相変わらずいらん演出とか悪ノリとかしょーもない歌とか盛りだくさんだけど、たまにズバーーーンと直球剛速球が胸に飛び込んでくる。五木ひろしと天童よしみの歌は真っすぐでよかったなあ。石川さゆり「天城越え」はもはや笑わせにかかっているとしか思えない、最高の顔芸(笑)。森進一の顔は年々プラスチックになってきてて日本エレキテル連合より怖い「だめよだめだめ」。良い顔を見れるのも紅白の醍醐味。でもここ最近お笑い芸人がやたら出過ぎてるのがつらい。芸人は大好きだし、お笑い番組も見るけど、紅白にはあまり必要ない。副音声でふざけてるのも「歌」に対して失礼な感じがすごくする。いちばん印象的だったのは中森明菜、あのギリギリな感じと、歌声の衰えなさ、そして歌いきったあとのなんとも言えない明菜スマイルは胸がぎゅーっってなった。その一方、トリを務めた聖子ちゃんは音声がずれてんのかなって思うくらい歌を(わざと)ずらして歌ってたのがすっっごおおーーーーーーーくムズ痒かった。ディナーショーやりすぎたらあんな歌い方になるのかな?細川たかしのテカテカおめでた顔や美輪明宏はもう完全に七福神とかの領域。天上界を思わせる美輪明宏の演出はすごかった(丹波哲郎の「大霊界」思い出したけど)やっぱり紅白の舞台で日本国民にメッセージを送ろうとする強い「気」がこもっている音楽はすごい!サザンも気骨と意志があった。あと歌ではないけど、ゲストのタモリの存在感と安心感はすごいなと思う。タモリは日本の宝かも。司会の吉高由里子もマイペースで気取ってなくて好印象だったな〜。最後の紅白のテープがドドーーーン!って噴射した音に「わあああああ、ビックリした〜」って声が入っちゃってそのまま番組終了したのもほっこり笑えた。そのまま「ゆく年くる年」へ。
 
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今回の紅白、すべてを見終わったあとに感じた物足りなさ。それはやっぱりサブちゃんが居なかったこと。大晦日にサブちゃんの声を聴くってことは、すごくでっかいことだったんだなあって思った。
 

1/24、ヨコチンレーベルで55人引き連れて「北島三郎博多座公演」観に行くのが、ほんとに楽しみ!

北島三郎