ボギーの悪趣味音楽作法

「ヨコチンレーベル」代表。ボギー弾き語りのほか、バンド「ボギー家族」「nontroppo」「東京ノントロッポ」「奥村靖幸」。イベント「ハイコレ」「ラウンジサウンズ」主催。などなど、日々を祭りのように生きるボギーの日常をレポするブログ。 ヨコチンレーベル http://yokotin.xyz ボギーのTwitter @BoGGGeY ボギーのインスタグラム @yclabel_bogggey 息子のブログ「モンド今日の絵」http://mondo-art.blog.jp/ 娘のブログ「今ちゃんぽ」http://imachanpo.blog.jp/

2019年03月

モンドが出てる映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』の予告編が公開されました!ぜひご覧ください。

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祝受賞編


シンプルな予告編


うおー!いよいよって感じしてきた!

シーンのカットも何枚か公開されてたり、徐々に映画の雰囲気が伝わる情報が解禁になってきてます。

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映画館に撒かれる新しいデザインのチラシもかっこいい!!

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福岡での上映が中洲大洋劇場に決まったの嬉しいなー。福岡の老舗映画館。なんたって佇まいがいい!
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このスクリーンでわが子たちの勇姿を観れる日がくるなんて…。
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もちろんユナイテッド・シネマ福岡ももちも楽しみ!両方とも観に行く!!
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みんなで一緒に観に行こうぜ!そのあと大宴会しようぜ!!

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日本公開は6.14です。
3月29日(金)より前売券販売開始!

全国の上映館などの情報はこちらのオフィシャルサイトでご確認ください。

昨夜の超絶盛り上がりをみせたラウンジサウンズ。最初は小林ボードウォークの弾き語りとフロアでひとり軽快にステップを踏み続けるミチさんという光景から始まったのだ。

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間髪入れずサブステージで広島から来たミカカさんの弾き語り。今夜は10分のステージを計4回だ。酔ってないと超シャイなミカカさん、まだこの時点では居場所がなさそうにぎこちなく歌い始めた。

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ドペクターズはずっと弾き語りでラウンジサウンズに出てた岡田将平くんが組んだバンドだ。おれも岡田くんの歌をバンドサウンドでずっと聴いてみたかったし、なによりも音を出す喜びと衝動に溢れてて良かった!

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紫川カナシミ合唱団(仮)がバシッと会心のパフォーマンスをキメた!ふざけながらも超マジメな3人の音楽愛が爆発してて、歌詞聴いてるとちょっと泣きそうになった。

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ミカカさんのサブステージ、徐々に酔いだしたのか空間に慣れてきたのか出演者たちの好演に刺激されたのか、いや、その全部だと思うが、ミカカさん本領発揮!ミカカさんの歌は刺さるような激しさの中に他者へのやさしい眼差しがある。

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そして林まゆ!昨年のチンロックで復活後のライブはかなりいろいろと凄いことになっている。それは言葉じゃ説明できない。林まゆの凄さってきっとそこだ!

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トリはザ・ボットンズ!先週のヘドロ脱退ワンマンライブには100人以上お客さん来たのに今夜のラウンジサウンズにボットンズ見にきたの10人ちょいて、アホかよお前ら!こういう夜に最高のライブやるのがボットンズって知っとろうもん!

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今夜のボットンズは3人でステージに立っての決意表明のライブだ。ワンマンの時より遥かに攻撃的で、ラウンジサウンズに出始めた頃のギリギリな感じのボットンズだった。客席にはそれを見つめるヘドロの姿が。

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ライブの最後にふーが「俺らは死ぬまでロックンロールやめねえ!」と叫んだ!!

高らかに新章突入のファンファーレが鳴り響いたぜ!!

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ラウンジサウンズ終わってボットンズ労いに楽屋行へ、3人ともいい顔してた。

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打ち上げではミカカさんがいい顔してた。充実の一夜。

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3月27日。

ラウンジサウンズの前打ち上げ、いつもの「○○いっぱい」。今週の勇者の剣はモヤシイズム!
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楽しい勢いそのままにラウンジサウンズ開始!一番目はフアリナでふわふわ。昨今、バンドの解散やメンバー脱退の話が多い中で、フアリナみたいにずっと仲良しでメンバー不動でコンスタントにやり続けてるバンドはもはやまぶしい光だなと思う。
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ラウンジサウンズ初登場のモヤシイズムは「もやし」のことについてしか歌わないという徹底したコンセプトで独自の世界を作り出していた。とにかくもやしが好きで、もやしを愛してるという。そんな極端な感性の女の子がラウンジサウンズは念願だったと言ってくれた。うれしー。
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もやしについてだけ歌うモヤシイズムのあとは、矢沢永吉だけを歌う西野永真。19歳になったばかりとは思えない永ちゃん愛がほとばしってる!今夜はそれぞれ愛が濃い!
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ラウンジサウンズ、heartlandがもう圧巻!!うねりまくる演奏の上を自由に泳ぎまくるななこちゃんの歌!なぜこのバンドがいまだ無名でいるのか理解できない。ななこちゃんの別ユニット地球屋バンドと並んで日本中の音楽フェスに出て欲しいと思ってる。
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トリは矢野顕子カバーバンドのあのやっこトリオ。すごく似てるし、とにかく楽しそうで最高!お客さんみんなニコニコしながらみてた。
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オリジナルもコピーも音楽に優劣はない。心が躍るかどうかが大切なのだ。平日の楽園ラウンジサウンズ、今夜は躍りっぱなしだったなー。

ボットンズのワンマンライブはノンストップ全35曲!90分!この夜でボットンズからベースのヘドロが脱退する。

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ライブ前に小屋敷店長とふーと中本さんと俺で何人お客さん入るか賭けをした。俺はいちばん多い「100人」と言ったが、3人は「そんなに入らんやろ」と笑った。
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開場してみるとブードゥーラウンジには100人を超えるお客さんが集まっていた。なかには全国から駆けつけたファンもいた。

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そこら辺のバンドからそこら辺のベーシストが抜けるって話しじゃないと思うんだ、ボットンズからヘドロが抜けるって。だからって、ヘドロがすごいベーシストかって言うと全然そんなんじゃなくて。ボットンズ見たことある人ならわかるよね?この感じ。

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俺も長年バンドのリーダーやってきたから、辞めていくメンバーの気持ちよりも、これからも続けていくメンバーの気持ちにどうしても同調してしまうよ。だから今夜は、ふー、きらくん、タカちゃんの顔をじっと見ていたんだけど、明らかに感傷的だったな。

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おもえばボットンズにはずいぶん救われた。もしボットンズが居なかったら、ラウンジサウンズは続けていなかったかもと思う。辞めようかなと思うタイミングでボットンズはいつも最高のライブをしてくれて、その度に「もうちょっと続けてみようかな」という気持ちにさせられてきた。この夜もまたそんなライブだった。


気づいたら俺とユウスケはステージで暴れていた。

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最後のほう、ヘドロの革ジャンはただのボロ切れに成り果てていたのも最高だ。

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ブードゥーラウンジの壁には今までのヘドロの写真が飾られてた。どれもこれも化け物みたいな写真ばかり。

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写真には写らない美しさがある。それはボットンズのライブを生で見た人だけが知っていることだ。

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ヘドロが辞めてもボットンズはきっとボットンズだろう。それは間違いないと思う。いままでたくさん笑わせてもらったり感動させてもらったヘドロにありがとう!


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というわけで、賭けに勝ったお金はぜんぶヘドロにあげました(笑)。

3月24日。

鹿児島の翌日は阿蘇に行き家族でいっぱい遊んだ。まずは大きな公園をみつけて遊びまくるテンちゃん今ちゃん!(モンドはどこかで本を読んでる)

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すべり台のトルネードが思った以上にえぐすぎて泣く今ちゃん。
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阿蘇の温泉旅館で大いに疲れを癒す。湯巡追荘(ゆめおいそう)、旅館のネーミングセンスはどうかと思うが、かなり家族向けないいお宿。
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足湯に貸し切り家族湯に露天風呂、ぜんぶ入り放題!
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射的にビンゴ大会に卓球に謎のオールディーズショーなどなど子連れ大歓迎ムード。
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さらにカラオケも無料!すげーサービス良いやんこのお宿!!
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夜ごはんは焼肉もすき焼きも寿司も刺身もなんでも食べ放題&お酒も飲み放題!めっちゃ美味いし最高!!
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翌日は阿蘇ミルク牧場に行った(モンドは眠みぃと言い車で寝てた)。

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ヤギのエサやりをしようとしたら、あまりにもたくさんのヤギが一斉に顔出してきて、その勢いにびびって泣く今ちゃん。
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そのあとモルモットさわって、ポニーに乗って、機嫌が戻る。
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牧場ってなんとも言えないさびしさが漂ってるよね。
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そんな阿蘇ミルク牧場でいちばん強烈にヤバい空気を醸し出してのがこれ!釣りをするカラクリ人形、なんだか殺気すら漂っておりめちゃくちゃ怖かった。
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ミルク牧場から20分ほど車を走らせ益城に住んでいるおじいちゃんに会いに行った。もうすぐ98歳になるけどめちゃくちゃ元気で毎日焼酎飲んでる。

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おれも子供の頃この庭でゲートボールして遊んだなぁ。
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そしてこれ!おじいちゃんがコツコツと木を彫って作った洋風こけし!ひとつひとつ服の柄も顔もちがう。
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熊本といえば馬刺し!

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そしてスイカ!
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モンドの中学卒業祝いってことでご馳走たくさん用意してくれた。
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「みんなが来てくれたもんでぎゃん賑やかしゅうてじいちゃんなぁたいぎゃー嬉しかもん、ありがとうありがとう」と大喜びしてくれた。おじいちゃんの熊本弁きくの大好き。
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今回廻った阿蘇は地震のあと観光的にも大打撃だろうし、おじいちゃん家の益城は震源地だったからまだあちこち道路が封鎖されてたり、橋が落ちたままだったりするけど、ちゃんと少しずつ復興してるんでまた遊びに行きたいな。

3月23日

写真家のたこやきくんが撮ってくれた似顔絵屋さん中のモンド。いい表情してるな。
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というわけで、モンドくんの似顔絵屋さん@鹿児島たんすの肥やし。満員御礼!ありがとうございました。
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今日のモンドは集中力すさまじく、ほぼノンストップで描きっぱなし18人!みなさんそっくり。
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鹿児島の古道具屋さん「たんすの肥やし」にて大工のAsakoちゃんが企画してくれたボギー家族ツアー。
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ここはすてきなセレクトの服や雑貨、家具、食器など。お客さんもひっきりなしでいいお店だった。
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マルシェやワークショップもかなりたくさん参加でプチお祭り状態!おいしいもの食べまくり。スパイスカレーうまかったなー。
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店内にはモンドくんの似顔絵原画コーナー。内田裕也、樹木希林、ボブマーリー、ピエール瀧、ミックジャガー、というセレクトで飾らせてもらいました。
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ずっと外で遊んでたテンちゃん今ちゃんがクワガタ見つけた!もうクワガタいんだね!
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ニシくん、山之内くん、大谷くん、シュートくん。南九州のおバカさんたちが鹿児島に集まったぜ!最高ー!
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ボギー家族ツアー鹿児島編、夜の部開始。オープニングに急遽決まったサイキシミン!名曲「街」を歌いグッとさせたあと、アカペラで「男はつらいよ」。クソすべる(笑)。
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続けてボギー家族、最初はちょっぴりシャイだったお客さんたちがどんどん開放的に、つまりバカになっていくドキュメンタリーみたいだった
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ボギー家族ライブの鍵は今ちゃんだ。昨日はとにかく今ちゃんが活き活きしてたと思う。音楽は自由!それが今ちゃんの表情にぜんぶ出てる。
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今ちゃんだけじゃなく、モンドのタコ踊りも、テンちゃんのカホンのリズムも、ベイビーの笑顔も、全てがボギー家族ライブの大事な要素だ。
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みんなどんどんバカになっていく!!
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やっぱり最後はボギ八先生「贈る言葉」!かしこく生きるコツは大人も子供もみんなバカになる日が必要だってこと!
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<ボギー家族@鹿児島セットリスト>
バカになりましょう
酒がねぇ
山谷ブルース
おさんぽ
カントリーロード
NO FUN MY WAY
戦争ワルツ
ロックンロールのうた
BON-ODORI
タコおどり
バカダンス
バカになりましょう
星のOHAKA
家族のうた
カーニバル
贈る言葉

たくさんのお客さん!子供たち!最後はみーんなバカになってボギー家族はこんな大家族になりました(笑)。鹿児島また行くね!!
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ボギー家族ツアー鹿児島編を企画してくれたAsakoちゃんは普段は大工をやっている。しかも最近東京から鹿児島に引っ越してきたばかりだという。彼女はSNSも殆どやってない。だけどたくさんの人がこの祭りに関わり、お客さんもいっぱい集まった。きっと人と人の繋がりを大事にしてる人なんだろうな。
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また素晴らしい出会いをたくさんもらった。

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打ち上げはAsakoちゃんの家で。


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おいしいケータリングがいっぱい。

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ボギトーークも始まり夜中3時まで盛り上がった。ひとり、またひとりと気絶するように眠っていく打ち上げは楽しい。
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翌朝、おみやげに大きなボンタンアメまでいただいちゃって。
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ほんとにお世話になりました!鹿児島また行きたい。みんなありがとー!!!

平日の楽園「ラウンジサウンズ」では、いつでも刺激的な夜、未知なる音楽との出会いを用意してお待ちしてます!4月のラウンジサウンズも、おもろいラインナップがずらり!!!あなたのアンテナにピクンとひっかかった日にぜひ遊びに来てくださいね~!!!! 


4月のラウンジサウンズ

幼稚園

4/2(火)「らうんじさうんず幼稚園」@VooDooLounge

open19:00 start19:30

¥1500+1ドリンクオーダー

出演)ザ・ガーデナーズ/あぁちゅ/ASAKA SHOCK/キドリーヌ/MAD MADOKA(佐世保)

園長先生)ボギー

● 幼稚園のおゆうぎは大人がやっても楽しいんだろうか?というわけで、この日は出演者5組中4組が保母さん!ライブの合間におゆうぎ教室やってもらいます。出演は、ギターとフィドルによるビールが美味くなるアイリッシュユニット、ザ・ガーデナーズ。アイドルとして活動しながら紫川カナシミ合唱団(仮)でもハチャメチャやるあぁちゅ。音楽を始めたての喜びのような衝動が残る印象的な歌を聴かすキドリーヌ。伝説の保育園副園長、MAD MADOKA。めっちゃ笑顔にさせられるシンガーソングライターASAKA  SHOCK。よいこの大人あつまれ~!


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4/10(水)「ラウンジサウンズ」@VooDooLounge

open19:00 start19:30

¥1500+1ドリンクオーダー

出演) the caves(姫路)/フアリナ/江上るい/イフマサカ/gn8mykitten

司会とDJ)ボギー

● 絵を描くように広がるギターの音と淡雪のような澄んだ歌声、姫路からthe caves。きらめきと浮遊感と永遠の青年男子感が眩しくはじけるフアリナ。優しく刺さる歌、江上るい。ユーモア溢れる切り口のMCが味わい豊かな空間を創り出す小笹のストーリーテラーイフマサカ。言葉のみで空間に試合を挑む無伴奏ラッパー、gn8mykitten。


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4/16(火)「ラウンジサウンズ」@VooDooLounge

open19:00 start19:30

¥1500+1ドリンクオーダー

出演)ふじたけいすけ(熊本)/乾いて候/のーの/鈴木拓也/よたれ

司会とDJ)ボギー

● 全身から魂ほとばしらせ歌う、ふじたけいすけ。クールでシンプルに削ぎ落としたロックを鳴らす乾いて候。ラウンジサウンズの元祖地下アイドルのーの。唯一無二の言語感覚と作曲センスを持つ奇人SSW、鈴木拓也。そして意気揚々とL.S初登場、Bermuda△のVo,Gによるソロよたれ。


kanpo

4/23(火)「ラウンジサウンズ」@VooDooLounge

open19:00 start19:30

¥1500+1ドリンクオーダー

出演)漢方先生/ヒゲLOOK/soy flour /ポカムス/Inchiki Jam Unit

司会とDJ)ボギー

● ダイナマイトすぎる歌声と演奏そして豊満なボデーで魅了する漢方先生。懐かしくも新しいメロディでトロピカルというより泥ピカル・ロックな大牟田産ヒゲLOOK。ずらり並んだホーンセクションが艶やかなジャズバンドSoy Flour。最下層の魂を揺さぶる秘宝のようなロックンロールバンド、ポカムス。ぜんぜんインチキじゃない凄腕ジャムを聴かせるInchiki Jam Unit。


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4/25(木)「ラウンジサウンズ」@VooDooLounge

open19:00 start19:30

¥1500+1ドリンクオーダー

出演)オクヤマカナコ/アンリバンド/江藤佑樹/小林ボードウォーク/偶然にも僕らは出会い、あの時、此処で歌った讃美歌は今でも君の心を支配したまま

司会とDJ)ボギー

● sea’s lineの紅一点、深呼吸のようなエレキソロ、オクヤマカナコ。ピュアなクレイジーボーイがバンド結成、アンリバンド。スタイリッシュなコード進行とメロディ、江藤佑樹。意味不明のキャラと、独自の世界を持った小林ボードウォーク。とにかく名前が長い!でおなじみアンビエントノイズソロユニット偶然にも~。


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平日の楽園「ラウンジサウンズ」への出演希望バンド、ソロ大募集です!VooDooもしくはボギーまでデモ音源持参、もしくはメールください。

(VooDooLounge店舗住所:福岡市中央区舞鶴1-8-38第19ラインビル4F(親不孝通り沿い))


※出演希望バンド、随時募集中!ボギーまで連絡ください。

 yokotin_b@hotmail.com(ボギー)


せっかくの日曜日、天気もいいのでテンちゃん今ちゃんとおさんぽに。途中で鹿子さんも誘い4人でポーポー軒まで行くことにした。

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つくしがたくさん生えてる場所を見つけて、しばらくつくし採りに没頭する子供ふたりとおじさんふたり。
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ポーポー軒に到着。
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現代の子供たちにとってかつての駄菓子屋の代わりとなる場所がコンビニなのかもしれない。しかし、ポーポー軒は現代に現存する駄菓子屋だ。それはすなわち、子供たちの夢の楽園である。
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その楽園の店主が俺の弟、つまりオクムラユウスケなのだ。
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鹿子さんとポーポー軒でコーラフロートを飲みながら頭脳警察について語っていると、とつぜん親戚のなおこおばちゃん一家がやってきた。
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なおこおばちゃんは超絶なエネルギーを持っている。瞬く間にポーポー軒はなおこおばちゃんの貸し切りバーへと変わった。つまり、ここに居合わせた人ぜんぶ奢りだ。
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電話してベイビーとモンドも呼び出し大宴会が始まった。今日はお客さんが来ないから早めに閉めようかと思ってたらしいポーポー軒は、気が付けば親族でいっぱいになっていた。
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まるでこうなることが決まっていたかのような、不思議な夜だった。

そこで、なおこおばちゃんから聞いた話がめちゃくちゃ驚きだった。わが一族には脈々と霊的な能力があったりなかったりするのだけど、その源流ともいえる(いままでよく知らなかった)親戚の存在…。それはあまりに不思議な話ではあったが、妙にスッと腑に落ちた。

この話はボギトーークに加えたい。

ラウンジサウンズ最年長64歳!ラ・イルミナシオンの胡太郎さん、肉を喰らいてライブに挑む!前打ち上げから盛り上がっていた。

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個人的にも今夜はふつふつと燃えている。

ユーテロでボットンズとポカムスとズボンズが今やってるからだ。きっと最高だろうと思う。だからこそ負けたくはないのだ。今夜ラウンジサウンズで俺は俺のステージを全身全霊だ。


一番目は田代裕之、今日は沖縄ロック色抑えめでじっくり歌い込む感じだった。

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riverside yoshinoいいなー。言いたいこと歌にして歌うだけ。良いことなんか歌わないぜって感じがいいなー。清志郎が好きらしい。殺傷力のあるいい声だ。

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ラ・イルミナシオンのステージはなんだかじーんとくる。3年前に脳梗塞でギター弾けなくなった胡太郎さんが、リハビリを経てガンガン弾きまくれるようになった。死ぬまで音楽を続けていくぜというその姿が自分の未来ともかぶる。まぎれもなくロックンロールやん。

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あかたろ、今までの歌の表現から分岐点に立っているのだろう。それはとても大事なことだ。これから彼女は素晴らしいソウルシンガーに成長していく気がする。

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この日はDJでも意図的に電気グルーヴ「シャングリラ」を繰り返し爆音で流していた。すでに5回目のシャングリラだ。


ラウンジサウンズ、トリはボギー。ユーテロからダッシュでハシゴしてくれたお客さんも何人かいてくれて、嬉しかった。テンションめちゃくちゃ上がる。


俺はギリギリまでセットリストは考え抜いた。で、結局ステージでは予定外の曲もやるし。それがライブ。

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1.ダメージダン

2.プラカラーオーバードーズ〜コミック雑誌なんかいらない

3.幸せは欲しがるほどに遠くなる

4.カチャーシーin the琉球

5.戦争ワルツ

6.いかれたベイビー

7.贈る言葉


昨日は最後に「贈る言葉」で胴上げをやることだけ最初から決めていたのだ。どんなにお客さん少なくてもやろうと(笑)。出演者6人+お客さん17人の卒業式!胴上げされながらこの夜6回目の「シャングリラ」が流れた。


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昨夜の田口史人レコード寄席「日本とタンゴ」本当に凄かった。

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戦後から30年間くらいの間に起きた日本とアルゼンチンのタンゴにまつわる愛と感動の群像劇!なんて書くと安っぽく感じるかもだけど、全て実話なのでもう心が震えるしかない。たった3時間で大河ドラマを見終えたような濃さだった。
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どういう内容だったか知りたい方はぜひ田口さんのレコード寄席に行ってみてください。同じテーマではもう福岡では無いかと思うけど。県外まで聞きに行く価値は充分あり!田口さんは毎週全国を行脚して廻っています。

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田口さんのレコ寄席にはいつも感嘆しかない。なんでこの人はちょっと興味を持っただけでここまで徹底的に物事を掘り下げることができるのだろうと。そして、同時進行で一体いくつの世界を掘り下げていってるのだろうと。

田口さんは音楽マニアでもコレクターでもない。根っからの学者だと思う。

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毎年そんな衝撃の論文発表会となり、感動が押し寄せるレコ寄席の翌日は、その反動である感情が揺り戻しのように湧く。

今の時代、自分が知らないことや興味のない世界のことはトコトン無視なんだな。殆どの人が。

そのことにがっくりと肩を落としてしまう。どうすればもっとたくさんの人に届くのだろう?

ネットやSNSなんかで集めた情報で世の中を知った気になることへの警鐘を鳴らし続け、常に自分の足だけで真実に辿り着こうとする田口さんの姿勢に、今年もぴーんと背筋が伸びてしまうボギーと嬉しくなりすぎてついおどけてしまう鹿子さんなのであった。

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田口先生、来年もご教授宜しくお願いします!

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