9月7日、日曜日。
サンセット最終日にして最高の天気!!!この夏いちばんの真っ青な空がひろがった。
ビーチや青空がまったく似合わない人たちがぞろぞろと集まって来る(笑)。
ザ・ボットンズ
宇宙サービス
ポカムス藤田さん
今日も夕凪ステージは確実に面白くなる!そう確信。
そうそう、サンセットライブの中でいちばん小さくて手作りで低予算な夕凪ステージに、なぜかローランドが協賛になってくれて最新鋭のエレドラを導入してくれた。3日間でローランドのスタッフの方ともすっかり顔なじみだ。
夕凪ステージは、村里杏ちゃんからスタート!杏ちゃんこのステージ似合うわあ(笑)。奇想天外エレクトロPOP。
昨年めっちゃ盛り上げてくれたサンバダンサーの紗彩ちゃんが、今年はダンサーのエロイザさん+演奏隊を引き連れて参加してくれた。演奏隊のみなさんナント東京から!予算がなくて出演者にまったくギャラのでない夕凪ステージのために...感謝で涙出る〜!
そんな紗彩ちゃん&エロイザさん率いるサンバ隊の夕凪パレードを盛り上げるために、浦田さんが猛スピードで作り上げたのが、スピーカーを搭載したお神輿!!!これはヤバイ!!!こんなん担いでパレードしたらめっちゃ盛り上がるやん!!!
というわけで、ボットンズや宇宙サービスがお神輿を担ぎ、サンバ隊を引き連れた夕凪パレード開始!!もちろんゲリラで(笑)。セクシーすぎるサンバダンスと熱すぎる楽器隊の音楽!アッという間に人が集まって盛り上がる!!!
しかし、開始早々スタッフ谷村さんにめっちゃ怒られた。神輿に発電機を使うのは危ないという理由でだ。う〜....すみません。
開始5分で発電機ストップ。
でもサンバ隊のパレードは止まらない!太鼓の生音とボギーの拡声器だけで踊り続けるサンバダンサー!そのままパームステージのほうへ乱入、ステージでセッティング中のオーサカ=モノレールがぽか〜んとした顔してた。
サンバ隊は夕凪ステージまでパレード、夕凪ではあかおさんの愛娘ちゃんたちによる可愛いフラダンスから再びサンバダンスでみんな輪になって踊りまくり。
盛り上がって良かった。でもめっちゃ疲れた(笑)。
紗彩ちゃん、エロイザさん、楽器隊の皆さんほんとありがとうございました。
お神輿担いでくれたみんなもありがとう!
パレードでヘトヘトになったあと、夕凪では波多江崇行+ 川下直広duoのジャズが心地良かった。波多江さんと川下さんはパームステージで大トリの渋さ知らズオーケストラにも参加するとのこと。
モンドの似顔絵屋さんは今日も大盛況で「描いて欲しい!」とお客さんがひっきりなしに声かけてくれたんだけど、予約はアッという間に埋まってしまった。
当初15人描く予定を今日は7人に減らしたのだ。その理由はモンドが「サンセットは遊びたい!!!」と言うから(笑)。そりゃあそーだよなあ。モンドは0才から毎年ここで遊んでいる。サンセットで遊ぶのは一年の中でもすごーく楽しみなことのひとつなのだ。
「よし!じゃあ今日は7人だけにして、描き終わったら遊んで良し!」と約束するとモンドはダダダーッと7人描きあげ、
ウヒョーーーッ!って遊びに飛び出していった(笑)。
昨日からずっと遊びっぱなしのテンちゃんは真っ黒焦げに日焼けしてる。
「かわい〜!」とあちこちで声をかけられるたび、手を挙げてニッコリ笑うアイドル気質の今ちゃん。さすがにヘドロにはちょっと怯えた様子(笑)。
大人はビール片手に音楽に酔いながら、子供たちの最高の笑顔も見れる。
これもサンセットの素晴らしいところだ。
ビーチステージではライムスターで盛り上がっていた。ものすごい人の数...。
その同じビーチの真裏では宇宙サービスのライブが繰り広げられていた。藤田さんや木藤くんが盛り上がっている。夕凪ステージが一瞬だけいつものVooDooLoungeに見えて嬉しくなった。これでいいのだ。
なんだか痛快な気分だ。
サーフステージで金佑龍と京都界隈がはじまった。ちょうど夕暮れのころ、涼しい風が吹き出して、秋がくるな〜って気配を感じながら呑むビールもまた美味い。
ウリョンの歌声に引き寄せられるように気付けば俺はビール片手にステージ乱入しとった(笑)。タンバリンで缶ビールを叩いたら、缶に小さな穴が空いてそこからビールが噴水のようにプシャーーーーッ!って吹き出した。あれ。面白かったなあ。
このあたり俺はいちばん酔っぱらってた気がする。
写真は今年「祝酒」というイベントに呼んでくれた山梨のロジェックくんや、カルメラのパクシン&ゴウシくん。
夕凪ではパームステージで演奏を終えたばかりのきいやま商店りょ〜さ〜も駆けつけ、八重山モンキーのライブ!ヨシトとりょ〜さ〜のコンビはやっぱり好きだなあ。「海」いい歌だ。もちろん俺は酔っていた(笑)。
後半はボギーとカルメラのツージーも乱入。
ほんとカルメラは隙あらばすぐ楽器もって飛び入りしてくれるから嬉しいね(笑)。
そして陽も落ち、いよいよサーフステージにザ・ボットンズが登場!!
3日間の最後を締めるトリだ。パームステージでは渋さ知らずオーケストラが大トリ、こっちはボットンズが大トリ。やり散らかしてくれ!!
ステージ前に貼られたロープが邪魔くさかったので杭をぜんぶ抜いてあげた(笑)。するとすかさずフーはパイプ椅子もって砂浜に飛び出し、真ん中に立って煽った。お客さんたち狂喜乱舞!
売れたくて媚を売るバンドはきらいだが、売れたいともがくバンドはきらいじゃない。ボットンズは売れたくても媚びは売らず、喧嘩を売っている(笑)。だから好きだ!
間違いなくボットンズは誰よりもロックンロールだったし、彼らが地元バンド代表としてサンセットに出てるのはとても痛快な気分だ。
マッチョマンたちに担がれてあかおかずのりが拡声器でステージ突入!!
ボットンズの演奏であかおさんの「マイクロフォン」を歌った、ボットンズとあかおさんの珍しいコラボ。熱い!
続いてボギーもマッチョマンに担がれて乱入!ボットンズの演奏で「青い春」とRCサクセションの「キモちE」を歌った。歌ったと言うより叫んだ。
「サイコー!サイコー!サイコー!サイコー!サイコー!」と叫びながらサーフステージから夕凪ステージへと移動!そのまま夕凪セッション開始だ!!最後は分け分かんないくらいのお祭り状態のまま、ボギー、あかおかずのり、浦田タケヒロの3人で「贈る言葉」を歌った。
もちろんシメは胴上げ。
おれらは無名である。でも、誰にも負ける気はしないのだ。
夕凪ステージは小さい。音も小さい。場所も隅っこ。ギャラもない。
「こんちくしょう!」と思ってる。
でも、それが夕凪のエネルギーの根源だと思う。
マグマのようなエネルギーが吹き出して、何かが起こる。
エネルギーは感動や笑顔に姿を変えるのだ。
胴上げあとにゆうなぎステージで撮った写真、みんなの笑顔がキラキラしてるね。
いや、ギラギラしてるっ!
サンセットライブの3日間が終わった。
サーフ&ゆうなぎエリアという新しいステージは試行錯誤の連続で、今年はとくに“闘い”な3日間だったし、ここには書けない思いもたくさんあるんだけど、終わってみればすべては最高の充実感に包まれていた。
サンセットライブを支えている実行委員の方々には本当に感謝です!
そして夕凪ステージを作った仲間たち、おつかれさまでした!
また来年もいっしょに暴れましょう!!!
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