ボギーの悪趣味音楽作法

「ヨコチンレーベル」代表。ボギー弾き語りのほか、バンド「nontroppo」「東京ノントロッポ」「奥村靖幸」。イベント「ハイコレ」「ラウンジサウンズ」主催。などなど、日々を祭りのように生きるボギーの日常をレポするブログ。 ヨコチンレーベル http://www3.to/yokotin/ 息子のブログ「モンド今日の絵」http://mondo-art.blog.jp/ 娘のブログ「今ちゃんぽ」http://imachanpo.blog.jp/

2014年03月

スナックボギー2014


●1年に一度開店する幻のスナック、あの「スナックボギー」が帰って来た!! 

異様に面白可笑しい個性を発揮する伊勢の異端児トーマスをゲストに、

音楽あり、お笑いあり、トークあり、ゲームあり、貴重映像や面白映像の上映会あり、サプライズあり、何でもあり!!! 

笑いと感動とスカムが渦巻く大人の為の遊びの時間。 

ホロ酔いになって、いっぱい笑って、ボギー&トーマスと酔い夜を過ごしましょう




4/4(金)『スナックボギー2014』 

@cafe & bar gigi

時間)19:00~24:00 

料金)チップ制(投げ銭)+要1ドリンクオーダー

※出演のふたりにチップ(1000円程度)をご用意ください。

演奏:ボギー/トーマス(伊勢)

選曲:ボギー/トーマス(伊勢)

映像:ボギー/トーマス(伊勢) 

遊技:ボギー/トーマス(伊勢) 

お話:ボギー/トーマス(伊勢)


スナックメニュー

<スナックボギー・メニュー>

・はじまりのご挨拶(ラップで)。

・俺が一番好きな酒の肴はコレだ。 

・キン消しで遊ぼう!(第4回超人オリンピック)

・森進一の熱唱顔を見て笑おう。

・最新版!「のど自慢」で人間とは何かを考えよう。 

・NHK「初笑い東西寄席2014」のグダグダ過ぎるエンディング。

・モンド画伯ド緊張!初テレビ出演を見よう。

・発掘レア映像!「笑っていいとも」テレフォンショッキングにボギー出演。

・SASUKEで首を痛めすぎた男。

・SASUKE史上最短記録の男。 

・高橋英樹の厳しすぎる表情。

・コロッケの早回し11人メドレーをあえてスローで見てみよう。

・世界一エロい名前を考えよう。

・unco大喜利!!

・衝撃!鬼の手のミイラ。

・ヨコチンレーベルに送られてくるとんでもないデモテープの世界。

・目隠ししてドラえもん絵描き歌をしよう。 

・衝撃!久保田利伸のポストカード。

・衝撃!中国からの謎の暗号。

・高齢化社会を考える!あした順子ひろしの漫才。

・ぜんぜん似てないモノマネで最後まで歌いきろう!

・長渕剛、盗作疑惑に迫る!

・永ちゃんのリハーサル風景を見よう。 

・みんなで岡村靖幸「家庭教師」を見よう。

・鬼畜!映画「漂流教室」のエロシーン。

・うまい棒を食い当てよう! 

・ラウンジサウンズ紅白歌合戦をダイジェストで見よう。 

・ボギーの一本締め 

ほか


<スナックトーマス・スペシャルメニュー>

・ドナ〇ドダックホーミー

・仮面時間

・ショートアニメーション上映

・3人トーマス(映像+ライブ)

・玩具即興演奏

・紙芝居

・ウクレレ


※全メニューを時間内に消化しきれない場合もございますことをご了承ください。



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■トーマス(伊勢)
見かけ完璧な外国人。だけど英語が話せないイマドキのハーフ。三重県伊勢市在住、絵を描いたり、アニメーションを作ったり、音楽を作ったり、家でイベントを開催したりしている。そのシュールで奇妙な笑いを生む絶妙のセンスは必見! 


「今年フィッシュマンズナイト福岡いつやるの?」ってたくさん聞かれるのはありがたいこと。
毎年、命日の3/15にやってた。今年もやりますよ、時期はまだ決めてないけど。
気持ちのいい季節にやりたいな。

そして、明日3/16はnontroppoの最初のベーシスト有田一登史の命日。

あの日から13年です。 

結成当初のnontroppoが初めて出したCDが「thanatopia」で。 
このアルバムのレコーディングを終えた翌日、彼は事故で亡くなった。 

持っている方は、ぜひ聞いてあげてください。 
このCDの中で、彼が生きています。



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バンドマン花見大会


ボギーと井上周一と藤井よしえ主催で10年くらい前から始め、

今でも毎年やってるバンドマン花見大会。 


今年も盛大にやりますよ~! 


バンドマンって付いてるけど、あんまカンケーないので。 

バンドやってなくても良いし、音楽関係じゃなくても良いです。

むしろ歓迎されます(笑)。 


とにかくいろんな人が大勢集まって大宴会して、 

そこで出会って、仲良くなって、 

新しい繋がりが生まれたら最高やね。 


そーいうお花見大会なので、みなさん来れる時間に気軽にお越し下さい。 

今年もどどっと集ろう!!! 



4/5(土)((((( バンドマン花見大会 ))))) 

@天神中央公園 (アクロス横)

時間)15:00~24:00くらい 

参加自由(酒と肴を各自持ち寄り) 

※ブルーシートなど敷物も各自持って来てもらえると助かります。 



おねがい:ゴミは各自で持ち帰りましょう。 



※今年もおもいっきり大人数で集まりたいので、みなさん口コミ、シェア、リツイート、じゃんじゃん協力お願いします!


スタンダードブックストア心斎橋で、モンドの原画展3/14から始まってます。京都は恵文社一乗寺店で3/15から!東京は6次元で3/29(土)のみ開催です。ぜひ見に来てくださいね!期間中、モンドのポストカード、リトルブック(もうすぐ完成!)、雑誌「ヨレヨレ」を販売。最終日にはモンドが来店して、似顔絵屋さんもやります!(人数限定です)

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「モンドくんの似顔絵屋さんツアー」 

●福岡在住の10才のモンドくん。お父さんのレコード部屋から毎日1点題材を見つけ、肖像画を描いている。目に映ったものをそのまま描くとっても単純な画風は、対象の本質をむき出しにする。そこには本当がある気がする。本当は怖い。そしてユーモラスだ。もんどくんに似顔絵を描かれると、気持ち良いような、恥ずかしいような気がする。かっこつけている世の中のものをもんどくんに描いてもらいたい。 
地元福岡では度々似顔絵イベントを開催し、すでに話題となっているモンドくんがこの春福岡を飛び出し、似顔絵を描きにやってきます! 描き溜めた膨大な数の肖像画の中から、選りすぐりの作品の展示も行います。 

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京都 恵文社一乗寺店 
http://www.cottage-keibunsha.com/ 

◎「モンドくん似顔絵ミニ展示」展示日程 
2014年3月15日(土)〜30日(日) 

◎「モンドくんの似顔絵屋さんツアー」イベント日程 
2014年3月21日(金・祝) 13:00〜16:00 
※当日はボギーのミニライブもあります!(14:00と15:10の2回の予定) 

◎場所 
恵文社一乗寺店 
〒606-8184 京都市左京区一乗寺払殿町10 

◎似顔絵料金(予約者優先) 
1000円 

◎お問い合わせ 恵文社一乗寺店/075-711-5919/mondokunstaff@gmail.com 

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大阪心斎橋 STANDARD BOOKSTORE 
http://www.standardbookstore.com/archives/66141865.html 

◎「モンドくん似顔絵ミニ展示」展示日程 
2014年3月14日(金)〜22日(土) 

◎「モンドくんの似顔絵屋さんツアー」イベント日程 
2014年3月22日(土) 12:00〜16:45 

◎場所 
スタンダードブックストア 心斎橋 BFカフェ 
大阪市中央区西心斎橋2-2-12クリスタグランドビル 
TEL 06-6484-2239 

◎似顔絵料金(予約者優先) 
1000円 

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3/29(土) 東京荻窪六次元 
http://www.6jigen.com/ 

◎「モンドくんの似顔絵屋さんツアー」展示・イベント 
2014年3月29日(土) 14:00〜18:45 

◎似顔絵料金(予約者優先) 
1000円 

参加方法:当日、会場にて受付をいたします。
〈 ①14:00〜15:00 ②15:15〜16:15 ③16:30〜17:30 
 ④17:45〜18:45 各回4名まで 〉
また、メールでのご予約も承っております。
お名前、ご連絡先、上記の希望時間をご明記いただき、件名に
「モンドくん6次元似顔絵予約」と入れ、ご予約ください。
E-mail : mondokunstaff@gmail.com 
当日のご連絡:090-4434-9669(モンドくん似顔絵スタッフ)
お問い合わせ:マーマー 03-3404-0540/mondokunstaff@gmail.com 

◎場所 
東京都杉並区上荻1-10-3 2F
03-3393-3539 

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モンドくんプロフィール 
福岡在住の小学4年生。幼少の頃より独特の個性を発揮。3才頃から面白い絵を描き始め、小学生になると数々の絵画コンクールで入賞。月刊雑誌「NO!」にて「モンド画伯の似顔絵講座」連載中。福岡の宅老所“よりあい”の機関誌「ヨレヨレ」の表紙、挿絵を担当。地元福岡では度々メディアにも取り上げられるなど、注目を浴び始めています。毎日1枚の絵をネットで発表することを日課としています。 

ブログ『モンド今日の絵』 
http://mondo-art.blog.jp/

3月3日。 

山梨のロジェックくん家で目が覚める。めちゃくちゃ寒い朝だ。ロジェックくんには奥さんと1才の赤ちゃんがいるのだが、この日は実家にお泊まりらしく会うことは出来なかった。 

トイレには、ずいぶん昔のヨコチンロックフェスのとき配った「ハイコレ通信」が貼られていた。ロジェックくんは毎朝うんこしながら、これを読んでいるのだろう。嬉しいな。 

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さらに山梨名物だというホルモン煮込み定食(美味!)までご馳走になり、ほんとに世話になった。山梨のシーンについてもたくさん話きけたし、初めての街で良い思い出がたくさんできたよ。ありがとう! 
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さあ、今日はツアー最終日!神奈川の溝の口でライブだ。っていうか、今日は3月3日。今ちゃんの初めてのひな祭りなのに、ツアー中で家にいなくてごめんね。なんて思ってたら奥さんから写メ届いた。 

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それ見て、ちょっぴりホームシックな山梨〜溝の口の鈍行列車のひとり旅。 


2時間半くらいで着いた。近いね!今夜の会場である溝の口12bunchも、駅から歩いて数分。近い!主催の中村勝男さんよりも早く会場入り。リハをサクーッと済ました頃に勝男さん到着。共演の原さんも、POOJIKAさんたちも到着。ってことでさっそく前打ち上げに行く!(まさかこの一週間後、ツーフーで苦しむことになるとはこの時点では知る由もない...) 

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楽しいっ!原さんや勝男さんと、照和時代のなつかしい話しで盛り上がる〜。あ、そうそう。今夜の主催の勝男さんは、THE LOVEというバンドのベーシストで当時は照和で一番人気のグループだった。原さんは、ミュージシャンであり、照和のブッキングマネージャーでもあった。もう20年来の友人なのである。 

会場に戻ると予想以上にお客さんがいっぱい!わいわいしとる。かなり久しぶりに乗行夫妻も来てくれた!おお!! 
イベントは勝男さんのぐだぐだな司会から原さんのライブでスタート!ああ〜、なつかしい照和の匂いする〜。溝の口だけど。 

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続いてPOOJIKAさんは、北三陸訛りの面白い女子ボーカル(歌めっちゃ巧い!)とサックス、ギターのトリオ。レベル高かった〜。 


そしてたまたまローリングストーンズのドーム公演を観に東京来てたゴーグルズのセシルさんによるロックアホアホ映像鑑賞&トークのコーナー(聞き手はボギー)、まるで友達の部屋で宴会してるような盛り上がりだったぁ〜。 

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音楽は"音"じゃない!"顔"なのだ(笑)!! 
こいつにはほんきで笑わされたな(笑)。 

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http://youtu.be/g4ouPGGLI6Q 


トリはボギー。 
前半はビートルズ風オリジナルナンバーメドレー。 
後半はオリジナルソング(終盤はほぼ岡村靖幸(笑))と、2部制で1時間越えのライブ!何曲歌ったかな?この6日間のツアー中で、一番「歌」えた。 

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最後は「青い春」を歌ったよ。この曲の歌詞に出てくる「屋台に集まる野良犬たち〜」のモデルは、当時の照和の仲間たち。企画してくれた勝男さん、ありがとう! 
(この写真のとき、勝男さんと原さんはべろんべろんでした) 

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一応昨夜は「オーバーオール」というドレスコードがひっそりとあったんだけど、ほんとにオーバーオール着て来たのはセシルさんと勝男さんとボギーの3人だけ(笑)。 
売れてないトリオ芸人みたいだ…。 

写真は打ち上げにて。 

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さらに勝男さん家で部屋呑み。そのままコタツで撃沈。 
船上ライブから始まり、神戸、伊勢、大須、甲府、溝の口とツアーを回った。 
初めて回る場所、初めて出会う人、毎日がトキメキの連続だった。 
そして毎朝、知らない天井で目を覚ますのは、ほんとうに楽しいのだ。 

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ボギーのアルコールメモリーズTOURはまだまだ続く、まだ行ったことない町にもバンバン行くぜ!!! 



飛行機で、福岡に戻ると空港に奥さんと今ちゃんが迎えに来てくれた。一週間ぶりの今ちゃんの笑顔。あ〜、ホッとする。 

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家に帰ると、小さなおひな様が飾られていた。 

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3月2日。 

2時間寝て携帯のアラームが鳴る。朝の7時、かよちゃん家の長屋をあとにする。8時過ぎの山梨行きの高速バスに乗る。甲府までバス移動中、景色みながらお弁当〜。 

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久しぶりにコンビニ弁当食べた、味が濃すぎて舌がしびれる…。こんなの毎日食べてたら体おかしくなりそうやな。 

甲府と言えば、数週間前まで大雪で街全体が埋まってしまい、交通機関も全て麻痺し、孤立した街となり大変なことになっていた。いま街はどんな状況なんだろう...と心配しつつ、車窓から景色を眺める。山梨に近付くにつれ景色は徐々に雪深くなって来る。 

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甲府に到着!街中はほぼ除雪されてる。が、商店街はすがすがしいほどに閑散としてるなあ。そしてめちゃくちゃ寒いっ!!! 

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携帯で銭湯を検索したら近場に都温泉というお風呂があったので行ってみたが、番台に誰もいない。呼んでも返事ない。 

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しばらく待っても来ないので、電話をかけてみると、おじさんがどこからともなく現れた。でも、ずっと世間話を聞かされてなかなか風呂に入れない(笑)。「すみません、風呂入って良いですか?」「おう!どうぞどうぞ!」やっと入れた。 

風呂からあがると、またおじさんの世間話。「にーちゃんライブがんばれよ!」ってポカリくれた。なんか良いな〜。ほっこり。 

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会場の桜座へ行く。イベント「祝酒」を主催するロジェックくん、昔は福岡に住んでてハイコレや総決起集会、チンロックなどよく遊びに来てくれてたそうだ。だから今回すごく熱心にボギーをイベントに誘ってくれたし、「ハイコレ通信」を真似た「ロジェロバ通信」なるものを作ってくれてた。こーいうの、ほんと嬉しいよね。愛を感じて胸が熱くなったよ。 

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しかしそれにしても桜座。すごい雰囲気良い!元々が古い酒蔵だっただけに、大きな木造建築、歴史を感じる。席も畳やし。今夜も良いライブできる予感しかしない(笑)。 

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16時の開演時間からすでにお客さんいっぱい。最初はロジェックくんの挨拶と振る舞い泡盛で乾杯!その後も振る舞いワイン(甲府ワイン)があったりとさすが酒蔵、さすが祝酒(笑)!東京から遊びに来たゲーリーくんとカンパーイ!(まさかこの一週間後、ツーフーで苦しむことになるとはこの時点では知る由もない...) 

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地元のミュージシャンがお客さん全員に打楽器を配り、バンバン盛り上げて会場の空気を温める。宴のはじまりだ。イベントの流れ、雰囲気作りをよく考えられたイベントだなとこの時点で感じていたが、それは次に出たMOROHAのステージで決定打となる! 

ステージ一発目、MOROHA。初めて見たけど、すげえ!やられた。“気”の入れかたが尋常じゃないアコギとラップの2人組。ヒップホップとかの括りじゃ語れない、本気の音楽。 
54-71meets竹原ピストルという例えが頭に浮かんだが、何かに例えるのは失礼だなと思い頭からかき消す。 

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実はリハのとき、MOROHAのアフロくんというMCの方から挨拶されて、それが「今日はよろしくお願いします、でもすみません!ぼくら最終電車で東京に戻らなきゃいけないので、トリのボギーさんのステージ3分の1くらいしか見れなくて残念です。」という律儀な挨拶だった。初対面でこういう挨拶から始める男はきっとチャントした男だろうと直感した。 

アフロくんはステージ上から全出演者にプレッシャーをかけて来た。イベントと対バンに敬意を込めてこう言った「俺が一番すげえ!」と。 

MOROHAのステージにびりびり触発され、今夜のボギー、いつにも増して燃えてる。 

さらに、桜座の入り口の貼り紙が、出演者に静かに熱くプレッシャーをかけてくる。 

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今夜は浮かれたパーティーではない。めちゃくちゃ“気”を込めて挑まないと呑まれる。おれはミネラルウォーターのペットボトルに泡盛をどぼどぼと入れた。今夜は呑んでも酔わない。呑めば呑むほど頭は冴えて来る夜だ。 


転換中は、BARスペースで地元ミュージシャンのライブ。ケイト・チャンポラというスキンヘッドの女の子が歌ってた。透明感があってきれいだった。 

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ステージでは、先ほどのMOROHAの緊張感とは打って変わって、リディメイツのアッパーな演奏でダンスフロア状態!お客さんたち酔いどれだらけで最高(笑)。山梨の熱い夜に武者震う〜!! 

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再びBARステージでは地元ミュージシャンが大盛り上がりさせる。イベントは共演者同士のバトンリレーである。良いライブのあとはさらに良いライブをしなきゃいけない、後半になるにつれそのプレッシャーは大きくならなきゃいかんのだ。だから今夜の流れは本当に素晴らしい! 

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その間、メインステージにはたくさんのキャンドルが灯され、さらに酔いどれさせてくれる幻想的な演出。バセルバジョンの巧みな演奏。「祝酒」どこまで酒を美味く呑ませてくれるのだ! 

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俺はもうギンギンだった。目が爛々とケモノ状態。演者に良いプレッシャーをかけてくれるイベントに出会えたときは歓喜のあまり大体この状態になる。(主催のロジェックくんはすでに酔っぱらってワーイ!ってなっとるけど(笑)) 

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大トリを任されたボギーのライブがスタート! 

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持ち時間は1時間を任されていた。ゆったりと流れを作って、徐々に一体感を高めて行き、最後に「贈る言葉」で大団円を迎える手筈だ。山頂の景色はすでに見えていた。 

しかし!まさかの1曲目からめちゃくちゃな熱い盛り上がり(笑)!!お客さんたちのテンションものスゲエ!!!「うんこ」で踊り狂う人達は初めてだし、相撲みたいに座布団がばんばん飛び交うライブも初めて(笑)。弾き語りでここまでフリーダムに盛り上がれる山梨、すげえな。 

よっしゃ!ここからたたみかけの後半戦行くぜー!!!と思ったとき、主催のロジェックくんがやってきて耳元で「すみません、22時で音止めなんであと10分です」と告げられる。こらこら!そんなの聞いてないし、こっちも流れあるし、まだ30分しか歌ってないがな。と、無視する。 

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「時間なんか誰が決めたんじゃ!関係あるかー!!」と叫び「カーニバル」。お客さんたち踊りまくり、座布団が飛び交いまくる!! 

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またロジェックくんがきて、今度はややマジメな口調で「すいませんボギーさん!あと1曲で!」と告げに来る。たぶん、会場から怒られたんだろう。 

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が、「うるせーわい!音止めされたって生音でやりきったるわい!!」と無視して「青い春」を歌う。おれはどーしてもこの歌が歌いたかった。雪で埋もれて大変な被害を受けたこの街で「青い春」を歌いたかったのだ。みんな座って、聞いてくれた。一緒に歌ってくれた。 

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歌いきった後に「贈る言葉」を流してもらう予定だったが、結局それは流されず、客出しのBGMが流れた。 
どう考えても最後にみんなで肩組んで胴上げの流れだったし、その光景を最後に見るためにロジェックくんはこのイベントの流れを組んでたのに、富士山の頂上を目前にして山から引きずり降ろされた気分で、おれはひどく落胆した。 


ロジェックくんがPAさんに「すみませんあと1曲だけ!贈る言葉を流してください!!おねがいしますっ!!」と懇願し、お客さんからはアンコールが巻き起こってたが、「贈る言葉」が流れることは無かったし、もし流れたとしても、おれの“気”はすでに消えていただろう。 

桜座の支配人さんのおじさんが現れて、「みなさん、本当にすみません。こればかりは時間なのでどうしようもありません。」とマイクで挨拶し、イベントは強制終了した。 

最後の大団円が出来なかったのは惜しかったけど、でも、もしあのまま「贈る言葉」やってたら死人が出たかもね(笑)。 


あとで支配人のおじさんからとても丁寧に謝られた。「キミに悪いことをしてしまった、また必ず歌いに来て欲しい」と言われた。あのおじさんはきっと良い人なんだろうと思う。 


物は考えようで、今回辿り着けなかった大団円の続きは来年の「祝酒」でやればいいのだ。このイベントに来年も出れる約束をしたと思えば、逆に結果オーライだったのではないかと思う。強制終了はラッキーだったのだ(笑)。 


山梨のお客さんたちはほんとに陽気で楽しかったし、山梨のシーンに触れて良かった。 
打ち上げは主催のロジックくんやスタッフさんたち数人と居酒屋へ。PAさんから照明さん、舞台監督、舞台装飾、キャンドルチーム、いろんな人がこの「祝酒」に協力してるのが分かったし、だからこそ山梨を盛り上げようという気持ちが伝わって来るイベントだった。 

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また来年、桜座でライブやりたい。 
ロジェックくん、誘ってくれてありがとう!!! 

3月1日。 

トーマス家で目を覚ます。朝起きて知らない天井っての、おれは好きなんよね。古い家の天井ほどカッコイイ。 

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いつの間にかみんな帰ってて、昨夜の宴会がまるで夢だったかのような静かな朝。イズミちゃんは昨夜トーマスの絵を凄く気に入っちゃった様子で(おれも好きだよ)、広島の自分のお店で個展をやる準備にさっそく取りかかっていた。さすが仕事が早い! 

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トーマスは毎日一枚、小さなメモ帳に絵を描き続けてる。何年も何年も。絵がビッシリ描かれたメモ帳のおびただしい量に圧巻!やっぱりやり続けるって大事なことなのだ。 


昼にトーマス家を出るとき、庭で4人の記念撮影をした。あと2ヶ月もすれば新しい命が生まれてるだろう。きよみちゃん、出産がんばってね! 

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そういえば、3月1日は我が家は結婚記念日だった。そんな日でもツアーで家にいないのを許してくれる寛容な奥さんに感謝。(という旨のメールを送る。) 



昨夜の宴で伊勢うどんは美味くないって話で盛り上がり、そんなにいうなら「つたや」って店で名物の伊勢うどん食べたよ。麺がふわんふわんでコシはゼロ。受験生が夜食で食べるようなやさしい味のうどんだった。確かに美味くはないけど、決してマズくもない(笑)。 

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トーマスとイズミちゃんと一緒に名古屋に向かう、イズミちゃんは純喫茶めぐりのため途中下車。おれとトーマスは大須で昼飯(伊勢うどん少なくて腹に溜まんない)、鰻おむすび定食を食べた。バリ美味! 


そしてライブ会場のサイノメでリハをサクッと済ませて、ふたたびトーマスと前打ち上げに。旅先でのボギーの嗅覚はいつも冴えているので、勘で入った店は大体ハズレ無い。嗅覚の赴くままにふらり入った小さな焼き鳥屋「初鳥」がまさに隠れた名店!!なんこつ美味すぎ!!!

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隣りに居合わせたおっちゃんたちは、ここの焼鳥を食うために静岡から来たらしい。そのまま意気投合してビールをご馳走に。こういう展開は大好物!うんうん、今夜も完璧な流れだ。(まさかこの一週間後、ツーフーで苦しむことになるとはこの時点では知る由もない...) 

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今夜の会場、大須サイノメは可愛い洋品店の二階のスペース。二階はギャラリーになっていて時々アコースティック系のライブもやるらしく、やっぱり可愛い空間。しかし、大きな問題がひとつ....。床が尋常じゃないくらい傾いてるのだ!おそらく、ビー玉置いたら転がるレベルじゃなくて、ボーリングの玉でも転がりそうな傾斜(笑)。 

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お客さん続々と来てくれる。名古屋はめったに行かないので、久しぶりに会う方も多い。その中でも特に久しぶりだったのは、昔、照和で歌ってたころによく会ってた邨瀬さんと18年ぶり?くらいの再会。懐かしかった。 

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イベント開始。最初は名古屋のツユネブリというバンド、ギターアンサンブルがアンビエントな響きで気持ち良し〜。そしてベースの女の子がかわゆし〜。 



続いてトーマス。今日はウクレレ+超絶歌唱法からのショートムービー上映というメニュー。映像作品「ヤカンポリス村田さん」他、GOODセンス! 
しかし、トーマスがだんだん弟に見えてきた(笑)ユウスケに似とる。 

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映画「地下音楽現場物語」上映。名古屋のjaajaもこの映画の中には登場する。jaajaのかよちゃんが見に来てくれてて、登場した瞬間に笑いが起こってた。終演直後に「この映画はもっとたくさんの人に観て欲しい」って感想を今夜も頂いた。自分が感じたことを誰かと共有したいって思ってくれるのはとても嬉しいことだ。 

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映画で良い空気になったあと、ボギーの「7人のゾンビ」もついでに上映。この映画は地域によってウケ方がまったく違う。名古屋では....いまいちハマってなさそうだった(笑)。 

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次はボギーのライブ。ステージに立つと凄い分かる、床が斜めになってるのが。歌いながら重力を感じれるというすごいハコ!お客さんもみんな傾いてる(笑)。椅子に座り片足を床に踏んばってバランスをとる感じ(笑)。終わってから「贈る言葉」やんないの?って言われたけど、やったらたぶん床が抜けるんやないかな(笑)。 
この日はCDがすごく売れた。CDが売れる夜は嬉しい。しかしそれ以上にモンドのポストカードが飛ぶように売れてた。 

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今夜はイズミちゃんがトリ。序盤でお客さんがビールをこぼしてわあわあとざわついた感じから始まったんだけど、徐々に集中力を取り戻して最後は会場をゴトウイズミワールドに染めていた。やはりイズミちゃんも百戦錬磨のライブの達人なのだ。 


終わって1階のサイノメ店舗で出演者みんなと記念撮影。 

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外に出るとなかなかの大雨だ。打ち上げはすぐ隣りのお店。古民家を改装して作ったようなやたら居心地の良い、隠れ家みたいなバー。料理もめちゃ美味い。 
今回のツアーはイズミちゃんの打ち上げ参加率が100%だ!めずらしいっ! 

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店長のゴリさんも気さくで楽しいキャラ。モンドのポストカードとボギーの「アルコールメモリーズ」を買ってくれた。しかも買ってすぐお店のBGMにしてくれて、大音量でみんなで聴いたよ。 

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新しい友達がいっぱい出来て嬉しかった、打ち上げはやっぱり楽しいぜ〜。ビール呑んで、ワイン呑んで、焼酎呑んで。ツマミのタコのマリネやオリーブ、カレーも美味かった!(まさかこの一週間後、ツーフーで苦しむことになるとはこの時点では知る由もない...) 


明日は朝早くからバスで山梨移動なんで、ネカフェに泊まろうかと思ったが、jaajaのかよちゃんが「うちおいでー」と言ってくれたので、甘える。トーマスも一緒にかよちゃん家へ。かよちゃん家は古い古い長屋。土間だし。雰囲気ありすぎ。ものすげでっかくて可愛い猫がいた。 

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かよちゃんは「お腹減ったねー」と帰るなりすぐサッポロ一番みそラーメンを作り出した。おれはもう眠りこけながらそのラーメンを頂いた。めっっっちゃ美味かった。 

そのまま撃沈。 


かよちゃんありがとう。あと名前を忘れちゃったんだけど、かよちゃんの彼氏もありがとう。


ツアーレポもまだまだつづく...。

2月28日。 

コピくんの家で目を冷ます。コーヒーを飲みながらまったりといろんな話をした。ツアー中、人の家に泊まるのが好きだ。いろんな話ができるしね。結婚、子育て、仕事と忙しくてしばらくイベントから遠ざかっていたけど、これからはマイペースでも続けたいとコピくん。がんばってね! 

ゴトウイズミちゃんと合流し、今日は伊勢まで電車移動。まずは乗り換えで降りることになる鶴橋で焼肉ランチ!精力つけて伊勢に向かうぜ! 

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鶴橋の街はプチ韓国だ、ソウルというより釜山の感じ。蟻の巣のように狭い路地と路地が交差し合い、びっしりと韓国の食品店や洋品店が並ぶ、活気がすごい溢れてる。 
今日世話になる伊勢のトーマスにお土産を物色中、一際元気で勢いあるキムチ屋のおやじにつかまった(笑)。次々と試食させられるがどれもこれもめちゃくちゃ美味い!!そしておやじの接客パワーがハンパない!「この接客パワーはボギーくんのライブにも通じるよね」とイズミちゃんに言われた(笑)。 

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結局、長芋のキムチをお土産に買ったんだけど、ツアー最終日なら我が家用にも買いたい所だ。 


もりもり元気になって、いざ伊勢へ! 
イズミちゃんとのんびり電車の旅。お互い昼寝したり携帯みたり、自由時間(笑)。こういうな〜んでもない時間があんがい貴重なふたり。 
イズミちゃんはノートパソコンを広げて昨夜のレポをブログに打ちはじめたけど、急にピタッと動きが止まって、そのまま眠ってた。 

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伊勢に到着!!! 
駅前にトーマスが車で迎えに来てくれた、約1年ぶりの再会!イエー! 

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トーマスはハーフで、見た目は完全に外人だけど、日本語しかしゃべれない。 
ヨコチンレーベルの熱心なファンで、過去の作品も通販でほぼアーカイブしているというかなりの変わり者なのだ(笑)。 
唯一持っていないと言う初期ボギーのカセット作品「ロックミーベイベー」(廃盤)がどうしても欲しいと言うので、特別にダビングして持っていったら、すっげー喜んでた(笑)。 

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この作品はいろんな洋楽のカバーを歌詞もメロもうろおぼえで適当にやってて...ほんとヒドイんだけど、サイモン&ガーファンクルの「サウンドオブサイレンス」をデス声でやってたり、今聴くとなかなか面白いかも。 




さて、トーマスの車で20分ほど走る、どんどん人里離れて行く。「着きましたー!」と降ろされたのは、こんな場所....。 

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見事に何もねぇ!!!!! 


ライブ会場はここ、はいそーです、古民家です(笑)。 

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今夜は、会場が“トーマスの家”というボギーの音楽活動史上もっともアットホームな会場なのだ!家やし、アットホームなのあたり前やけど。 

座布団が敷き詰められた居間に、スピーカーとPAシステムが持ち込まれてた。大胆にも開けっぴろげに解放された居間から、サウンドチェックの音がのどかな野外に放たれまくってた。すげえな、苦情とか無いんだろうなあ〜、まわりに家が無いから(笑)。 

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お庭でイズミちゃんがのんびりアコーディオン弾いてる。それだけで絵になる風景。 

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奥さんのきよみちゃんは4月末に出産をひかえ、大きなお腹で出迎えてくれた。カレーの美味しそうな匂いがプ〜ンとする。 

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トーマスは準備でいろいろ動き回ってた。飲食メニューもすべて手作り。まじでホームパーティー感がハンパない。ていうか、ホームパーティー!!! 

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車ないとぜったい来れないへんぴな場所だし、お客さん集まるんかなあと心配したけど、日が暮れだして、人がぞろぞろ集まって来た。パッと一目見ただけで“くせ者”ぞろいな匂いがする(笑)。もうすぐはじまるよ!わくわく。会場内はずっと「たま」が流れてる。いや、来たときからずっと「たま」しか流れてない。ひたすら落ち着くな〜。 


トーマスのライブからイベントはスタート!仮面をかぶったトーマスがみんなにも仮面を配る。手作りの絶妙なセンスの仮面をみんながかぶってる光景は、ホームパーティーというか.....密教??? 

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この始まり方は超絶に面白かった!家ライブの演出としては最高のアイデア!!こーいうの大好きな俺もイズミちゃんもいっきにテンションあがるー。 

さらにフードメニューとして出された三種のカレーセットが感動的な美味さ!特にきよみさんのチキンカレーは激ウマ!これで700円(出演者は600円)。もしも福岡に店があったら通いたいレベル!! 

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地元の対バンの方々も実に味わい深かった。 
アンビエント+ノイズの陰にダブ〜ニューウェイブがギラリと潜むカワノモトムさんのエレキギターソロ。外村伸二さんは伊勢の重鎮らしく、「恋・コーヒー」という歌はカラオケにも入っているらしい、すげえ。フォーキーな歌と人柄でついウトウトと気持ち良くなってしまった。退屈だからウトウトしたんじゃなくて、本当に気持ち良いからウトウトしちゃうんだ。 


このあと映画「地下音楽現場物語」上映。みんなでお茶の間で観てる感じが面白い。真剣に観てくれてた。特に忍者みたいな格好した伊賀からやってきたオニーサンに「めちゃくちゃ感動した」って言ってもらえたのは嬉しかったが可笑しくもあった。 


トーマス家の雰囲気にすっかりごきげんのイズミちゃんはこのツアーで最も派手なキャバレー衣装を選んで出てきた(笑)!男性陣がウヒョー!と色めき立つ(笑)。 

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この日のイズミちゃんは昨夜のライブを払拭するようなギンギンのステージパフォーマンスだった。セクシーラップをしたり、即興でトーマス家についての歌を歌ったり、外までみんなの大きな笑い声が聞こえてた。 

おれはというと、ちょっと家の外に出て空気を吸っていた。トーマス家の大きな猫ちゃんのいる部屋に半日いたために、猫アレルギーが出てきて、胸がひゅーひゅー言いはじめてたのだ。珍しいけどたまになる。もう克服したと思って安心してマスク付け無かったのがまずかったな。 


でも、自分のライブ前にはかなり治まったので、ライブは問題なくやれた。とっても楽しくやれた。やっぱり部屋で歌うのが一番いいな。演る側も聴く側もリラックスできる。「うんこ」や「カーニバル」でモリモリ盛り上がっとるけど、もう24時だよ(笑)。 
トーマスは「贈る言葉」で最後に胴上げしたかったみたいだけど、たぶんこの部屋でやったら天井か床に穴が開くってば(笑)。 


打ち上げももちろんトーマス家。そのままお客さんたちとの宴会がはじまり、ひとりずつ帰ったり、寝つぶれたりしていく。面白かった。 

伊勢の小さな小さなシーンの中に、あまりに個性的キャラが集まってた夜。トーマスをはじめ、のび太、伊賀の忍者、長すぎるドレッド男、うんこビーチ、死神みたいな絵描き、モデルみたいなおねーさん、伊勢の重鎮シンガー、などなど。大抵が絵描きかミュージシャンかイベント屋だ。 

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福岡みたいにバンドもいないし、ライブハウスも無いし、練習スタジオも無い。ツアーで回って来るミュージシャンもあんまりいない。そんな場所だからこそ、みんな“面白いこと”に飢えてるし、人と人の繋がりが温かい気がする。「な〜んもない街だから」っていいつつも、なんだか楽しそうなのだ。 

東京や大阪みたいに情報発信の中心地になってる大都市や、福岡や広島みたいにそこそこ何でも揃ってる街には無いものが、ここにはある気がする。 


トーマスやそのまわりの仲間たちが作ってるような手作りの小さな小さなシーンみたいなものは全国各地にあるんだろう。本当に面白いものはきっと人知れずこっそりとある。全国に。 

おれとイズミちゃんはそんなシーンと出会うために今回のツアーを組んだのかもしれない。きっとそうだ。はっきりとその目的を確信できた気がする。 

「地下音楽現場物語」をここで上映できて良かった! 


これから伊勢にツアーにいくミュージシャンはトーマス家で決定だね(笑)。 



ちなみに、トーマス家のすぐ近くにはかつて「元祖国際秘宝館」があったらしく、伊勢名物と言えば「赤福」か「元祖国際秘宝館」だったらしい。閉館後はそこら中の路肩に蝋人形の首やらが廃棄されてたんだって。おおお....勿体ない。 

これは当時テレビで普通に流れていたと言う秘宝館のローカルCM。三重の人ならみんなこのメロディ歌えるらしい(笑)。 

「元祖国際秘宝館」テレビCM 




そんな面白い話をいろいろしながら面白くて温かい夜は更けていく、おれはいつしか毛布をかけられて眠っていた。 

2月27日。 


朝6時、フェリーは大阪の泉大津港に到着。まさかの宴会で盛り上がりすぎたので、あんま寝れんかった。神戸に移動しコピくんと再会!そのままコピくん家で2時間ほどぐっすり寝る。

お昼はコピくんおすすめのカレー屋さんに連れてってもらった。お店の名前忘れちゃったけど、店内オシャレで、カレーもスパイス効いてるけど優しい味して美味しかった。 

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コピくんは、かつて福岡に居て「ナンジャカ」というバンドで活動していた。いまは神戸で働き、結婚し、子供もいる。ずっと前からボギーを神戸に呼びたいと言ってくれてたので、やっと行けてとても嬉しいのだ。 


今日からゴトウイズミちゃんと合流し、映画「地下音楽現場物語」の上映ツアーが始まる。ここんとこ毎月のようにイズミちゃんとは会ってるので、まったく新鮮さは無いが、安心感は生まれてる。「やあ!」「おっす!」って感じ。 

会場のspace eauuuはとっても名前が読みにくい、スペース・オーと読むらしい。呑み屋が並ぶ路地の小さな雑居ビルの3Fに、ここだけめっちゃオシャレな空間で驚く。店長さんもオシャレだ。(ちなみに2Fに入ってるバーはめっちゃダサい...。) 

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基本はギャラリー&カフェ&バーだけど、たまにアコースティックやアンビエントミュージックのライブイベントもやっているらしい。モンドのポストカードも1ヶ月間販売してくれてた。 

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さらに驚きはスピーカーが12面体のオシャレなかたち!音も立体的で、演奏しててとても気持ち良い。良いライブやれそうだ。 

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コピくんの奥さんと1歳になる娘ちゃんを連れて少しだけ会いに来てくれた。
かわいいな〜。ボギーが抱っこしたら泣いちゃった(笑)よしよし、女の子はすこし人見知りなほうが安心だよね(笑)。

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サクサクッとリハを済ませてとりあえず前打ち上げ、カニコーセンくんとコピくんと、名物だと言う味噌だれで食べるギョーザ屋さんに行く。味はまあまあ。やっぱギョーザは酢醤油+ゆず胡椒が最高だと思うな。 

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前打ち上げ二軒目、大衆酒場で呑む。酢ダコとおでん。そして焼酎お湯割り。やっぱり前打ち上げは気分が高まる。もうすでに今夜は良いライブできる予感しかしない(笑)。 

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イベントスタート、最初はカニコーセン。アコギ、クラリネット、タイコの3人。メンバーはいつも増えたり減ったりしてるらしく、本来はバイオリンもいるらしい。曲と曲の合間に劇を挟むと言うスタイル、ドラえもんの10年後みたいなストーリーだけど、ドラえもんとのび太としずかちゃんを頭に巻いたハチマキの色(水色、黄色、ピンク)のみで表現する手段は決して手抜きではなく、斬新だと思った(笑)。 

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続いて映画上映。たくさんのお客さんが来てくれて嬉しかったし、みんな真剣に観てくれてて、終わった後ありがたい感想をいっぱい頂く。 

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自分の普段の生活を切り取った映画が、誰かを勇気づけたり、背中を押したりする力にもなるんだなあって思うと、それが自分の力にもなって返って来る気がする。 



続けて、イズミちゃんのライブ。 
どーやら珍しく上手くいかなかったようだ。控え室に戻って来たイズミちゃんは「なんであんないっぱい間違っちゃったんだろ...」とすこしへこんでるようだった。 


最後はボギーのライブ。 
ギンギンに絶好調(笑)。 

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今夜は初めてのお客さんもいっぱいだったし、友達もいっぱい来てくれてた。 
東京の住んでるはずの原田茶飯事が来てくれててビックリ!たまたまツアー中で今日がオフ日だったらしい。嬉しいね〜! 
さらにキングブラザーズのケイゾウくんが赤ワインを手土産にライブ観にきてくれたよ!その律儀さが嬉しいやんかー! 

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茶飯事とケイゾウくんは初対面だったらしい。でもこのふたりが同時にボギーに紹介したいやつがいるって言って連れて来てくれたのがリー・テソンという男だった。 
どんな音楽をやるやつかは知らないが、「友達になれる」匂いはプンプンしてた。 
よーしゃべるし(笑)。 

テソンの音楽、あとでYouTubeで調べたけど、実に上手いね〜。 


ほかにもたくさん新しい出会いがあった夜。 
やっぱ、それが一番楽しい。 

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コピくん、主催してくれて本当にありがとう!そしてボギーの酒にぜんぶ付き合ってくれてありがとう! 



めずらしくイズミちゃんも打ち上げに行くと言うので、地元の民に良い店を案内してもらおうと思ったが、神戸の夜は早いのね。どこも12時で閉店...。結局激安チェーン店の「鳥貴族」へ。しかしこのメンツで打ち上げもかなり可笑しな顔ぶれやね! 
ボギー、ゴトウイズミ、コピくん、キングブラザーズケイゾウくん&ゾニー、原田茶飯事、テソンくん、あみ蔵さん、こころちゃん。盛り上がりました(笑) 

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打ち上げ後は、テソンが家おいでよ、部屋呑みしよう!と誘ってくれて、そーいうの好きだからものすごく行きたかったけど、それノッちゃうときっと朝までコースになるので、大人しくコピくんの家に帰り、休ませてもらう。 

だってツアーはあと4日もあるしね。 



でもまた神戸はゆっくり行きたいな。

2月26日。 

6日間のツアーが始まる。初日は門司港から大阪までのフェリーの中でライブだ。前回、軽くスベッた阪九フェリー船内ライブ(笑)。もう船内の雰囲気は掴めてるので今回は大丈夫だと思う。 


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しかし船に乗ると、ロビーですでに酔っぱらってるガラの悪いおっさんたちが数人。一升パックの焼酎を呑んで、ワーワーとすでに宴会してる。うわ〜、関わり合いたくねえ...。 
フェリーのお客さんに若い人はほとんど居ないのだ。 


ライブ会場のロビーにでっかいポスターを作ってくれてた。 

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さらにに一等客室と2000円ぶんの食事券まで手配され、渡船料もタダなのだ。30分間のステージをやるだけで。こんな素晴らしい移動手段は無い。 
ライブは18:40から。少し時間があるので部屋で待ってたら、ふわ〜っと一曲できた!「船のうえ」って曲。今日さっそく歌おう。 

船内アナウンスで「これからボギーさんの船内ライブが始まります」という放送が流れ始めたので、ギターを持ってロビーのライブ会場に行く。 


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誰もいねえ〜〜〜!!!!!!! 



ライブ開始の時間になってようやくおじいさんがひとり、向こうからおじさんたちが数人、さらにおばあさん、そしてヤンキーが来てくれた。さらにさっきの酔っぱらいのおっちゃんたち。徐々にお客さんは増え20名近くは見てくれただろうか? 

船内ライブは難しい、まず船の振動がもの凄い。小刻みの激しいモーター振動の真上にステージがあるので、マイクがずっとカタカタカタカタカタ....って動いてる。声ももちろんアワアワアワアワアワ....ってなる(笑)。 

さらに、著作権にひっかかる曲はやってはいけない。寝ているお客さんもいるのであまり激しい曲もダメ。もちろん「うんこ」とか「ファック」とかいう品のない歌詞もダメだろう。これでボギーの曲の7割は封印された...(笑)。 

船内ライブは本当に難しい。 


ボギーの船内ライブ、今回はスベらなかった。でも盛り上がりもしなかった...。 
近年稀に見るまぁまぁのステージ(笑)! 



しかし、面白かったのはライブのあとの話。 


ライブ後にごっついガタイの人に「ライブ良かったよ。僕も同業者です」と声かけられた。 

「ありがとうございます、ミュージシャンの方ですか?」と聞くと、「僕は戦場カメラマンです!」と予想外の応え!!!!全然同業者じゃないやん(笑)!? 


名刺を頂く。シリアで活動してる戦場カメラマンだという。藤本敏文さん。あとでネットで調べたらめちゃくちゃすげー人だった。 



ー「世界のフジモト」と呼ばれるトラック運転手・藤本敏文!趣味は「戦場観光」。現在、アサドの暗殺ターゲットー 

●大阪在住のトラック運転手、藤本敏文、46歳。この名を聞いてピンとくる日本人はまだ少ない。だが今、世界で最も危険な場所といわれる内戦状態のシリアで“フジモト”を知らぬ者はごくわずかだという。フジモトとは一体何者なのか——? 世界中で知名度が急上昇中のこの男の素顔に、平成生まれの戦場カメラマン・吉田尚弘が迫った。 


ANNニュースでも特集されてるし。 

ー今、世界中で知名度急上昇!『世界のフジモト』ー 



しかし、世界のフジモトが、なぜ阪九フェリーに....。 

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出会いっていつも突然に降ってくるから面白い。 



ライブ後は船内レストランの隅でひとりビール呑んで打ち上げしてた。すると、「ボギー!ボギーってば!こっちおいで!」と向こうのテーブルのお客さんたちから声をかけられる。さっきのライブで盛り上がってくれた酔っぱらいのおっちゃんたちだった。九州に卒業旅行にきて、その帰りだという女子大生3人も巻き込まれていた。 

フェリーの常連さんというおっちゃんたちはボギーを酒の席に招いてくれ、コップに持ち込みの焼酎を注いでくれた。トラック運転手やサッカーチームのコーチやら農家の方など職種は様々、みんなこのフェリーに頻繁に乗るから次第に顔なじみになっていくのだそう。 

さらに、向こうのテーブルから違う酔っぱらいのおっちゃんが来た、みんな「かまちゃん」と呼んでいるが、実はかまちゃんは阪九フェリーの支配人らしい(笑)。この船上ライブの企画も、かまちゃんが趣味で始めたようだ。 

「だって俺は週に6日もこの船の中にいるんやから、面白いことせなつまらんやろが!」 

と、かまちゃんは言った。いいなあ〜。 


卒業旅行の女子大生3人はとても可愛くて「私たち軽音部なんです〜!」と言う。たった1回だけライブハウスで演奏したことあるらしい。「どこでライブやったの?」って聞くと「ファンダンゴです!」と、なかなかディープな返答。「対バンだれやった?」って聞くと「つしまみれとクリトリック・リスの前座をやりました〜!」。 

椅子からズリ落ちるほどめちゃくちゃディープな返答(笑)!!! 


まさか阪九フェリーでクリトリックリスの話で盛り上がり、酒相撲で盛り上がることになるとは...(笑)。 


酔っぱらいのおっちゃんたち、支配人かまちゃん、女子大生たち、そしてボギーという不思議な組み合わせの大宴会は盛り上がりまくり、21時で閉店のはずのレストランは24時を過ぎてもまだ盛り上がり続けた(笑)。 


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ツアー初日からミラクルな出会い連発やな(笑)。 
明日から神戸→三重→名古屋→山梨→溝の口。どんだけ出会いが待ってるんだろう?わくわく。 


フェリーは一等客室を用意していただき、悠々と眠って目覚めれば大阪。 
船の旅、いいなぁ。 

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