本物の北島三郎に会えたその日の夜に、「ラウンジサウンズまつりナイト」という奇跡の流れ!
それはまるで全てがあらかじめ仕組まれていたかのように、いろんな奇跡がひとつの河の流れになって繋がった夜。
それはまるで全てがあらかじめ仕組まれていたかのように、いろんな奇跡がひとつの河の流れになって繋がった夜。
そんな夜の記録です。
1月27日。
VooDooLoungeに行くと、楽屋には大きな和太鼓がふたつ。吉浦くんと宇宙サービスがそれぞれ持って来た和太鼓だった。これだけでまつりの予感(笑)。そう、今夜は全出演バンドが北島三郎の「まつり」をカバーするという企画!平日ながらお客さんもたくさん!年配のガチ北島三郎ファンのお客さんもちらほら(笑)。
最初は、freedomset。
Voの彩ちゃんとは2年連続で一緒にサブちゃん観に行った仲間だ。ペペ伊藤のしっとり絡み付くようなボサノバギターに、彩ちゃんが美しい歌声でゆっくりと「♪男は〜ま〜つりを〜」って気持ち良く歌ってくれた。
サブステージで、吉浦優希。彼は自称パンクスだけど、おれは彼ほど律儀で真面目、そしてステージで天然ボケかます奴は居ないと思う。でっかい和太鼓で「まつり」を叩き語り!でも歌い出すと太鼓のリズムがズレる。太鼓をちゃんと叩こうとすると歌詞が飛ぶ(笑)。革ジャン脱ぎ忘れて、さらし姿になりもう一度やりなおす。和太鼓持ち上げたけどあまりの重さにぷるぷる震えて倒れそうになる。和太鼓を下においてその上に飛び乗ったは良いが、和太鼓の下にバチが挟まってて、まるで玉乗りの曲芸師くらいめっちゃぐらぐらする(笑)。ポケットからバイブレーター出してそれでギター弾こうとするけど、弾けずにやめる....。
何ひとつ上手くいかない(爆笑)!!!
この一連のドジすぎるパフォーマンスはほんの数分間のできごとだ(笑)。
面白すぎて腹がよじれるほど笑わせてもらった。
面白すぎて腹がよじれるほど笑わせてもらった。
続いて、Heartland。
ジャズファンクかつプログレ、そしてきちんと演歌の心がこもった素晴らしいバンドアレンジによる「まつり」!グッと来た!最高!!!ななこちゃんは紅白とかで歌ってもプロの歌手にまったく引けを取らないボーカリストだと前々から思っている。
サブステージはミラクル銀河伝説。
奥さんが「わたし歌いたい!」ってことで、なんと夫婦で「まつり」をやってくれた。例えが悪いかもしれないけど、地元のお祭りののど自慢大会のような(笑)それはそれで素晴らしい「まつり」!
続いて、宇宙サービス。
今度はテクノで「まつり」!サイリウムのヲタ芸和太鼓乱れ叩き、笑った〜。
ジマオさんは1曲目の「まつり」で全力使い果たし、あとはぼろぼろになるという(笑)それもまた「まつり」。
サブステージでニブルスくん。
本番の前日まで美空ひばりの「お祭りマンボ」と勘違いしてたらしく(笑)、大慌てで歌詞を作り直したという大チョンボのニブルスくんは、ラップで新しい解釈の「まつり」を聴かせてくれて面白かった(本人はヘコんでたけど)。
博多座での北島三郎公演、夜の部の公演を終えてわざわざ駆けつけてくれた北島一座の神保さんと小島さん!!!そしてその周りを囲むサブ友美女軍団(笑)。
さあ!まつりはモリモリ盛り上がってきました!!!
The Holidays。
ルーツレゲエな「まつり」でダビーなアレンジも気持ち良い!最後の最後でボギーがステージに引っぱり出され「まつり」熱唱(笑)。
さあ、ここからスペシャルゲストの登場!
すごい偶然な出会い方で1週間前に知り合った某・大サーカスのパフォーマーTomokoちゃんと、これまた昨年モンドの似顔絵屋さんで偶然知り合った金粉ショーダンサーのゆっぴい。このふたりが急遽「とっつ&秋風リリーというコンビ名でわたしたちも踊らせて〜」って参加してくれたのだ!
ふたりがどんなパフォーマンスを見せてくれるか分からないけど、きっと面白いに違いないし、そーいうノリって「まつり」っぽくてわくわくするじゃない(笑)!
まずは浴衣姿で北島三郎の「ブンチャガ節」をコミカルに踊る。楽しい。
するとゆっぴぃが浴衣の帯を俺に引っぱらせてくるくるくる〜〜!そのまま浴衣をバサーッと脱いだらヒモブラ&ヒモパン姿!さらにお客さんにブラのヒモもほどかせておっぱいポロ〜〜〜ン!!ぷりんぷりんぷり〜〜んって激しいダンス!!
ゆっぴぃ、最高すぎる(笑)「!!!
続いてTomokoちゃんが素晴らしい筋肉美で身体パフォーマンス!筒を使っていろんな曲芸を披露!!!わ〜!!すげ〜〜〜さすがプロ!!!!ふたりとも最高〜〜〜!!!
この飛び入りのおかげで「まつりナイト」は飛んでもなくハッピーな盛り上がりとなった、
とっつ&秋風リリーありがとう!!!
とっつ&秋風リリーありがとう!!!
熱気ムンムンの中で、THE VOTTONESが登場!
やっぱロックンロールでドカンと暴れないとね。しっちゃかめっちゃかに盛り上がり、いよいよ最後のナンバー「まつり」。Voはふーじゃなくて、なぜか中本さん(笑)。中本さんはボットンズのメンバーではないけど、限りなくボットンズのメンバーに近いおじさん。ふんどし一枚!50歳の裸体が眩しい。中本さんは、緊張しすぎて歌い出した瞬間に歌詞が全部飛んでしまったらしく、結局何も歌えないまま、ふーにふんどし剥がされて股間押さえたまま照れ笑いしていた(笑)。
なんだこれ(爆笑)???
なんだこれ(爆笑)???
「まつり」がただのロックンロールなインストナンバーになっていた(悶絶)。
このイベント、本当はここで終わる予定だったのだ、数日までは。
しかし、サブちゃんの公演を見て「それではいかん!」と、きちんと主催者であるボギーが大トリを勤め上げ、サブちゃんに対する感謝の気持ちをステージに込めなくては!と思い、ギターはペペ伊藤、ベースとドラムはHeartlandのおふたりにお願いして、ボギーの「カーニバル」スペシャルまつりバージョンで届けすることに。
しかし、急遽だからリハは一度もやっていない。ぶっつけ本番だ。
会場には和太鼓が二つあったし、アジさんのジャンベもあったので、サブちゃん公演のTAOをイメージしてまずは和太鼓の乱れ打ち!!
ほんとに打ち合わせなにもしてないから乱れまくりの乱れ打ち(笑)!
その合間に幕の裏でボギ三郎がスタンバイ!
カーテンがシャーッと開いたらいよいよ今夜のクライマックス!
ボギ三郎&まつりサウンズビクトリー(勝手に命名!)のステージだ!!!
出演者全員もステージに上がり、とっつ&秋風リリーが祭りっこダンサーとして踊り、北島一座の神保さんまでもステージに駆け上がり、まさに「まつり」!!!
ボギ三郎のメイク&衣装も完璧(笑)!
わっしょいわっしょい!!!
ボットンズ神輿に飛び乗って会場を練り歩くボギ三郎!!
その異常な盛り上がりは受付のモニターテレビにはこんな風に映っていたらしい(笑)。
バカすぎる(笑)!!!!!
「今日をまつれ!明日もまつれ!お前はお前のまつりをやれ!」
そして最後は、
ドドドーーーーン!!!!!!
大歓声の中、ステージの真ん中でボギ三郎と神保さんが熱く抱き合いフィナーレ!!!
8年間、毎年観に行った北島三郎特別公演の「まつり」に対するボギーなりの感謝と回答が、この「まつりナイト」。最後の大セッションは、当初の予定を大きく逸脱し、いくつもの奇跡的出会いが織りなした大団円となった!!!
完全にやりきった....。
果たしてこれ以上のミラクルな企画を今年やれるのだろうか?
かなりハードルが上がってしまったことは確かだ(笑)。
サブちゃんの熱狂的ファンで博多座公演も毎年見ているという女性がご来場くださり、終演後「素晴らしかったです。本当に感動しました!」と言ってくれたのが、とても嬉しかった。
やっぱり演歌は日本のソウルミュージックなのだと思うのだ。
本物の北島一座の俳優さんを両脇に、完全にサブちゃんスイッチ入りっぱなしのボギ三郎(笑)。
メイクも落とさず、そのまま打ち上げにいくボギ三郎。
ずっとこの表情をキープし続けるボギ三郎。
だんだん顔が痒くなって来たので、おしぼりで顔を拭き。
吉浦くんが二代目襲名(笑)!
阿藤快かよ!!!
酔いつぶれたななこちゃんは、昨日結納を納めたばかりの新婚さんだと言うのに、容赦ないお仕置きを受ける(笑)。
盛り上がりまくって朝5時、全員べろんべろん(笑)。
馬鹿な俺にトコトン付き合ってくれる仲間が居る。
馬鹿なことにトコトン熱くなってくれる馬鹿が居る。
それは宝だ。
「兄弟仁義」
親の血をひく 兄弟よりも
かたいちぎりの 義兄弟
こんな小さな 盃だけど
男いのちを かけてのむ
義理だ恩だと 並べてみたら
恋の出てくる すきがない
あとはたのむと かけ出す露路に
ふるはあの娘の なみだ雨
俺の目をみろ 何んにもゆうな
男同志の 腹のうち
ひとりぐらいは こういう馬鹿が
居なきゃ世間の 目はさめぬ
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