2019年03月
新章突入のファンファーレ
昨夜の超絶盛り上がりをみせたラウンジサウンズ。最初は小林ボードウォークの弾き語りとフロアでひとり軽快にステップを踏み続けるミチさんという光景から始まったのだ。
間髪入れずサブステージで広島から来たミカカさんの弾き語り。今夜は10分のステージを計4回だ。酔ってないと超シャイなミカカさん、まだこの時点では居場所がなさそうにぎこちなく歌い始めた。
ドペクターズはずっと弾き語りでラウンジサウンズに出てた岡田将平くんが組んだバンドだ。おれも岡田くんの歌をバンドサウンドでずっと聴いてみたかったし、なによりも音を出す喜びと衝動に溢れてて良かった!
紫川カナシミ合唱団(仮)がバシッと会心のパフォーマンスをキメた!ふざけながらも超マジメな3人の音楽愛が爆発してて、歌詞聴いてるとちょっと泣きそうになった。
ミカカさんのサブステージ、徐々に酔いだしたのか空間に慣れてきたのか出演者たちの好演に刺激されたのか、いや、その全部だと思うが、ミカカさん本領発揮!ミカカさんの歌は刺さるような激しさの中に他者へのやさしい眼差しがある。
そして林まゆ!昨年のチンロックで復活後のライブはかなりいろいろと凄いことになっている。それは言葉じゃ説明できない。林まゆの凄さってきっとそこだ!
トリはザ・ボットンズ!先週のヘドロ脱退ワンマンライブには100人以上お客さん来たのに今夜のラウンジサウンズにボットンズ見にきたの10人ちょいて、アホかよお前ら!こういう夜に最高のライブやるのがボットンズって知っとろうもん!
今夜のボットンズは3人でステージに立っての決意表明のライブだ。ワンマンの時より遥かに攻撃的で、ラウンジサウンズに出始めた頃のギリギリな感じのボットンズだった。客席にはそれを見つめるヘドロの姿が。
ライブの最後にふーが「俺らは死ぬまでロックンロールやめねえ!」と叫んだ!!
高らかに新章突入のファンファーレが鳴り響いたぜ!!
ラウンジサウンズ終わってボットンズ労いに楽屋行へ、3人ともいい顔してた。
打ち上げではミカカさんがいい顔してた。充実の一夜。
心が躍る
ヘドロよさらば!
ボットンズのワンマンライブはノンストップ全35曲!90分!この夜でボットンズからベースのヘドロが脱退する。
そこら辺のバンドからそこら辺のベーシストが抜けるって話しじゃないと思うんだ、ボットンズからヘドロが抜けるって。だからって、ヘドロがすごいベーシストかって言うと全然そんなんじゃなくて。ボットンズ見たことある人ならわかるよね?この感じ。
俺も長年バンドのリーダーやってきたから、辞めていくメンバーの気持ちよりも、これからも続けていくメンバーの気持ちにどうしても同調してしまうよ。だから今夜は、ふー、きらくん、タカちゃんの顔をじっと見ていたんだけど、明らかに感傷的だったな。
おもえばボットンズにはずいぶん救われた。もしボットンズが居なかったら、ラウンジサウンズは続けていなかったかもと思う。辞めようかなと思うタイミングでボットンズはいつも最高のライブをしてくれて、その度に「もうちょっと続けてみようかな」という気持ちにさせられてきた。この夜もまたそんなライブだった。
気づいたら俺とユウスケはステージで暴れていた。
最後のほう、ヘドロの革ジャンはただのボロ切れに成り果てていたのも最高だ。
ブードゥーラウンジの壁には今までのヘドロの写真が飾られてた。どれもこれも化け物みたいな写真ばかり。
写真には写らない美しさがある。それはボットンズのライブを生で見た人だけが知っていることだ。
ヘドロが辞めてもボットンズはきっとボットンズだろう。それは間違いないと思う。いままでたくさん笑わせてもらったり感動させてもらったヘドロにありがとう!
阿蘇でいっぱい遊んだ
「ボギー家族ツアー@鹿児島たんすの肥やし」レポ
((((( 4月のラウンジサウンズ )))))
平日の楽園「ラウンジサウンズ」では、いつでも刺激的な夜、未知なる音楽との出会いを用意してお待ちしてます!4月のラウンジサウンズも、おもろいラインナップがずらり!!!あなたのアンテナにピクンとひっかかった日にぜひ遊びに来てくださいね~!!!!
4/2(火)「らうんじさうんず幼稚園」@VooDooLounge
open19:00 start19:30
¥1500+1ドリンクオーダー
出演)ザ・ガーデナーズ/あぁちゅ/ASAKA SHOCK/キドリーヌ/MAD MADOKA(佐世保)
園長先生)ボギー
● 幼稚園のおゆうぎは大人がやっても楽しいんだろうか?というわけで、この日は出演者5組中4組が保母さん!ライブの合間におゆうぎ教室やってもらいます。出演は、ギターとフィドルによるビールが美味くなるアイリッシュユニット、ザ・ガーデナーズ。アイドルとして活動しながら紫川カナシミ合唱団(仮)でもハチャメチャやるあぁちゅ。音楽を始めたての喜びのような衝動が残る印象的な歌を聴かすキドリーヌ。伝説の保育園副園長、MAD MADOKA。めっちゃ笑顔にさせられるシンガーソングライターASAKA SHOCK。よいこの大人あつまれ~!
4/10(水)「ラウンジサウンズ」@VooDooLounge
open19:00 start19:30
¥1500+1ドリンクオーダー
出演) the caves(姫路)/フアリナ/江上るい/イフマサカ/gn8mykitten
司会とDJ)ボギー
● 絵を描くように広がるギターの音と淡雪のような澄んだ歌声、姫路からthe caves。きらめきと浮遊感と永遠の青年男子感が眩しくはじけるフアリナ。優しく刺さる歌、江上るい。ユーモア溢れる切り口のMCが味わい豊かな空間を創り出す小笹のストーリーテラーイフマサカ。言葉のみで空間に試合を挑む無伴奏ラッパー、gn8mykitten。
4/16(火)「ラウンジサウンズ」@VooDooLounge
open19:00 start19:30
¥1500+1ドリンクオーダー
出演)ふじたけいすけ(熊本)/乾いて候/のーの/鈴木拓也/よたれ
司会とDJ)ボギー
● 全身から魂ほとばしらせ歌う、ふじたけいすけ。クールでシンプルに削ぎ落としたロックを鳴らす乾いて候。ラウンジサウンズの元祖地下アイドルのーの。唯一無二の言語感覚と作曲センスを持つ奇人SSW、鈴木拓也。そして意気揚々とL.S初登場、Bermuda△のVo,Gによるソロよたれ。
4/23(火)「ラウンジサウンズ」@VooDooLounge
open19:00 start19:30
¥1500+1ドリンクオーダー
出演)漢方先生/ヒゲLOOK/soy flour /ポカムス/Inchiki Jam Unit
司会とDJ)ボギー
● ダイナマイトすぎる歌声と演奏そして豊満なボデーで魅了する漢方先生。懐かしくも新しいメロディでトロピカルというより泥ピカル・ロックな大牟田産ヒゲLOOK。ずらり並んだホーンセクションが艶やかなジャズバンドSoy Flour。最下層の魂を揺さぶる秘宝のようなロックンロールバンド、ポカムス。ぜんぜんインチキじゃない凄腕ジャムを聴かせるInchiki Jam Unit。
4/25(木)「ラウンジサウンズ」@VooDooLounge
open19:00 start19:30
¥1500+1ドリンクオーダー
出演)オクヤマカナコ/アンリバンド/江藤佑樹/小林ボードウォーク/偶然にも僕らは出会い、あの時、此処で歌った讃美歌は今でも君の心を支配したまま
司会とDJ)ボギー
● sea’s lineの紅一点、深呼吸のようなエレキソロ、オクヤマカナコ。ピュアなクレイジーボーイがバンド結成、アンリバンド。スタイリッシュなコード進行とメロディ、江藤佑樹。意味不明のキャラと、独自の世界を持った小林ボードウォーク。とにかく名前が長い!でおなじみアンビエントノイズソロユニット偶然にも~。
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平日の楽園「ラウンジサウンズ」への出演希望バンド、ソロ大募集です!VooDooもしくはボギーまでデモ音源持参、もしくはメールください。
(VooDooLounge店舗住所:福岡市中央区舞鶴1-8-38第19ラインビル4F(親不孝通り沿い))
※出演希望バンド、随時募集中!ボギーまで連絡ください。
yokotin_b@hotmail.com(ボギー)
ポーポー軒にて
シャングリラの夜
ラウンジサウンズ最年長64歳!ラ・イルミナシオンの胡太郎さん、肉を喰らいてライブに挑む!前打ち上げから盛り上がっていた。
個人的にも今夜はふつふつと燃えている。
ユーテロでボットンズとポカムスとズボンズが今やってるからだ。きっと最高だろうと思う。だからこそ負けたくはないのだ。今夜ラウンジサウンズで俺は俺のステージを全身全霊だ。
一番目は田代裕之、今日は沖縄ロック色抑えめでじっくり歌い込む感じだった。
riverside yoshinoいいなー。言いたいこと歌にして歌うだけ。良いことなんか歌わないぜって感じがいいなー。清志郎が好きらしい。殺傷力のあるいい声だ。
ラ・イルミナシオンのステージはなんだかじーんとくる。3年前に脳梗塞でギター弾けなくなった胡太郎さんが、リハビリを経てガンガン弾きまくれるようになった。死ぬまで音楽を続けていくぜというその姿が自分の未来ともかぶる。まぎれもなくロックンロールやん。
あかたろ、今までの歌の表現から分岐点に立っているのだろう。それはとても大事なことだ。これから彼女は素晴らしいソウルシンガーに成長していく気がする。
この日はDJでも意図的に電気グルーヴ「シャングリラ」を繰り返し爆音で流していた。すでに5回目のシャングリラだ。
ラウンジサウンズ、トリはボギー。ユーテロからダッシュでハシゴしてくれたお客さんも何人かいてくれて、嬉しかった。テンションめちゃくちゃ上がる。
俺はギリギリまでセットリストは考え抜いた。で、結局ステージでは予定外の曲もやるし。それがライブ。
1.ダメージダン
2.プラカラーオーバードーズ〜コミック雑誌なんかいらない
3.幸せは欲しがるほどに遠くなる
4.カチャーシーin the琉球
5.戦争ワルツ
6.いかれたベイビー
7.贈る言葉
昨日は最後に「贈る言葉」で胴上げをやることだけ最初から決めていたのだ。どんなにお客さん少なくてもやろうと(笑)。出演者6人+お客さん17人の卒業式!胴上げされながらこの夜6回目の「シャングリラ」が流れた。