先日は、ザ・レキオ企画にノントロッポお呼ばれしてMUSKでツーマンライブだった。 
意外な組み合わせだけど、とても気持ちのいい夜で、打ち上げは朝5時まで盛り上がった。 


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ザ・レキオは沖縄出身の3人組(赤星くんは沖縄じゃないけど)で、彼らが「かりゆし」というバンド名だった頃からラウンジサウンズにはよく出てもらってた。活動拠点を福岡から東京に移して数年、今年の年間ライブ本数が全国各地で250本だという。ライブ以外の日は移動日だったり、練習だったり、レコーディングだったりと、ほぼ365日、四六時中メンバーと過ごしていることになる。 

すごいことだ、どんなラブラブカップルでも365日、四六時中一緒にいることできないだろう。 

そんな旅芸人のようなザ・レキオのライブは、歌も演奏もMCも、やはりあ・うんの呼吸でピタッと完璧だった。昔と比べても確実に芸に磨きがかかってる。あえて「芸」という言い方をするが、これはもちろん褒め言葉だ。 


とても完成度の高いステージングをみせてくれた。 


ちなみに、ザ・レキオのニューシングルのジャケットはモンド画伯の絵だ。 

レキオジャケ





続いて後攻、ノントロッポ。 
昨年はライブ本数が10本しかなかった。これは結成以来もっとも少ない活動本数だ。練習回数はたぶん10回に満たないくらいだろう。メンバーが揃った日は365日中、20日間もない。普段はメンバーそれぞれまったく違う環境でぜんぜんバラバラな生活を送ってる。だけど、ステージの上ではひとつのエネルギー体みたいになれる。これはこれで、あ・うんの呼吸なのだ。星セントルイスの漫才のような。 



バンドで成功を夢見て駆け抜けた20代。 
夢見てた成功が本当の成功ではないことに気付いた30代。 

40代を前にし今は「音楽が楽しくて楽しくて仕方ない」って、若い頃より動機はどんどん純粋になっている。もはやそれしかない。たぶんいまのノントロッポはとても変なバンドだ。あいかわらず人気はない(笑)。だけど、バンドでステージ上がるのが楽しくて楽しくて仕方ない。水槽から清流に放たれた魚みたいな気持ちになれるのだ。 


この日もたっぷり60分間強、清流で泳がせてもらえた。 


<セットリスト> 
1、あとのまつり 
2、ビール 
3、酔ったふり 
4、ゲーマー 
5、Smile〜スタンダード 
6、セックスマンボ 
7、ナイト・オブ・トロピカリア 
8、うた 



今年はさらにもっと自由にもっと音楽そのものになりたいなあと、思ってる。 
もっともっと。 





nontroppo2013



((( ノントロッポのライブ情報 ))) 


2.16(日)「ボタヤマオリンピック」@福岡VooDooLounge 
14時Open 14時30分start 
前売り2500円 当日3000円 
出演)THE VOTTONES/ワッツーシゾンビ/クリトリックリス/and young.../ギャーギャーズ/RED SNEAKERS/オクムラユウスケ/鮫肌尻子とダイナマイト/白痴/百蚊/B玉/ネオンズ/Valva/ポカムス/まるやまももこ/nontroppo/folk enough /ほか 
※ザ・ボットンズ入魂のロックフェス!これは激アツい!!焼け焦げようぜ!! 


2.18(火)「ハイコレ127〜百聞は一見にしかず〜」@福岡VooDooLounge 
open19:00 start19:30 
前売2000円 当日2500円+1drink order 
出演)超即興(吉田達也+内橋和久)/赤虫(吉田肇+内村耐寒)/nontroppo/マクマナマン/accidents in too large field/戸川碧子(山口) 
※痙攣起こしそうな音楽だらけのクレイジーナイト!シビレて踊って! 


3.8(土)@福岡VooDooLounge 
OPEN / START : 18:30 / 19:00 
料金 : 2,500円 
出演)ミツメ / ザ・なつやすみバンド / nontroppo 
※東京からすっごく良い(現代の)POPミュージック鳴らしてるバンドとスリーマン! 



めちゃくちゃ色違いで楽しみなイベントが3本、どれもオススメです。 
観に来て〜。 
チケット予約、受付中です。 
yokotin_b@hotmail.com