9月14日。

この日のラウンジサウンズはホントにすごかった。弾き語り5人しか出てないのにまるでロックフェスのようだったし、お客さんたった4人しかいないのに大盛り上がり!終演後みんなの頭から湯気が立ちのぼってるようにみえた。興奮と爆笑の夜。

一番目はラウンジサウンズ初登場の高倉周作くん、すごいぞくぞくするステージだった。
彼が作った緊張感と高揚感がこの日の流れを決定付けたと思う。
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スタンド使いみたいな風貌もかっこいいし。もういますぐ売れていい。

二番目、ともちんはMCがとにかく面白くて泣けた。ウソが1mmもない純すぎる恋の話。女の子はどん引きかもしれんけど、男の純情だよな。ミチさんとオナニーの回数を言い合うくだりはひどかったけど(笑)。
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三番目はミチコさん。五年前まで親不孝通りで呑んだくれてひどい私生活だったことをカミングアウトしたあと「でもブードゥーラウンジに来るようになってワタシは更生しました」という発言に涙。なんとなく、みんな今夜は内面をぶちまけるような発言をするステージで、それがまた空気を濃密にしていた。
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四番目、小林ボードウォークのライブは無秩序だし無鉄砲だし無法地帯、でもそれが彼の魅力だ。そんな小林くんに普段なんの仕事してるの?って訊いたら「法律事務所です」だって、真逆やん!爆笑した。 
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トリは田代裕之、いつも職場からブードゥーに直行し清掃業の仕事着でステージに立つ。全身全霊で振り絞りきる歌は聴いてると次第に血が沸き立つ。
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思わずお客さんも立つ。踊る。歓声をあげる。
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やり倒した田代くんは汗だるまになって最後ぶっ倒れた。

この夜、同じ空間で同じ空気を吸ったという連帯感からか、お客さんも共演者もみんなゲラゲラ笑った。口々に「今夜は面白かった!」と言った。おれも本当に最高だったと思う。

でも、こんな夜ほど内容の最高具合と集客がまったく見合ってないのがいつもくやしい。もちろん主催してる俺の責任なんだけど、みんなでもっと努力しようぜ!こんなに最高なのにお客さんがいないってことに慣れちゃいけない。


打ち上げは田代、小林、ともちん、ボギーの男3人で「おの」。ともちんが今年の夏、海で溺れてライフセーバーに救助された話の経緯が面白すぎるし悲しすぎて、腹抱えて笑った。ともちん天才やな。