この写真はモンドが描いたホドロフスキーの絵をホドロフスキー本人が持っているという奇跡的な瞬間である。ホドロフスキーはこの絵をすごく喜んで、また、感心してくれたそうだ。
そんな嬉しいこともあり、今日はKBCシネマに「ホドロフスキーのDUNE」を観に行った。
見終わって、ひとつだけ後悔したことがある。
それは「なんで最終日に行ったんだろう。」ということ。
もっと早くに行ってたら、この映画をもっと友だちにも勧めることが出来たのにっ!!!!!!
映画『ホドロフスキーのDUNE』予告編
久しぶりに映画みて本気で興奮した。
ホドロフスキーの目、表情、身振り手振り、笑い声、すべてに心を掴まれた。
デューーーーーーーン!!!!!!!
とにかく、映画全体のパッションが凄まじい!!!
ホドロフスキーが“魂の戦士”と呼ぶ映画のキャストをひとりずつ探して仲間にしていくくだりなんかまるで里見八犬伝か三国志か、はたまたアストロ球団かってくらいワクワクするし、笑えるユーモアも、武勇伝も盛りだくさんだが、ホドロフスキーは終始とにかく本気だ!
未完成に終わった超大作「DUNE」がもし完成してたらどうなっただろう?とか、
完成した「DUNE」を観てみたい!!って気持ちは勿論あるけど、
俺はそれ以上に「完成しなくて良かったなあ」と思う。
人類史上最大にして最高の映画作品は、完成しないほうが夢があるじゃないか。
直感的にこれはぜったい今みておかなきゃって予感したんで観に行ったんだけど、行って正解だった。この映画おれの為に作ってくれたんじゃないかって錯覚するほど、魂が震えた。
終わって映画館をでたとき無性に「デューーーーーン!!!」って叫びたくなる気分をグッと堪えて、自転車全速力でこいで家まで帰ったよ(笑)。
俺はやっぱり、魂からエネルギーが異常なくらい溢れ出している人間が好きだ。
ホドロフスキーしかり岡本太郎しかりエンケンさんしかり北島三郎しかり女将劇場しかり。みんなそれぞれの「デューン」を持っている。
俺も俺の「デューン」をやらねば。
俺の「デューン」、それはヨコチンロックフェスだろうか?
確かにヨコチンロックフェスのメンツ決めは“魂の戦士”探しに似ている。
明日7/12(土)の昼12時に告知解禁!
『ヨコチンロックフェスティバル2014』今年の魂の戦士たちを発表します!!!!