「ラウンジサウンズ56人弾き語り忘年会」、最高に楽しい時間はアッという間に終わってしまった。恥ずかしいことにイベント翌朝、自分のステージの記憶が酔っぱらいすぎてぜんぜん無く、奥さんから「泣きすぎ、あと、長すぎ」とクールに叱られた...。

レポを書かなきゃと思いつつも、イベント後数日は放心状態&年末年始のバタバタでいまだ手つかず。昨夜、家族が寝静まった時間にひとりで母が撮影した映像をあらためて見返し、記憶が途切れ途切れだった後半部分をやっと確認できたのでこれから56人分のレポを書きます。

長くなるけど、読んでくれたら嬉しいです。

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ラウンジサウンズがはじまって毎週毎週このビルに通っていた。天神センタービル。今夜はいつもより少しだけ厳かな気持ちでここへ来た。
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この場所で開催する最後のイベントだ。楽しもう。
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いつもより早い17時半に開場。出演者やお客さんが続々と集まってくる。ブードゥー店長の小屋敷さんが山のように振る舞い焼鳥を出してくれた。ブードゥーではこんな豪快なもてなし方で祝ってくれる夜がある。
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さらに出演者の皆さんには振る舞いテキーラをステージに用意!歌う前に一杯呑んでくださいねってことなんだけど、この夜、ステージでこのボトルが3本空になった(笑)。
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というわけで、56人分のレポ書きます!

1. ともちん 

トップバッターは今年清々しいほどに童貞エナジーを炸裂させたともちん。上半身裸になり「ねえキスしよう!」と歌いながらステージから降りてきて俺にキスしてきた。スレスレで交わそうとしたが唇の半分は奪われた(笑)。来年は童貞捨てるらしい、がんばれ。
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2. 小林ボードウォーク
年末の残業で予定時間に間に合わず、実際はだいぶ後半になって出てもらった。小林ボードウォークのなんだかよく分からないクセになる感じは後半の酔いどれ宴会タイムによく合っていたように思う。
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3. 塚本裕見子(VooDooLounge PA)
ブードゥーでずっとPAやってくれてる塚もっちゃんにも歌ってもらった。一生懸命練習したむちゃヘタなギターで瀬戸口恵の歌をカバー。思いが溢れてきたのだろう、途中で泣き出してしまった。泣くにはだいぶ早い時間帯だが(笑)その気持ちはすごく伝わってきた。スタッフだからこそこの場所には愛着がありすぎるのだ。
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4. テル(Bingo Love)
打ち上げ終わってべろんべろんで最後に流れつくバー「BingoLove」の店長テル、テキーラ乾杯で景気付けして中島らもの「いいんだぜ」を熱唱。 軽くすべって「なんかすいませんでした...」とひと言残しステージを降りた(笑)。
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5. 愛ちゃん(Bingo Love)
同じくBingoLoveの看板娘、愛ちゃんの声でどんだけ癒されてきたことか。その声で歌うビートたけしの「浅草キッド」優しく沁みるわ〜。
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6. 楢崎賢(ザ・ガーデナーズ)
この一年でいちばんラウンジサウンズに出てくれたのは楢崎くんだろう、必ず毎月出てくれた。そして彼とはたくさん呑んでたくさん話した。帰り道が同じ方向なのでタクシー相乗りでいつも一緒に帰った。今年も呑もう。 
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7. 鎌田寛達(NAMAMEN)
いつもこの企画で泥酔してる寛達、この夜もひどく泥酔してたようで、後半どこにいるのかさっぱりわからなかったけど、そーいうダメなところも好きなところ。
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8. エマリン(PUSSY STRUNK)
この日、身内が倒れられたとかで出番に間に合わず実際は中盤あたりに出てくれたんだけど、歌の途中で息子(キヨシローって名前)がステージに上がってきたのが最高にいい瞬間だった。
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9. フジモトジン
56人弾き語りでみんなが弾いたギターは実はジンくんが酔った勢いで俺に売ってくれたギターだ(笑)。俺も酔ってたのでハッキリ覚えてないが、5千円か8千円で買ったように思う。古くて良い音がする、弾きやすいギターをありがとう。
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10. ペペ伊藤
何度かこの企画に誘ってるつもりだったけど、初参加と聞いてびっくりした。初期のラウンジサウンズからいろんなミュージシャンのサポートで出続けてくれてるペペ。アンチムジカの懐かしい曲を歌ってくれた。
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11. オクヤマカナコ(sea's line)
まだ出会って間もないけど酒の呑みっぷりが気持ち良い女の子、居酒屋で意気投合したのが最初だったような気がする(覚えてないけど)。酔いつぶれてる姿も何度か見た(笑)。
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12. 矢野貴一(BE HERE NOW!)
学生時代から知ってるのでずっと学生のままの印象だけど、もうとっくに社会人。でもすごくピュアな良い歌をずっと作ってるの知ってるからやっぱりあの頃のままの雰囲気だなあ。
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13. 赤い靴
彼女は今年ラウンジサウンズを一度無断欠席した、その理由は車に轢かれて病院に担ぎ込まれたからだ(笑)。それはそれで面白いライブだったとも言える。この日はその話をネタに歌っていた。歌い終わったあと赤い靴ちゃんはステージから降りてきて俺にキスしようとした。良い歳こいてめちゃくちゃ照れてしまった。 
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14. キドリーヌ
はじめてキドリーヌの弾き語り見たときすごいヘタなのにあまりにも真っすぐで感動した。いつの間にかオリジナル曲がいっぱい増えて、大人と子供の世界が混じったような独特の歌世界だ。
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15.中津康志(brownbems)
去年は飛び入り指名してべろんべろんの状態で弾き語りしてもらったけど、今日はちゃんと歌ってた。大好きな「五月の病」、なんども〜。
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16. 椙山木乃美
ギター弾けないのにこの日のために練習してくれた、すごく緊張しながらも歌ったキャロルキング。椙山さんの声はキャロルキングにそっくりだからまるでキャロルが弾き語りしてるみたいでグッときた。
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17. がんちゃん
盛り上がりそうでなかなかエンジンがかからない前半戦に火をつけたのががんちゃんだった!どこまでが曲でどこまでがアドリブなのかわからない感じで最初はスベッてたけど、予想つかない言葉のセンスでぐいぐい引き込んで最後には歓声を巻き起こした。
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18. 石下谷温美(迷いクジラ)
ラウンジサウンズに出だしたのは今年からだけど、彼女の持ってるノリはとてもいい。華がある。弾き語りは初めて聴いた、声の芯がしっかり太くてすごい良かった。
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19. 宅嶋淳(bigmama)
当初は50人弾き語りにする予定で最後の50人目はまっ先に「出たい」って言ってくれた人に決めようと思ってた。それが宅嶋さんだった。宅嶋さんはだいぶ先輩だけど、どこか少年のようなピュアさがあり、そこが昔から好きなのだ。
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20. 石田ラベンダー
この一年間で出会った若いミュージシャンのなかでいちばん掴まれたのが彼女。ステージでの凛とした佇まい、数多の女性弾き語りミュージシャンの誰にも似てない澄んだ音楽性。この日もたった1曲で場の空気を変えていた。
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21. やよい
彼女がまだ10代の頃からラウンジサウンズに出ていた。その頃はガーターベルトというバンド名で、下着姿で歌っていた。一時期はthee50'shighteensやTHE WHYSにもいた。この日はパンティ一枚だけ履いて、おっぱい丸出しで歌ってた。かっこいい、相変わらずあんたスゲーわ。
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22. ヒューマン曲渕(INN JAPAN)
東京から参加、昨年の東京30人弾き語りにも出てもらったがそのときもやっぱりウケてるのかスベッてるのかよく分からない可笑しな曲だったが、やっぱり今日もそんな感じ(笑)。
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23. 荒木ひよう
かつてラウンジサウンズに毎月出てたころは包丁で弾き語りする女子高生ファッションの華奢な男の子だったが、久しぶりにやってきたひようくんはボディビルで鍛えたムキムキの身体という新たなツッコミ所が追加されていた。久しぶりに「生キャラメルがやってくる」が聴けた。
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24. 牧畜業者
ユーミンナイトに誘ったけど仕事で出れなかったことがよっぽど悔しかったんだろう。思いっきり最後にユーミン歌えて良かったね。歌う前に飲んだテキーラにヤラれてそのあとふらんふらんに酔っぱらってたのも面白かった。
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25. 原尻成二(百蚊)
昔この企画に出たときは百蚊の原尻としてだったけど、今夜はユーテロ店長っていう看板も背負ってるから注目度も高かった。思いっきり情けない感じでか細く歌ってて、それはそれで大いにウケてた(笑)。
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26.ニシくん
鹿児島に住んでるニシくんとは一年前に知り合い、知り合った直後に彼の癌がわかった。厳しい闘病生活をしながら彼は彼の生き方を貫いてきた。それは笑って過ごすという生き方だ。ニシくんを奮い立たせたのがボギーの「青い春」だと知り、彼が歌う「青い春」を聴きたいと思ったし、聴いてほしいと思って今回出演依頼をした。大きな身体に似合わない小さな声だったけど、どすんと胸に届いたよ。来年も出てくれな。
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27. 松永美咲(のーの)
のーの活動休止宣言以来のブードゥーのステージは切なく突き刺さるような歌だった。美咲ちゃんはまたいつかのーのを復活する気がする、そのときはさらに深化した世界を見せてくれる気がする。
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28. 林まゆ
林さんは常に面白い。だけど、面白がって見ているわけじゃない。林さんは自身はいつも真剣そのものだし、そんな林さんのオネスティを真正面から受け止めた答えが"笑い"だったりするのだと思う。 
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29. 吉浦優希(スクランブル)
まだ20代で若いのに先日ツーフーになったらしい(笑)ツーフーを贅沢病というのは間違ってると思った。そんな吉浦くんはツーフーを自虐的な歌にして歌っていた。ツーフーって病気は歌になってもほんと切ない笑いにしかならんな。
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30. 大谷慎之介(佐伯市民)
ほんとは数週間前のラウンジサウンズに出る予定だったんだけど、ワケあって出れなくなって、でも大谷くんのラウンジサウンズ愛は知ってるからこの日に出てもらった。彼は大分の辺境にある佐伯に住んでいる。そんな佐伯が大嫌いだという歌詞をオーティスレディングの歌に乗せて歌ってて、めちゃくちゃ愛を感じた。
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31. 外山恒一
実は外山さんの歌を聴くのは初めてだ。中洲で流しをやってるのは知っていたけど、あれほど達者な芸風と話術の持ち主だとは...、無職をネタにした替え歌メドレー。嘉門達夫なんかより遥かに面白かった。
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32. りんご(紫川カナシミ合唱団(仮))
今年はボーズになったり裸になったりと身を削って勝利をもぎ取ってきたりんごちゃん、初めての弾き語りはまさかのオクムラユウスケ「動物大図鑑」の完コピ(爆笑)!!途中の寸劇のくだりも完璧だったし、大いに会場を熱く盛り上げる姿はまさに女ユウスケだった!アッパレ!!
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33. 鹿子裕文(作家)
りんごちゃんのユウスケのカバーで騒然となった会場の空気の中、かなりやり辛かったはずだけど、ここで奇跡が起こる!鹿子さんが歌ったのはまさかのボギー「青い春」(笑)!まさか兄弟で続けざまにカバーされる流れになるとは...。鹿子さんは辿々しくギターを弾き、言葉をひとつひとつ紡ぎだすように歌った。その歌い方は、ミュージシャンの歌ではなく、詩人の歌であった。
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34. michi
ミチさんの声の破壊力はすごい。あれほどデカイ声で歌える人、あまりいないと思う。ミチさんは普段はお客さんだけど、たまにステージ上のバンドより目立ってることがある。そういう意味でもミチさんってすごい表現者だと思う。
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このあたりから酔いが回ってだんだん記憶が途切れ途切れになっていく...。会場の宴会度がぐんぐん増し、みんなわいわい楽しんでる声が歌声をかき消す勢いだ。カシナポがいつの間にか増殖してるし。
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バーカウンターには小屋敷さん、ゲンさんに加えてビンゴのテルやオールスターでいろんな人が酒を作ってくれた。ああ〜、この場所で飲む酒もあと数杯だな〜。
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35. セトグチソウタ(マクマナマン)
夢の歌を歌ってた。森口博子の耳を舐めるとかそんな歌詞だったか?定かではないが、面白い歌だ。セトグチくんはドラマーだけど。
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36. ミラクル銀河伝説
普段ギターインストでぎゃんぎゃん弾きまくってるミラクルさん、この日は静かに歌っていた。この日、最年長。
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37. 瀬戸口恵
恵ちゃんとの出会いはいつだったか覚えてないけどブードゥーだったのは間違いない。この場所で弾き語りを始めた恵ちゃんの思いがいっぱい詰まった歌だった。
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38. カツ(JAB G YORK)
カツさんがブードゥーの店長だった頃に頼まれてラウンジサウンズを始めた。だからカツさんがいなかったらラウンジサウンズは無かっただろうし、こんなにたくさんの出会いもなかっただろう。恩人だ。 「男はつらいよ」を味わい深く歌ってた。
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39. 西ジマオ(宇宙サービス)
倉地久美夫さんの曲をカバー。今年ジマオさんは奥さんを亡くした。亡くなった奥さんが毎年このイベントの出演者の出場回数表を割り出してくれていたのだ。今年は代わりにジマオさんがやってくれた。ありがとうございました。
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40. 藤田進也(ポカムス)
週刊少年ジャンプのことを歌った短いブルース。ラウンジサウンズを始めるとき平日なら何曜でも良いと店長に言われ毎週火曜日を選んだ理由は、俺が小学生の頃、いちばん楽しみだった曜日が火曜だったから。なぜ火曜か?それは少年ジャンプの発売日だったからなのだ。
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41. 鮫肌尻子(鮫肌尻子とダイナマイト)
この日、出来たての曲「火曜日のギグ」という歌を披露してくれた。平日のがらがらのブードゥーでたくさん闘ってきたからこそ歌える歌詞、じーんときた。この日、いちばんじーんときた歌だった。このあたりから俺、涙もろくなってくる。 
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42. 安増裕章(the camps)
久しぶりに会った安増はダイエットして10キロも痩せていた。安増が痩せても誰も喜ばんからまた太ってくれ(笑)。 ラウンジサウンズで初めて見て衝撃を受けたという佐々木匤人さんの歌をカバーしてくれた。
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43. 藤井邦博(魚座)
酔って聴く藤井くんの歌はずいぶん効く。言葉が心にすいすいと入ってくる。藤井くんはラウンジサウンズにはそんなに出てはいない。でも、こーいう夜につい聴きたくなるから誘っちゃうのだ。
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44. 林田明(フアリナ)
林田さんは酔うと呂律がまったく回らなくなり、何を言ってるかさっぱりわからなくなる。そこが面白くて好きだったりする。この日もやっぱり呂律は回っていなかった。「ハロー」という好きな曲を歌ってくれた。
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45. 高松彩(freedom set)
この企画でギターを弾きはじめた彩ちゃん。出会いはやっぱりブードゥーだった。もう長い付き合いになったなあ。「瀬戸の花嫁」を歌ったあと「中津康志くんと結婚します」発言に会場からどよめきと祝福の喝采が巻き起こる。おめでとう!
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飛び入り.木藤和也
ここでひとり飛び入り指名、実は2年前のこの企画がきっかけで付き合いはじめ、結婚をし、子を宿し、そして昨日パパになったばかりの木藤くん!めでたいこと続きだ!「ラウンジサウンズベイビー」というまさに出来たてホヤホヤの曲を歌ってくれた。 
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46. K(カシミールナポレオン)
今年転職をし、なかなか仕事に馴染めず職場でキツく叱られたと愚痴る悪魔(笑)。「でもこの場所には好きな人しかいない、みんな愛してます!」 ってピースフルな本音を吐く悪魔(笑)。歌は「カシナポ祭りだよ〜ロングバージョン」、すぐ終わった。
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47. 石原顕三郎(トラベラーズ)
顕三郎さんとはサンセットライブでみたトラベラーズが最初だった。あのときは人生で接点など無いように思った。しかしいろんなライブの場で、呑み屋で、何度も顔を合わせるうちに顕三郎さんの人としての魅力を知った。酔うとホントひどいけど(笑)。この宴に出てくれて嬉しかった。
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48. コヤナギシンジ
シンジさんともサンセットで知り合った。なんて怖そうな人だと思った。でもいつの間にか友と呼びあえる仲になっていた。ある夜、ビンゴラブで泥酔したシンジさんが号泣しながら「ボギーのラブソングが聴きたい」と言ってくれて、それで出来たのが「アルコールメモリーズ」だった。
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49. オクムラユウスケ
もはやこの辺りの記憶はほとんどない。「りんごちゃんには負けん!」と叫び「動物大図鑑」。途中のセリフのくだりで「56Pの乱交パーティー!」とか叫んでたと思う。今夜はほんとそんな感じだ。写真を見る限り俺がチューニングしてあげたようだ。
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50. ふー(THE VOTTONES)
ダサい虎柄のロングジャケットで出てきて思わず「ダッセー!」と叫んだ。 小屋敷さんから貰った服らしい..,小屋敷さんすみません(笑)。覚せい剤の歌を歌ってた。これまでも気分が腐ってしまいそうな夜、ふーには何度も救われた。
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飛び入り.鈴木拓也
酒癖がひどすぎて10年くらい出入り禁止にしてたんだけど、最後の最後にやってきたのでなぜか飛び入り指名してしまった。歌った曲は「ゴルフうはうは」なんでその曲や(笑)!相変わらず酒癖は悪いな。歌は最高。 15780674_1077831422342407_8594255437915452090_n


51. 漢方先生
 緊張のあまり酔っぱらいすぎて行方不明になってた漢方先生、やっとステージに現れ、長々とブードゥーへの愛を語り、ヅラを脱ぎ捨て「仰げば尊し」を熱唱...、してた記憶がうっすらある。ブードゥーで、そのあとの打ち上げで、漢方先生と飲む酒はうまい。
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52. イフマサカ
わざと憎まれ口を叩こうとしてもやっぱり愛のある言葉がでてくるイクマさん、イクマさんもほぼ毎月ラウンジサウンズに出て、ありとあらゆる企画に真摯に向き合ってくれた人。尊敬するひとり。もう最後のほうに出る人はみんな話が長い長い(笑)みんな酔ってる。名曲イフマサカ版「ダンシングクイーン」 。
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53. TALL BOY(MOTH)
「40人弾き語り」という企画はずいぶん昔にTALL BOYの弾き語りを見ているときにピーンと閃いたのだ。だからこの企画には必ず毎年出てもらってる。でもこの日の歌、覚えてない...。
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それもそのはず、楽屋でこんな感じだったからね(笑)。
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ここからは毎年同じ3人で締める。
 

54. 野海はるね
お母さんの枠をはるちんが埋めるようになって6年になる。モンドもはるちんも今年中学生になった。二人の成長を見守るようにこの企画もある。はるちんは「音楽と触れ合った一年だった」という立派に自分の言葉でMCをしたが、ほんとは生まれたときからずーっと音楽に触れ合っているんだよ。
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55. 井上周一(folkenough)
そんなはるちんとモンドに贈る歌を歌っていた。ステージ袖から見ていたけど、もうほぼ記憶が無い。記憶は無いが、この人なら間違いないことを言って、間違いない歌を歌ってくれたと思う。あとで映像みて確認したらやっぱりそうだった。ありがとう。
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56. ボギー(nontroppo)
やっと出番が来た、ステージに出て、テキーラを呑んで、ゆっくり話しはじめたあたりは少し覚えている。突然感情がどばっと溢れてきて、歌う前から泣けてきて、もう一杯テキーラを飲んだあとから記憶が無い...。
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あとから恐る恐る映像を見返して、自分が何を言ったか、何を歌ったかを確認してみたんだけど、もうね、いい大人がみっともないほど泣いていた...ほんとごめんなさい(笑)。
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しゃべりながら泣き、その反動で怒ったり笑ったりしていた。「歌ったら終わるけん歌わん!」と駄々もこねていた。市政に怒り「俺が市長になる!」とトチ狂った宣言までしていた。「青い春」をみんなで大合唱してくれたんやね。ぜんぜん終わらないコール&レスポンス。 そこからの「贈る言葉」。

ブードゥーラウンジのミラーボールの下で大好きなみんなの顔が大きな輪になり、キラキラキラキラ輝いていた。

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深夜2時、いつもより長い胴上げで「56人弾き語り忘年会」は終わってしまった。おれの青春が詰まったハコ、ブードゥーラウンジでやる最後のイベントが…。全身の力がふっと抜け落ち、淋しい気持ちと晴れやかな気持ちが両方押し寄せた。この写真みるとほんとそんな顔してる。

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ブードゥーラウンジよ!長い間、遊ばせてくれてどうもありがとう!


2017年は新しいブードゥーラウンジで、新しい幕開けだ!!!