今年も「40人弾き語り忘年会」は40人が40曲のドラマを歌い一年を締めくくってくれた、このイベント大好きだ。
1、トニー(ザ・ガーデナーズ)
トップバッターのトニーがメガネ飛ばしロックフェスの興奮よ再びとばかりにメガネを盛大に飛ばして盛り上げた(笑)!最高のスタート!
2、アンリ
ミスチルを熱唱、ちょっと似てた。最後にやっぱりメガネを飛ばしたー!!今年メガネ飛ばしロックフェスティバルに出たもの同士の友情を感じる瞬間だった。
3、橙苺
出てきた瞬間のインパクトは今夜一番だったと思う(笑)、橙苺さんは弾き語りスタイルのほうが歌詞の切なさが伝わってきて良いかも。
4、テル(Bingo Love)
毎年このイベントの乾杯役としていつも世話になってるバーの店長テルに出てもらってる。中島らもの「いいんだぜ」、今年はやけに沁みたな。
5、あかたろ
普段は鍵盤の弾き語り、でもギターもめちゃくちゃいいやん。ほんとあかたろちゃんは歌声の力がすごい。
6、コーディー(薄力小麦子)
この日いちばん最初に魂を震わせられたのは薄力小麦子コーディーの絶唱!ハナクソのカバー、ほんと凄かった。
7、松藤佳祐(乾いて候)
この一年でどんどん二枚目になっててズルイ。だからってわざと名前を間違えたわけじゃないのよ(笑)。来年もどこまでもカッコ良くなってね。
8、よしお
よしおちゃんの佇まい、ゆっくりした間合い、ふるえるような歌声、小さく小さく鳴るギターの音、すべてが繊細で壊れそうな美しさで満ちてた。
オリジナルキーで「天城越え」を歌いきれる男ってあまりいないんじゃないか?田代くんにはこの一年めちゃ盛り上げてくれた。
10、石下谷温美(迷いクジラ)
華がある人は弾き語りでもすくっと栄えるなあと思いながら見てた。今年はラウンジサウンズにもいっぱい出てくれてありがとう。
11、外山恒一
政見放送のイメージでどえらい危険な人だと思っている人も多いだろうし、外山さんもそう思われてたほうがありがたいのかもしれないけど、俺の知る限り、めっちゃ優しい人(笑)。
12、今ちゃん(ボギー家族)
初めてひとりでステージに立つことに今ちゃんはやる気みなぎっていた。楽屋で何度も鏡を見たり、ステージを真剣な顔で見つめたり、4才ながらしっかりとプレッシャーと戦っていた。外山恒一さんからバトンを受け今ちゃんステージにひとりで上がって立派に「ぼくらはみんな生きている」を歌って盛り上げる姿に父として感動。
13、石田ラベンダー
今年のラベンダーちゃんはぶっ飛んでた、来年もっとぶっ飛んでいく気がする。本当に面白い人だ。こういうタイプの女性シンガーには出会ったことがない。
14、極楽(ミッドナイトトーキョー)
出身地の朝倉がたいへんな水害にあって極楽は救済イベントなども一生懸命やっていた。みんなから好かれている極楽、俺も極楽がいる空間が好き。打ち上げで必ず寝るからいつも落書きしちゃうけど。
15、狂祐(団地ファンク妻)
今年の頭に彼と打ち上げでサシ飲みをしたとき、呑みすぎた彼は号泣しながらいろいろなものを吐き出していた。だからずっと気にかけてる。
16、岡田将平
彼の弾き語りで作る曲はとてもいい、いつかバンドアレンジで歌うべきだろうと思う。ずっとこの企画に出たいと思ってくれてたみたいで嬉しかった。
17、りんご(紫川カナシミ合唱団(仮))
去年と同じオクムラユウスケの「動物大図鑑」をカバー、やはり去年ほどは盛り上がらなかったけど、後半の煽りからりんごちゃんの熱い気持ちは存分に伝わってきた。
18、東健介
清志郎ナイトで毎年歌ってもらってる。どんな現場でも野太い声いっぱつで空気を震わせるのやっぱりすごい。
19、小林ボードウォーク
今年はラウンジサウンズにいつもいてくれたような気がする。お客さんとして来た日もやっぱりステージに上がってたりするし、ほんと可笑しな人だなと思う。
20、高松彩(freedomset)
この企画でギター弾き語りを始めるようになりもう8年かあ、たどたどしさはもうない、ゆったりと自然に歌を紡ぎ出すためのギターの響きだった。成長だね~。
飛び入り、ギャーさん
飛び入り枠で急遽参加したギャーさん。昔ずっと中央郵便局の前で労働者運動の歌を歌ってた人。今もマイクなどない場所で歌い続けてるらしい。自分の歌をマイクが拾ってくれるという事にシンプルに興奮してる様が伝わってきて、新鮮な感動があった。いかにもラウンジサウンズらしい飛び入り(笑)。
21、キラ(THE VOTTONES)
ボットンズきらくんはこの一年を振り返り歌を作った。それはどうしようもなく切ない歌詞。「クリスマスの飾りがそのままの部屋で夏の甲子園をみる」とか「SEX依存、共依存、ジョイディビジョン、バンドはイリュージョン」とかすごい、天才かと思った。
22、シゲ(九州ROCKERS)
チンロックでは金玉を出してたけど、今夜は言霊をだしてたね(笑)。ふざけるのかと思いきや、すごくまじめに歌っててちょっと田中邦衛に見えた。
23、ニシくん
今年もニシくんはちゃんと生きて鹿児島から歌いに来た。佐伯市民の「ロックンロール」をひとことひとこと大事に歌っていた。上手いとか下手だとかじゃない、一生懸命に今を生きてる人間の歌はいろんな人の心を震わせたと思う。来年もぜったい歌いに来い!
24、瀬戸口恵
恵ちゃんはラウンジサウンズのステージをいつもとても大事にしてくれてて、それは言葉からも伝わってくる。もっと広く知られて欲しいなと思うシンガーのひとり。
25、おきつななこ(ex.ほかおななこ)
佐世保からななこちゃん。途中、娘のちよこちゃんがトコトコとステージに上がり、お母さんの歌をじっと聴いていたのが愛くるしすぎてみんな笑顔になってた。
26、K-ing
てっきりチャゲアスを完コピで歌うかと思いきやまさかのX-JAPANを完コピ(笑)、なにやらせてもウマイなあ。
27、藤田進也(ポカムス)
飛び入りのギャーさんに触発されて労働者のブルースを歌う藤田さん、その歌に盛り上がったギャーさんがフロアで踊ってた。すごい面白い光景だった。
28、やよい
毎年上半身裸でステージに上がってくれるやよいちゃん、去年は長い髪でおっぱいを隠してたけど、今年はマフラーで隠してた。「愚か者よ」のカバー。
29、林田明(フアリナ)
薬師丸ひろ子「Woman~Wの悲劇」のカバー、この曲ほんと最高。そして酔った林田さんは心から楽しそうな笑顔をするから大好き。
30、ふー(THE VOTTONES)
ボットンズふー、今年は「最下層のエンターテイメントパンク」を。やっぱりこの歌で謳われてることはまぎれもない真実だと思うし、俺たちにとってこんな心強い応援歌は無い。
31、コヤナギシンジ
お互いそれぞれの生き方で一年を駆け抜けてるけど、毎年このイベントで歌うことをステージ納めと決めてくれているシンジさん、その気持ちがとても嬉しい。
32、K(カシミールナポレオン)
弦いっぽんしか弾かず、しかも同じ単音のみを伴奏にRCサクセションの「スローバラード」を歌い切ろうとする悪魔。ある意味、誰よりも挑戦的(笑)。
33、鮫肌尻子(鮫肌尻子とダイナマイト)
「今日はボギーさんと仲直りしにきました」と言って鮫肌尻子が「火曜日のギグ」を歌った。別にケンカしたわけじゃないけど(笑)でも、嬉しかった。
34、オクムラユウスケ
二年連続でユウスケの「動物大図鑑」をカバーしたりんごちゃんに「人の曲を二年連続カバーするなら去年を超えて来い!」はキツい言葉に聞こえるけど、毎年「動物大図鑑」歌い続けて自分自身を超えてくるユウスケやから言えることで、あれはりんごちゃんへの熱いエールだと思った。どっちも最高!
35、漢方先生
40人弾き語りの風物詩といえば緊張しすぎて泣く漢方先生(笑)。今年もこの漢方さんの姿がみれて「あ~、年末やな~」と思った。でもやっぱステージ上がるとさすが!の一言。
36、イフマサカ
やっぱり最後は「ダンシングクイーン」、イクマさんがつけたこの歌詞にはラウンジサウンズのいろんな光景が浮かんでくる。とても優しい歌だ。
37、TALLBOY(MOTH)
40人弾き語りのアイデアを思い浮かんだのはTALLBOYの弾き語りを見ているときだった、だからこの企画にはずーっと欠かさず出てもらってる。
38、野海はるね(ガロリンズ)
毎年40人弾き語りの38番目に出てたお母さんの跡を継いではるちんが歌い出してからもう7~8年目だけど、ほんと素敵な女の子に成長してるなと思う。毎年出てくれてありがとう。清志郎の「楽しい夕べに」をしっとり抑えたトーンで歌ってお見事!
39、井上周一(folkenough)
東京30人弾き語りではピコ太郎歌ってちゃんとスベッてたけど、今夜はストーンズの「Ruby Tuesday」をちゃんと歌ってくれて不覚にもグッときてしまった。
40、ボギー(nontroppo)
エンケンさんの「不滅の男」を歌った。これしかないと思ってた。今年はこの歌を全身全霊込めて歌い切ることでエンケンさんのいる天国まで気持ちを届けたかった。
最後はいつもの「贈る言葉」で2017年歌い納め。ヘッドバンキング&胴上げで大団円~!!!
今年も一年バカに付き合っていただきみなさんありがとうございました。来年のラウンジサウンズもどうぞよろしくお願いします。
で、40人弾き語り忘年会の打ち上げもやっぱり40人近くいてめちゃくちゃ楽しかったんだけど、夜も更けてくると一人減り二人減り...。最終的に朝の5時半まで残った豪傑はこの面々。
祭りから祭りへまた来年もいっぱい遊ぼうね!!!