1月28日。
米子滞在中ずっと泊まらせてもらったブティック「one's」の壁にサインを書く。たくさんのミュージシャンがここには泊まってる。
米子滞在中ずっと泊まらせてもらったブティック「one's」の壁にサインを書く。たくさんのミュージシャンがここには泊まってる。
この数日間、one'sの二階の部屋でずっと実家かよってくらいベッドでごろごろと本を読んだり、店長のサクさんや店員のヒメさんとコーヒー飲みながらのんびりお話する時間は楽しかった。もうかれこれ5泊もしてるんだけど、甘えすぎだよね(笑)。
そんなone'sにある冷蔵庫が最高にすてきだ。絵描きさんに頼んで本棚の絵を描いてもらったらしい。インテリアとしての冷蔵庫。おしゃれだなあ。
お昼はまた昨日の和定食屋で日替りを食べる。ほんとうまい。厨房からレジから配膳までぜんぶおじさんがひとりでやっててめちゃくちゃ忙しそう。バイト雇えばいいのにと思うけど、これ600円で出す為にギリギリでやられてるのだろうな。
さあ、いよいよ山陰めぐりツアー最終日。ボギトーク前にone'sのサクさんと前打ち上げに行く。「かば」という米子のチェーン店らしいが、ここすごい良かった!刺身バリうまだし、焼酎ロックの量がとんでもなく男前。
ライブ前からサクさんと盛り上がりまくってしまい気がつくと開演時間を15分もすぎていた(笑)。
ライブ前からサクさんと盛り上がりまくってしまい気がつくと開演時間を15分もすぎていた(笑)。
会場のワンメイクへ戻りそのままボギトーク開始!
お客さんの盛り上がり方が最高。ひとつひとつの話に大きな拍手と歓声が巻き起こり2時間で29話しゃべった。普段ボギトークのときは一切歌わないルールなんだけど、最後に一曲だけどーしても歌いたくて「青い春」を歌う。
お客さんの盛り上がり方が最高。ひとつひとつの話に大きな拍手と歓声が巻き起こり2時間で29話しゃべった。普段ボギトークのときは一切歌わないルールなんだけど、最後に一曲だけどーしても歌いたくて「青い春」を歌う。
さらに巻き起こるアンコールに応えて「贈る言葉」。このツアーでボギーが胴上げされた回数は5回だ。
それにしても、めぐさんはとてもミステリアスな人だ。独特の美意識が貫かれたファッションセンス。頭からつま先まですべて自分で作った服だそう。まるで妖精のような雰囲気。お年は謎だが、この美貌のまま千年くらい生きてそうな感じもする。
そしてそして、このツアーを仕掛けてくれたピコさんには感謝しかない。誰かが自分を頼って福岡に来てくれたとき、俺はピコさんのように優しく心配りができるだろうか?今回たくさんのことを学ばせていただいたと思う。
これにてボギー山陰めぐりツアー9デイズ、全行程を終了〜!こんなバカみたいなハードスケジュールよくやり抜けたなと思う。冬の山陰は想像以上に厳しい寒さだったけど、人の温かさで常に心ぽかぽかな旅だった。みんなありがと〜!!!
1月29日。
やっと寒波がやわらぎ晴れ間が見えたけど、今日は帰る日だ。
三日連続でone'sの隣りの和定食屋「甚」にいく。今日はカツ丼を食べた。ボリューム凄いけど、やっぱり600円。ごちそうさまでした。
帰り支度をしながらこの旅で出会ったたくさんの顔を思い浮かべてみるが、浮かぶ顔、浮かぶ顔みんなインパクトが強い...。米子も隠岐の島も妖怪みたいな人がいっぱいだった。さすが水木しげるが生まれた場所だなと思う。しかし、そういうおれだって福岡から来た妖怪だと思われてるだろう(笑)。
また必ず行きたい山陰めぐりツアー、今度は寒くない時期に。わはは。
毎日少しずつだいじに読んでいた。後半にさしかかると、二階堂和美や都築響一さん、知久さん、山本精一さんや柴田聡子さん、タテタカコさんと今まで自分が出会った人の話が次々に出てきて驚いた。
早川さんとは会ったことがなくて、ただ好きで本を読んだり音楽を聴いたりしてただけなんだけど、なんだか勝手に親近感を抱き勝手にとても嬉しい気持ちになってしまった。
いつか生で歌を聴いてみたいと思い続けてるのに、その機会をいつも逃してしまっている。
「心が見えてくるまで」をちょうど読み終えたところで、新山口から新幹線に乗り換えた。中で駅弁を食べようと思って買ったのに、車内はなぜかほんのりうんこのにおいが漂ってて、お弁当を食べる気が失せてしまった…。
博多に到着。
帰りを待ってくれる愛おしいわが家があるからこそ、また楽しい旅に出れるのだ。
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