7月3日。

台風の夜、ラウンジサウンズ。

キャパがスタンディングで300人の会場にお客さんが3人だ。その3人のお客さんに向けて4人の出演者がステージを繰り広げ、店長は振る舞い料理まで用意してる。そう考えると今夜のラウンジサウンズはなんて贅沢な空間なんだろう。

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台風のなか来てくれたお客さんの為に小屋敷さんが作ったパスタとおにぎりとウインナーを肴に酒を呑む。酒も特別に200円引きのサービスだ。

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今夜はもうみんな自分が歌いたい歌を自由に歌ってる感じする。台風の夜にライブやる時のこのなんとも言えない漂流教室みたいな空気感、すごい好き。

トリでボギー、お客さんは2人増えて合計5人のお客さん。福岡ではあまりやらないバキバキに盛り上げるためのドサ回り用セットリストで挑む。どんなアウェーでも絶対に盛り上がるやつだ。

1、プラカラーオーバードーズ
2、ロックンロールのうた
3、BON-ODORI
4、星野さん
5、うんこ
6、青い春
7、ERIMO岬
8、贈る言葉

こんな荒れ狂う夜に俺たちはライブハウスにいるという特別な連帯意識からか、気持ちいいほど盛り上がれた。最後は「贈る言葉」、男3人で胴上げ。最小人数胴上げ記録樹立!

ブードゥーラウンジを出ると風はもう凪いでおり、わいわいと打ち上げに行き閉店まで呑んだ。

その飲み屋でも「贈る言葉」が流れだして大笑いだった。