10月30日。
大牟田行信寺で開催されている「エンのエン」は8年前にはじまり今年で6回目、そのうちボギーは4回も出させてもらっている。
昼過ぎに会場に行き、リハを終えたあとはのんびり時間が過ぎていった。今夜の共演者はとても縁が深い。
企画者はお寺の住職ショウドウくん、お互い20代半ばの頃から友人で、当日ショウドウくんは京都でスパナというオシャレなバンドでベースを弾いていた。
ショウドウくんのことを教えてくれたのは二階堂和美で、ボギーと二階堂和美の付き合いはさらに古く、21才のときからの友人である。当時はニッキーってあだ名で呼ばれてて、だからオレはいまだにニッキーって呼ぶ。ニカさんとは呼べない(笑)。
20代の半ば頃、東京でスパナとノントロッポ、そしてモンハンという組み合わせでライブをやったことがある。モンハンのリーダーがケイタイモ。ケイタさんにはノントロッポのサポートベースを弾いて貰ってたときもあるし、ビートクルセイダーズの頃はよくウチに泊めたりもしてた。
そんな縁で繋がってるケイタさんの新しいバンドikanimoと、二階堂和美、ボギーという対バンで、企画がショウドウくん。まさにエンのエンなのだ。
チケットもすてきだ。
この無数の竹灯篭、一本作るのに4時間もかかるらしい。
お寺の境内に幻想的な空間を作り上げてた。
靴を脱いでライブ会場となる御堂に入ると、立派な仏様がお迎えしてくれる。
このお堂の中をVJがサイケデリックに照らしだすと極楽浄土感がすごい!!
こんな最高の空間でライブができるなんて幸せだな~。
御堂の隣りの部屋では、モンドの似顔絵屋さんも好評!
便乗してテンちゃんも似顔絵描いてた。
似てるし(笑)!
フードも充実しており、ひき肉たっぷりのスパイシーなカレーや、生ハムなど、めっちゃお肉だらけ(笑)!
お寺でこんなイベント最高やな。お客さんはソールドアウトでパンパン満席、立ち見のお客さんもたくさんいた。
イベントはまずはお坊さん10数名による読経から始まった。生で聴く笙(しょう)の音色で厳かな雰囲気に包まれる。
この雰囲気からボギー家族ライブという流れ!一曲目は「WE WILL ROCK YOU」から「ボンオドリ」(笑)。最後は「カーニバル」でめちゃ盛り上がったな~。
ライブとライブの合間にお坊さんが出てきてありがたい説法を聞かせてくれるのも「エンのエン」ならでは。
続いてikanimo。めちゃいい塩梅のアコースティック音楽、こりゃええ。打ち上げでikanimoの松井くんが元ボノボ、野村くんが元サケロックと知る。ノントロッポ、ボノボ、サケロックはフィッシュマンズトリビュート繋がり。ちゃんと対バンしたことはなかったけど、これまたエンのエンだな~。
最後は二階堂和美。8年間で6回開催した「エンのエン」第一回目がボギーと二階堂和美のツーマンだった。あれからいろんなことお互いにありつつ、また同じ場所で共演できてほんと感慨深いものがある。
二階堂さんの「いのちの記憶」はやっぱり感動的だった。
アンコールはみんなで「この素晴らしき世界」をセッション!そしてショウドウくんの良いシメのあいさつ。でも、エンのエンが最終回だなんて聞いてないよ!こんな最高なイベントやめないでよ~!
ま、再びこの顔触れて再会できることを祈りつつ、ショウドウくんほんとおつかれさま。いつもボギー誘ってくれてありがとう!打ち上げで、いつか俺が死んだらショウドウくんとニッキーにお経あげてもらう約束したから、長生きしてな(笑)。
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