年内にレポをリアルタイムに追いつきたいので、今夜からたまってるライブレポを書いて行きます。 


まずは、12.8(日)のレポ。 

この日はくじらの杉林恭雄さんのソロライヴがJUKE JOINTで開催され、共演に東京ローカル・ホンクの木下弦二さんとボギーが誘われた。誘ってくれたのはSOUTH POPの晴子ちゃんだ。 

弦二さんはくじらの大ファンらしい。ボギーはというと、中高生の頃にテレビで「カラス」など数曲のプロモーションビデオを見た記憶があるくらいで、失礼ながらくじらの音楽を今までちゃんと聞いたことが無かったのに、なんで晴子ちゃんは俺のことを誘ってくれたのだろうと不思議だった。 


夕方、会場のJUKE JOINTに行くと、すでに杉林さんと弦二さんがセッションの打ち合わせをしていた。弦二さんはよっぽどのファンなのだろう。少年みたいに目をキラキラさせながら杉林さんの横でギターを弾いている。きっと自分も影響を受けた大好きな音楽家と共演するときはいつもこんな顔になってるんだろ〜な〜なんて思いニヤニヤしながらその光景を眺めてたら、「ボギーくんも一緒に演ろうよ!」とふたりに誘われて、一気にドギマギする。初対面でろくすっぽ挨拶もしてないのに、いきなりセッション。でもそういうのが一番スマートなのかもしれない。 

ボギーはハーモニカでセッション演ることになった。弦二さんの曲で1曲、杉林さんの曲で1曲だ。軽〜く流れを打ち合わせする程度の練習をして、なんとなく雰囲気掴んだあと、3人で蕎麦を食べに行った。 


「玄」という蕎麦屋で、ここは安くて美味い。蕎麦食いながら弦二さんすっっっごい饒舌(笑)。杉林さんは笑顔から優しそうなのが伝わる。ふたりが昔の音楽シーンの話をしているのを興味深く聞かせてもらった。 


蕎麦を杉林さんから奢って頂いて恐縮、ご馳走さまでした! 


JUKE JOINTに戻るとすぐにボギーの出番だった。年齢順でボギーが一番目にくることは最近ではもはや珍しいので、なんだか嬉しい(笑)。ライブは、かなり自然体でやれたと思う。最近、弾き語りするとき、ほんとに力を抜いてやれてる。手を抜いてるわけじゃなくて、余計な力を抜いてやれてるって意味ね(笑)。 

終わって、杉林さんが親指をグイッと立ててにっこりしてくれたのが嬉しかった。 


続いて、木下弦二さん。今年の春に「はるかぜ」で出会い。夏に「勝手にニューポート」で再会し、今回で共演は3度目となる。弦二さんのステージも、いい意味で力が抜けてる。お酒一滴も呑んでないのにまるでべろんべろんみたいな良い表情で歌う、声も独特の深いヴィヴラートが気持ち良くて、身体がフワッと軽くなる。素敵だなあ。 
途中でボギー呼ばれて1曲セッション。ハーモニカとマラカスでしっくりやれたと思う。 


そしていよいよ杉林さん登場。会場には、昔から大ファンです!という気持ちが滲み出まくっているお客さんたちでいっぱい。1曲目はハードな曲で始まり、2曲目に「カラス」だった。知ってる曲が聴けて嬉しかった、と同時に、杉林さんの曲ってギター1本でも充分にバンド感があり、ビート感があり、広がりがあるってことに気付いた。不思議なノスタルジックさとジャポニズムとニューウェイブ感とが交ざって、すっごいPOP! 

さらに杉林さんはお客さんと一緒に楽しみながらステージを作って行くのが巧い!強制的なコール&レスポンスじゃなくて、自然に沸き上がる合いの手のようにどんどん聴き手の心が解放されてく、まさに音楽のキャッチボール(この表現ダサイけど、キャッチボールって言葉がほんとにぴったりなのだ)。 

ああ〜、なんで今までちゃんと聴いてなかったんだろうって後悔するほど、素敵な音楽だった。 


中盤から弦二さんのギターが加わり、数曲。最後にボギーも呼ばれ、3人で1曲。すっごく楽しいセッションで、心躍った! 


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自分の最近のテーマとして、「PAでリバーヴをかけずに、人間からリバーヴを滲みだしたい」ってのがあるんだけど、杉林さんも弦二さんも人間からリバーヴ感がすごい滲んでて、打ち上げでそれ言ったら二人から「うはははは!人間から出るリバーヴか!いいね!」って爆笑されたけど(笑)。 


いい夜だったなあ。音楽が悦びで満ちてた。 


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またどこかで共演したいな〜。 
出会いをくれたSOUTH POPの晴子ちゃんにも感謝。