「ジョーカー」見たとき真っ先に「タクシードライバー」を思い出したけど、同じスコセッシ監督&デニーロ主演の「キングオブコメディ」も見なきゃなと思ってレンタルしてきたら何この映画!めちゃくちゃ面白いやん!!最高すぎるやん!!!
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ここ最近みた映画の中でもダントツに好きだった!愛おしいとさえ思った。デニーロ演ずるパプキンは完全に狂ってるんだけど、無垢なエネルギーに満ちてる。
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これは他人事ではない、鹿子さんの「ブードゥーラウンジ」も実は同じようなことが描かれてるんじゃないだろうか?「キングオブコメディ」見たことない人はぜひどうぞ。
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「ムーンライト」を鑑賞。
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なんの予備知識も入れずに見たのが良かったと思う。大事な場面も何が起こったかを多くは語らず、見た者に想像させる余白のある映画。美しい余韻が残った。
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「葛城事件」を鑑賞。
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無差別殺傷事件を犯した死刑囚の親父に焦点を当てた作品。異様なほど独善的な主張を常に他者へ押し付け続ける親父。その毒に日々あてられ暮らす家族(母と2人の息子)は人としての心を奪われていく。ひとかけらの救いも希望もなく重い気分になるが、だからこそリアルだった。
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三浦友和演じる高圧的でプライドの高い親父。こういう人、実際世の中にめっちゃいると思う。中華料理店で若い店員怒り散らかすシーンとか同じような場面を現実に見たこと何度もあるし(笑)。すごいヤな気分になるけど、めっちゃ面白いシーンでもある。
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「葛城事件」見終わったあと監督が赤堀雅秋さんと知りエエーッ!と驚いた。「ウィーアーリトルゾンビーズ」のイシくんのお父さん役の方やん!!
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mama!milkのコースケさんからオススメされ映画「人生スイッチ」を鑑賞。
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コースケさんのイメージから勝手にきっとオシャレで感動的なフランス映画かな?と思ったら、アルゼンチン発の抱腹絶倒ブラックコメディだった。映画はなんの予備知識も入れず見たほうが面白いな。この作品めっちゃ最高です!夫婦で手を叩いて爆笑しながら見れた(笑)。
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タランティーノの「ワンスアポンアタイムインハリウッド」鑑賞。
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何気ない会話やシーンから伝わるデカプリオとブラピの友情も良いし、ブルースリーとブラピの喧嘩シーンも楽しかった。
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そして60代終わりのアメリカの風景、匂い。映画の現場。ヒッピー文化。
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見どころはたくさんあるのだが、この映画はシャロンテート事件を扱っているという前情報は知ってたので、話が進むにつれ陰鬱とした気持ちになる。描かれているシャロンがキュートだからなおさら。
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しかし、さすがタランティーノだった!まだ観てない人は必ず先にシャロンテート事件についてググってから本作を観てね。

「ボーイミーツガール」を見た。レオス・カラックス監督23歳のときのデビュー作。
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どのカットもアングルも美しくて切ない。
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ストーリーもやっぱり美しく切ない。余韻が深い。
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これでアレックス三部作全部見れた。しばらく時が流れたらまた見たくなるだろうな。
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アレックスがパックのまま牛乳を立って飲んでるシーンがあって「あ、リトルゾンビーズのタケムラだ!」と思い長久監督にLINEで聞いてみた。すぐ「ちょっと意識しました!」と返信(笑)。
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こういうやりとり何ターンかやってるけどウィーアーリトルゾンビーズは謎解きゲームみたいな要素もあってめっちゃ楽しい。

そんな長久監督に激オススメされた30年くらい前に作られた台湾映画「クーリンチェ少年殺人事件」。
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上映時間なんと4時間!気合いを入れて鑑賞。登場人物が多く人間関係を把握するのと、60年代前後の台湾の時代背景を理解しだすまで2時間くらいかかってしまい何度も巻き戻したりしながら7時間かけて見終え、いまどっしりと深い余韻に浸ってる。
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とにかく時代や街の匂いがあらゆるシーンから伝わってくるのだ。台湾には何度か行ったので緑の生い茂る街並みや懐かしい日本家屋、カラフルでモダンなデザイン、蒸し暑い夜市の空気などいまもそのままだったりする。
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そんな台湾の昼と夜のコントラスト濃い世界で過ごす中2の子供たちの姿が描かれてる。
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「ウィーアーリトルゾンビーズ」のイクコとタケムラのイメージはこの作品の小明と小四らしい。
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それは見てすごく納得できた。
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オマージュと思えるシーンもたくさんあったし。
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13〜14歳くらいの子供たちの生き辛さ、家族や学校、社会の問題がテーマという部分もすごく繋がってる。
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「クーリンチェ少年殺人事件」はとてもヘビィな作品ではあるけど(長いしw)、でも見終わったあと不思議と重たい気分にならないのは、本当に美しいシーンがいくつも散りばめられてるからだろうなぁ。
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特に好きだったのは、草原のシーンと喫茶店のバンド演奏シーン。最高!
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あと、学校に呼び出された小四の父ちゃんが逆に先生に激怒して子供をかばったあと自転車おしながら帰るシーンもめっちゃいい。「間違ってないのに謝るなんて卑屈だ。自分の未来を信じろ。努力すれば未来が開けるんだ」と息子に語る良い父ちゃん!
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この監督のほかの作品も見てみたい。あと台湾映画自体にとても興味が湧いた。

「哭声/コクソン」鑑賞。
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強烈なサスペンスホラーで面白かったけど好きではなかった。その理由をずっと考える。たぶん、普段はダメなお父さんが家族のために命を賭けて戦うパターンの映画が苦手なんだと思う。以前話題になった「新感染」もだし。ハリウッドのパニックものも見なくなった理由は同じ。

ただ、すごく好きなシーンもあった。夫婦のカーセックスを子供に見られたあとの親子のほのぼのシーン。この子役の女の子の演技がとにかく素晴らしい。
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あと、怪しい祈祷師の祈祷シーンが高揚感すごすぎてトランスしてくる!見所もたくさん。
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しかし、怪しい祈祷師役の男がフォークイナフ井上さんにそっくりだったことも映画に入り込めなかった理由のひとつかもしれない(笑)。
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「グエムル-漢江の怪物-」ポンジュノ監督の2006年の映画。
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昔みたけど改めて鑑賞、やっぱ面白い!結構むちゃくちゃひどい話なんだけど随所に洒落が効いてて笑える。
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ウィルス感染で街中がパニックな感じや行政の対応の酷さが皮肉にもタイムリー。
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あとぺ・ドゥナかっこいい!
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ただ、余韻は残らない。あー、面白かったで終わる。

最近見たなかでは「キングオブコメディ」「ムーンライト」「ワンスアポンアタイムインハリウッド」「ボーイミーツガール」「クーリンチェ少年殺人事件」がずっと美しい余韻を引きずっている。

いろんな映画を見てだんだん自分の好みが分かってきた。きっと深く余韻が残る作品が好きなのだ。