今日は今ちゃんの入学式。
もう40年前の話になるが、自分は小学校の入学式の日、担任の先生から太ももにまっ赤な手形が残るほどバチーン!と叩かれたことがある。はしゃいで机に足を乗せていたからだ。長男のモンドも入学式の日は手がつけられないほどはしゃいでいた。それに比べて今ちゃんはとてもしっかりしている。
今ちゃんだけじゃなく、今年の入学式は子供たちがみんなすごく緊張していた。はしゃいでいる子はひとりもいなかった。
ひとつだけ不安なことがある。
人見知りな子もいればそうじゃない子もいて、いろんなタイプの子と接し合える場所が学校だ。わが子は今までどんな人とも密に接することで自己表現をしてきたタイプだが、これからしばらくの期間、学校生活の中では先生や友達と距離をとりながら学ぶことになるのだ。
ソーシャルディスタンスの徹底により子供たちのコミュニケーション能力を育くむ大事な時間の、その第一歩が奪われてしまったことがどんな未来を生むのか、想像すると少しだけこわい。
今はコロナ禍だから仕方ない…ではなく、たとえ物理的な距離はとったとしても子供たちの心にどう密着するかはすごく真剣に考えないと、他者とどう接していいか距離感が分からない人が将来的にものすごく増えるかもしれない。
親としてもじゅうぶんに見守っていきたい。
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