今年も「ヨコチンロックフェスティバル」を終え、自分にとって一年のいちばん大きな山場を越えることが出来た。このフェスは、自分自身で、自分のために目指す山なのである。 
 

登山家はより高い山を目指す。 
音楽家もまた同じようなものだと思っている。 


この一年で出会ったり、刺激を受け合ったりした音楽家たちを一堂に集めて、とにかく全身全霊で高め合いたい。それが「ヨコチンロックフェスティバル」という祭りをやる意味なのだ。



9月27日「ヨコチンロックフェスティバル」当日、ギンギンのテンションで鼻息荒くVooDooLoungeへ。MOROHAが、なつやすみバンドが、TAKEVEZが、ゴトウイズミが、全国各地で出会った音楽戦士たちが続々と福岡に集結して来る感じがゾクゾクする。 

お客さんもいまや福岡だけじゃなく、県外からもたくさん来てくれるようになった。 



14時半、開演! 


山登りは体力勝負である、まずはみんなでラジオ体操から。
絵面はずいぶんマヌケだけど、やってみるとすこぶる爽快(笑)。 

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オープニングアクトは、劇団・万能グローブガラパゴスダイナモスのチンロックのための新作コントから。出演バンドの名前をふんだんに折り込んだ内容で、すごくおもしろかった!
チンロックは群像劇、だから今年はガラパにオープニングをお願いしたのだ。 

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お芝居の生声にみんな耳を澄まし、笑いから始まるロックフェス。 
いきなり爆音で元気なバンドがハイテンションでドカーンと始めるロックフェスのセオリー通りにはやりたくないのだ(笑)。 



で、一番手バンド登場!カルキンズ。 
ここは爆音で元気なバンドがハイテンションでドカーンと始めるロックフェスのセオリー通りなのだが、カルキンズのハイテンションぶりは完全に狂犬レヴェルなので、レッドゾーン振り切っちゃって一気に沸騰!!!!マイクはほとんど口にくわえたまま歌ってるし、いちいちステージから飛び降りて来るし、ヨダレだらだらやし、最後はぷりんぷりんのケツ丸出しだしで肩車されとるし...。 

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祭りのはじまり最高やんけーーーっ(笑)!!!!!!! 



続く白痴がまた最高!!! 
今年見た白痴のライブは全部よかったが、今夜も切れ味バツグン。 
まだ昼間なのに、VooDooはもうこんなにお客さんも熱気もいっぱい! 

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翌日知ったんだけど、ベースのまるくん肋骨折れてたらしい...たぶんあの瞬間やろな...。 



3番手は漢方先生。 
出番前の楽屋で緊張しすぎて顔が真っ白になってる漢方先生をおちょくりに行った(笑)。
しかし、ステージ始まると漢方先生はブッ飛んだ!いつもよりおっぱいハミ出して気持ち良すぎる歌いっぷり!!!! 

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1曲目を静かに始めたのも素晴らしい流れだと思った。さすが先生。 



ここまでの流れ、完璧だ。 
ビールが美味くて仕方がない(笑)。 


お父ちゃんが呑んで騒いでるあいだ、息子はがんばってた。 

会場の隅につくったモンドくんの似顔絵屋さんコーナーも大人気で、限定20名で配った整理券順にどんどん似顔絵を描くモンド。しかも今日はテレビの取材まで入ってた。
(KBC「ニュースピア」で10/3(金)放送予定です) 

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モンドにとってはVooDooでやる似顔絵屋さんがやはりホームなのだ。 
九州ロッカーズのシゲちゃん、似すぎてて笑える〜。 

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フロアではサブステージで林まゆのステージ。今年のチンロックでお客さんに最も衝撃を与えたのは彼女かもしれない。俺も林まゆがどんなステージやるか興味津々だったけど、主催者の予想すら遥か斜め上を飛び越える怪演!!!! 

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「まゆレンジャー!」として全身コスチュームで登場し、ユウスケのケツを蹴り。早着替え(めっちゃ遅い)で普通の姿に戻り、黒ビニール傘を何本もステージに広げるという怖すぎる謎のパフォーマンスで会場を震え上がらせつつ1曲目。続いてアカペラで「ドレミの歌」(ファ〜はファックのファ〜)を辿々しく歌いながらまた早着替え(さらに遅い!)で、エロ女教師スタイルになり名曲「HOW×3」を歌い踊った。 

地下アイドルと言うにはあまりにも闇が深すぎる...。 
闇が深すぎて逆に<光>を感じるという不思議な人だ。 

今年のチンロックMVPは林まゆにあげたい。これぞダークホース!!! 
お客さんたちの「もの凄いものを見てしまった!」という表情が忘れられないな(笑)。 




チンロックのチンロックたる混沌の流れは続く、続いて岩国のTAKEVEZだ。 
スターティングメンバー11人、全国各地のご当地メンバーを合わせると20人のデジタルサイバー(((サブカル)))パンクで、今年の1月に岩国で対バンしたときの猛烈なエネルギーと祝祭感に感動してその場でチンロック誘ったんだけど、今回8人と若干少なめ...。 

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ライブは良かったし、宇宙サービスのジマオさんなんかも加わって盛り上がってたんだけど、俺は心の中で「あの日のとちがう!もっともっとスゲエのやれるはずだろ!!」って思いが拭えなかった。 


チンロックでベストパフォーマンスを見せくんなきゃヤダ!って思うのは、俺のわがままなのだろう。ごめんな、TAKEVEZのみんな愛してるよ! 



フロアでmoon at noonのベリーダンス、ぱあっと美女の華が咲いた。ベリーダンスは腰の動きが美しい。動きひとつひとつに物語も感じる。そりゃあ勿論やらしい目で見るよ、男だから。美しいボディラインにムラムラしながら呑むお酒は格別に美味くなるってもんだ。
動物学的観点から考えても<舞い>というものは本来そーいう目的があると思ってる。
美しかった!あざす!!! 

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美しい踊りのあとは、九州ロッカーズが美しい<きんたま>を見せてくれた(笑)。 
ヨコチンレーベルのマークに最大のリスペクトを見せてくれて感謝!!!やっぱりシゲちゃんのきんたまはつるつるのすべすべで美しかった!モザイク無しでお見せできないのがザンネンです(笑)。 

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いや、きんたまにどうしても気がそがれるけど、ライブめちゃくちゃカッコ良かったからね!祭りにジャストフィットな土着的フレーズを散りばめたDUBサウンド!!大好き! 


その流れからのサブステージでノンチェリーのライブDJ、最高の亜熱帯気分。俺はノンチェリーのライブを観るたび<日本人は音楽を生真面目にやりすぎなんじゃないか>という気持ちになる(笑)。ノンチェリーはノンチェリーで真面目にやってると思うけど、佇まいが極めて不真面目で、本当のCOOLってそーいうことだと思う。 

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ステージに乱入したシゲちゃんはまだきんたま出っぱなし(笑)。 



タテ・ヨコ・ナナメ。 

あらゆる角度から揺らすグルーヴがヨコチンロックフェスなのだ!!! 



今年で3年連続出場のザ・なつやすみバンド。 
魑魅魍魎が集うチンロックで、なぜこんな爽やかなPOPバンドが?って不思議に思う人いるかもしれないけど、流れで見ていくと、なつやすみバンドが連続出場しているワケが分かると思う。
山の中腹で、険しい崖をよじ登ると突然きれいな湖が現れたような感じ(笑)。 

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ピアノやスティールパン、トランペットの音が秋の訪れを伝えて来る。心にすとんと落ちて来る郷愁。 

あと、おれが彼らのこと大好きなのは、毎年アタマからケツまでぜんぶ楽しんでくれてるところよね。チンロックを愛してくれてるのが何より嬉しい。 



湖の向こう岸には悪魔が...(笑)、カシミールナポレオンの登場。 
この2人が福岡で見れるのはもはやチンロックしかないということで、カシナポ目当てのお客さんも確実に年々増えてるのが笑える。そして誰かから指示されたわけでもなく、自然にみんな体育座りになる光景は笑えると同時に感心する。 

ほんと楽しみ方を熟知した素晴らしいお客さんたちだ!!!! 

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新曲「悪魔タンゴ」笑った、悪魔ポーズも笑った、Kの斬新なダイブも笑った、大爆笑の連続!!!!実は結成16年のベテランだけど、ベテラン感が皆無なのが誇らしい! 
来年もヨロシクね(あ、もう来年のオファしてもーた(笑)。) 


カシナポが終わったと同時に、内村さんがビートを叩き出し、○菌(MARUKIN)のライブが始まった!!!!これには驚いた!!!! 
いつも入念にドラムのサウンドチェックをしたあと、一旦楽屋に戻り、タバコを1本吸ってからステージを始める内村さんが、サウンドチェックもなくいきなりぶっ叩きはじめたからだ。

お客さんたち体育座りから一斉に立ち上がり、アッという間に踊り狂う!!! 
状況判断力ハンパなし(笑)! 

そこから一気に沸点まで登り詰め、山の五合目で最初の頂点を向かえた。 

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来たぞ来たぞ来たぞ!!!!! 



レポ、後半戦につづく!