いなので車に乗って島の岬まで行ってみた。

顔が凍るほど寒い!寒いというか冷たい!隠岐の島はただいまマイナス4度でーす!きゃほー!テンション上げてないと死ぬ〜。‬

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人間は極限状態になると真逆のことをしてしまうのだろうか?この時おれはひたすらチューブの「シーズンイン・ザ・サン」を熱唱していた。

それにしても海、荒れ狂っとるな。6m〜7mの高波らしい。とてもじゃないが明日もこの島から脱出できる気がしない...(苦笑)。
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ぶるぶる震えながらなかむら旅館へ戻り、布団にもぐりこんで夕方まで「キングダム」を読み耽る。

今夜は海士町でいちばんオシャレなイタリアンレストランRadiceにてボギーのデナーショー。
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美味しいワインと料理を振る舞っていただく。あぁ最高だ。船が欠航したおかげでこんなミラクルな展開を招くことができたのだ。
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2日前、なかむら旅館でライブしたあと打ち上げで「もし船が欠航したらウチの店でやれば?」と誘ってくれたのがRadiceのゆみこさん。
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ありがたいことにスペシャルなメニュー表まで作り、お客さんを集めてくれた。またこの島に協力な仲間が出来て嬉しいな。
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Radiceは料理も美味かったしワインも最高だった。外は猛吹雪にも関わらず、お客さんは20人近くも来てくれて感謝感激!中には3日4日連続で来てくれたお客さんもいて、すっかり顔なじみだ。
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ボギーのライブ開始!
L字形の店内のちょうど角にボギーのステージ。目の前のテーブルには歌を聴きに来てくれた顔なじみのお客さんたち、奥のテーブルには食事を楽しみにきたお客さんたち、隣りのテーブルはわいわいしにきたオーナーのお友達。それぞれの目的で集まってるこの日のお客さんたち、一体どこに向かって歌を届ければ良いのか?こういう現場がいちばん難しい。

数々の現場で身につけて来たあらゆるスキルを全部ひっぱりだして盛り上げにかかる。昼に吹雪の中で歌った「シーズンイン・ザ・サン」までひっぱりだして笑いを取る。隅々までお客さんに届けばなんだっていいのだ。
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しかし、隣りのテーブルのお兄ちゃんたちの反応がすこぶる難しい。基本的にずっと背を向けているので聴いてないのかと思いきや、突然ヤジや声援を飛ばして盛り上がってもくる。ちゃんと聴いてくれてるのだ。実はシャイでナナメなかわいい人たちなのだと気付いてからは、なかむら旅館で毎日「キングダム」を読んでいたのがこの現場に活かされた。最初はテーブルごとに様々な反応だったけど、徐々に雪解けて心はひとつに束ねられ、バラバラだった三つの国(各テーブル)を戦いの末ひとつにまとめてついに天下統一!
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最終的にオーナーが胴上げされるほど盛り上がった!
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むずかしい現場を盛り上げれた夜は酒が格別に美味い!!!

 

ライブ後、いちばんややこしかったお兄ちゃんたちから「ボギーはいいやつだ!一緒にスナック行こう!」と、誘われて「みちくさ」という島でいちばんアクが強いというスナックへ。
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ここでまた夜は深く盛り上がっていく。
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隠岐の島にはライブハウスもクラブもない。その代わりになっているのがスナックだと今日知り合ったお兄ちゃんたちが言っていた。発散できる場所が山ほどある福岡では気付けないことを冬の隠岐の島でたくさん教えてもらった。
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楽しい夜は疲れを知らない。もうすでに5日連続でライブしてるのに、カラオケでバービーボーイズを歌うというむちゃをしてしまう。しかも完コピで歌ったつもりなのに58点だった。
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明日はフェリー動くだろうか?みんな「きっと明日も欠航だろうね」と言う。それならそれで楽しいけれど、明日は蒜山でボギーライブが決まっているから、やっぱり何としても運航を願うしかない。

1月23日。

隠岐の島、海士町での3日目。フェリーが欠航になり島を出れなくなってしまったので、そのままなかむら旅館に滞在し布団に包まってごろごろと過ごす。なにげなく見始めた「キングダム」にハマってしまい、一日中読みふける。うーむ、これは面白い...。
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お昼ご飯は近所の売店で買ったメロンパンで済ます。島で作られたメロンパン、パッケージが可愛い。味もしっとり甘くておいしい。
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外がどんどん吹雪いてきた。風が窓をガタガタと叩く。せっかく島でゆっくり時間があるのだから曲でも作ろうかなと思い、久しぶりに詩を書き、メロディをつけた。「海士のうた」というこの小さな島のことを歌った静かで短い曲ができた。


雪がどんどん積もりはじめた夕方頃にてるみさんが迎えに来てくれて会場まで移動。
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てるみさんは夏の家族ツアーのとき急性胃腸炎で苦しむモンドをアロマやマッサージで癒してくれた島の魔女だ。

そのときの日記。
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港のそばにある島のほけんしつ「蔵kura」はてるみさんの店で、この海士町に住む人たちの心を癒す憩いの場でもある。元々姫路に住んでいたてるみさんはこの島の魅力に惹かれ、この島の人々を好きになって、ここに移り住んできたという。

今夜はここでボギーのトーク&ライブを急遽企画してくれた。
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外は雪がしんしんと降り積もり、中はストーブでぽっかぽか。
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お客さん(お友達)が集まり出す。なべを囲みながらアットホームでとても素敵な時間がはじまった。
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まずはボギトークを1時間、大いに笑い。そのあとライブを1時間。3日連続で来てくれてるようなお客さんが多かったので、今夜はふだんのライブではあまり歌わないけどとても好きな曲を選んだ。
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そして昼になかむら旅館の部屋で作った「海士のうた」もさっそく披露した。
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愛と笑いに包まれた夜。みんな「また明日会いましょう!」と言って吹雪のなか帰っていった。ほんとにバカだなあ(笑)。
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帰る頃は本当にすごい猛吹雪になっており、前が見えないほどの険しい道をてるみさんがゆっくり安全運転しながらなかむら旅館まで送ってくれた。
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てるみさんはとても優しい。この厳しい冬の時期の島生活者にとって「蔵」のような温かい場所の存在はとてもありがたいのではないだろうか?てるみさんとゆっくりいろいろ話をしながらそんな風に思った。

というわけで、明日も船は完全欠航らしいのでまさかの隠岐の島4デイズ。イタリアンカフェRadiceにてボギーのディナーショーだ。

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