平日の楽園ラウンジサウンズはライトニングデリバリーズからスタート!いいホット具合!!
続くアフロフランケンも初登場の気合いと気負いで高いテンションのステージ。
佐伯から来た佐伯市民、最高だ。一曲目おえて「音がでけえ~!」ってMC。この感覚は都会のバンドマンには分からない。佐伯にはライブハウスもスタジオも無い、いつもピザ屋でライブやってるバンドの心から漏れた歓喜の声だ!音楽をでっかい音でやれる喜びに満ち満ちたステージだった。
平日のラウンジサウンズで、まるでチンロックに出てるくらい熱を発していた佐伯市民は、会場にいたすべての人の心を撃ったかもしれない。
その熱のバトンを受け取ったザ・ボットンズがフロアを爆発させる。お客さんも含めロックンロールの全てが詰まっていた。
きみはボットンズを見たことあるか?俺が言ってるのは平日のラウンジサウンズでのボットンズを見たことがあるか?ということだ。
トリの鮫肌尻子とダイナマイトはほんと素晴らしかった。盛り上がりきったボットンズのあとで焼け野原のようになったフロアにちゃんと花を咲かせた。これができるバンド、なかなかいないと思う。
そして年末の56人弾き語りで聴いて泣かされた鮫肌尻子の「火曜日のギグ」を、今夜のラウンジサウンズで演奏するためにバンドアレンジしてきてた。まだギクシャクしたアレンジが逆に胸を熱くする!とても名曲だと思う。
「火曜日のギグ」
1.火曜日のギグなんて大嫌いだよ
観客のいないフロアで woh...woh
バイトが終わって走って向かう
いつもの小さなステージ
はみ出し者を 照らすミラーボール
火曜日のギグなんて大嫌いだよ
平日から朝まで飲んで NO...NO
ノルマを払ってとっととずらかり
いつもの居酒屋へ
次の日のバイト寝坊しちゃって最悪さ
だけど いつもふと思い出すのさ あの夜のギグ
初めて立ったステージから見た
まぶしいあの景色
何もかも 生まれ変わる
何かが そっと始まった
なんでもない 平日の
ここであったギグ!!
チューズデーナイト ギグ
覚えているかい
チューズデーナイト ギグ
覚えているよ
チューズデーナイト ギグ
覚えているかい
チューズデーナイト ギグ
忘れるなんて無理さ
ジャングルみたいなあの場所で
起きる奇跡の夜を
終電なんて気にしないで踊ろうよ
2.火曜日のギグなんて 大嫌いだよ
こんな街で何やったって 誰も見てないよ
毎年誰かがやってきては
誰かが去って行ったり
それでも今夜も回る ミラーボール
火曜日のギグなんて 大嫌いだよ
酔っ払いのお祭りさ とてもくだらないよ
キワモノばかりの 見世物だなんて
みんなは笑うだろう
カッコイイものだけが
すべてじゃないのにね
だけど ずっと覚えているのは
あの夜のギグ
この街の名もないバンドがやってたあのギグ
どんな売れてるバンドより
どんなでかいステージより
何人かしか見ていない
ここであったギグ!!
チューズデーナイト ギグ
覚えているかい
チューズデーナイトギグ
覚えているよ
ここであったくだらないことも
涙したあの夜も
終電なんて気にしないで 踊ろうよ
チューズデーナイト ギグ
覚えているかい
チューズデーナイトギグ
忘れるなんて無理さ
お馴染みのDJ が
今夜もまた呼んでるぜ
今夜もまたあの場所で会おうよ
火曜日のギグ、毎週ラウンジサウンズは燃えている。お客さんがぜんぜんいない夜もあるけど、そんな夜だってその火が消えることは無い。
ボットンズと対バンできてめちゃくちゃ喜んでる佐伯市民。