11月20日。
ラウンジサウンズのミルフィーユ企画とは、毎回ひとりのシンガーにスポットをあてバンド転換中ごとに10分間のステージを計5回やってもらうという企画なんだけど、これ、いろんな人が挑戦してはその約半数がこれまで玉砕してきた難関企画。今回、見事に演りきったのは東京からきた小柄な女の子、小棚木もみじ。声の魅力と言葉の魅力にヤラレタ〜。飯田くん(セバスチャンX、僕のレテパシーズ)もピアニカや声ベースでいいアクセントをつけてたし。最後までしっかり惹き付けていた。
そんな平日の楽園ラウンジサウンズ、出演バンドもほんとビシビシくる夜だった。良い意味で妖怪ばかりだよ。一番目の団地ファンク妻からモノノケ感が漂ってる。10年ぶりくらいにラウンジサウンズ出た田川のザ・ダイアモンズ。それぞれがあの頃とは違う仕事に就きながらもやっぱりバンドは続けてて、こうやってまたラウンジサウンズ出てくれるのめちゃ嬉しい。
迷いクジラ、スゲー!ほんとギュンギュン成長してる。迷ってないやろ。2人でこの世界観はスバラシー!昨夜一番ビリビリ来たのは彼女たちのステージだったかも。
トリはBLUESVILLE、心も体も躍らせるセットリスト!あのねっとりヤラシイ「女子高生」の歌までもダンスナンバーにアレンジされててびっくり!12月23日のラウンジサウンズカーニバルはBLUESVILLEが大トリに決定〜!
この日は前打ち上げからの良い空気のままイベントに流れ、終わってからの居酒屋ウエスト打ち上げまでずーっと楽しかったなあ。
ラウンジサウンズは異種格闘技戦みたいだとよく言われるけど、決して戦いだとは思ってない。いろんな方向性の音楽がひとつの空間に溶け合ってキラキラ輝いてみえる夜が大好きなだけなのだ。
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