いま「POPEYE」の二十歳のとき何をしてたいか?特集を読んでる。面白い。chim↑pomのエリイさんが「二十歳の人に何か言葉を」と訊かれ「時すでに遅し!」ってバッサリ答えてて笑った。
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インタビューは、画家の黒田征太郎さんの話がめちゃくちゃで最高。去年、鬼塚勝也さんの個展で偶然にも黒田さんとお話しできたんだけど、こんなにもやんちゃな人だったとは…。第一印象でなんとなく感じてはいたが(笑)。しかし78歳にはとても見えなかった。
 

自分が二十歳のとき、イラストレーター志望から音楽家志望に転向し、毎日歌っていた。週4日は照和で歌い。自分のステージがない日も照和にいた。毎晩誰かと飲んでいた。その頃はカルピス酎ハイしか飲めなかったけど、当時の自分を知ってる人からは尖ってたと言われる、でも単純にバカなんだと思う。
 

二十歳のとき、誰も履いてないからという理由でパンタロンを履きたくて古着屋を探しまくるが見つからず、親戚のおばちゃんが昔履いてた淡いブルーのパンタロンを譲ってもらった。しかし、ウエストが細すぎて入らない。自分が履いてた濃いブルーのリーバイスの膝から下を切り、パンタロンを縫いつけた。
 

膝から上は濃いブルー、膝から下は淡いブルーの二色に分かれたまるでマジンガーZみたいなパンタロンを履き、おまけにゲタまで履いてカランコロンと意気揚々と天神を歩いていた二十歳のとき、全然尖ってない、バカだ(笑)。
 

真面目に歌ってる人のステージやストリートミュージシャンにマラカス振りながら乱入して「はーい!真面目になに歌ってんのー?」「もっとバカになろうぜー!」とか合いの手入れたりして、まじで怒られたりもした。
 

その頃、照和の大好きな先輩ミュージシャンから「お前は中村雅俊の生まれ変わりだ!これを見ろ」とドラマ「俺たちの旅」全46話のビデオを借りてめちゃくちゃハマる。よく考えたら中村雅俊まだ生きてるし(笑)。その先輩もやはりバカだった。もう死んじゃったけど。
 

思えば愛すべき人たちはみんなバカだったように思う。自己中で自信家で寂しがり屋で優しい。