音楽をいろんな場所で鳴らしながら生活するようになって、大事にしていることはやはり“縁”というものだ。そのときは何気ない出会いだったとしても、それが何年かあとに大きな繋がりに続いていたりするから面白い。縁とはほんとうに面白いのだ。 


10.11『エンのエン vol.5』というイベントにお呼ばれした。大牟田の行信寺というお寺で住職をやってるショウドウくんが年に1回お寺で開催してる音楽イベント『エンのエン』。これで3回目の出演となるが、おれはこのイベントに呼ばれるのを毎年楽しみに待っているのだ。 

当時、スパナというバンドをやっていたショウドウくんとの出会いは京都メトロで対バンしたときだった。広島の歌手・二階堂和美から「京都にボギーにそっくりな友達がおるんよー」って聞いていた。それがショウドウくんで。ショウドウくんのほうも二階堂さんから「福岡のボギーに似てる!」って言われてたらしく。初めて会った時の会話は、お互い声を揃えて「似てねーよね??」だった(笑)。もう10年以上前の話。 


いつしかショウドウくんは音楽を辞め、実家のお寺を継ぐようになった。 
二階堂さんは、歌手と坊さん二足のわらじ。 
おれは相変わらず。 

第1回目の「エンのエン」は、ボギーと二階堂和美のツーマンから始まった。 


縁と言うのは面白い。 



今回はチケットはソールドアウトするほどの盛況ぶり!栗コーダーカルテット、CINEMA dub MONKS、ボギー、という不思議だけどショウドウくんらしいナイスセンスな組み合わせだった。実は栗コーダーカルテットの栗原さんと関島さんとは、数年前にDCPRGを福岡に呼んだときに共演していた。そして、CINEMA dub MONKSの曽我くん、これはびっくりしたんだけど、俺が20代前半の頃に、ビブレホールで共演したことがあったのだ。その頃の曽我くんはハードボイルドボサろうじんってバンド、おれはひまわりってバンド。 

もちろん向こうはそんな古いことは忘れてて、おれが先に思い出したんだ。「あれ?もしかして曽我くん?」って(笑)驚いた〜。ショウドウくんは俺が栗コーダーとも曽我くんとも繋がってたことを知らずにブッキングしたんだろうけど、やはりこれも『エンのエン』の呼び込んだ“縁”なんだろうね〜。 



さて、前置きが長くなってしまったが、ライブである。 
栗コーダーの栗原さんと出番の直前まで楽屋で岡村靖幸の話で盛り上がってた。なんとデビュー前の岡村ちゃんは栗原さん家にずっと居候してたらしい(笑)。そんなレア話聞けたもんで、一曲目は全力でイケナイコトカイ歌った。お寺でイケナイコトカイ(笑)。栗原さんは「異様に似てるっ!!」ってゲラゲラ笑って見てくれたけど、お客さんの子供が大泣きしてた(笑)。 

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ライブはすごく気持ち良くやれた。でもこの日はトラブルが多かったなあ。弦が二度も切れたり、ギターの部品が飛んでお客さんたちみんなで探しまわったり、なぜかチューナーが狂っちゃってて、ぜんぜん合わなかったり....なんともアドベンチャーなライブだった(笑)。あとで、栗コーダーの近藤さんも「なぜかチューナーが合わなかった」って言ってたんで、やっぱりあれかなあ、お寺だから、なんか磁場が影響してるのかなあ?なんて思ったりした。 


ライブのあとは、お坊さんの法話があり、そしてCINEMA dub MONKS。御堂の金ぴかのご神体にVJの光がぐるぐる回っててヤバイ。これぞサイケデリック! 

そしてまた法話が合間に入る(笑)。しかし、このお坊さんがかなりぶっ飛んでて、HIP HOPなコール&レスポンス法話(笑)。お客さんたち大盛り上がり!面白いな。 


最後は栗コーダーカルテット。この日は子供もたくさん会場にいて、わりと賑やかしかったんだけど、1曲目に「ピタゴラスイッチ」のテーマ始まったら子供たちがピタッて静かになったのが可笑しかったなあ。お寺の雰囲気と、御堂の響きと、生楽器の演奏がものすごく気持ち良かった。 
ああ、贅沢な時間だなあって思った。 

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モンド画伯の出張にがお絵屋さんも大盛況でひっきりなしに描いてた。激似(笑)。 

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ポストカードもいっぱい売れてたね。栗コーダーさんたちもモンドの絵をすっごく褒めてくれて、栗原さんなんか「おれ買う!」って真剣に10枚選んで買ってくれた。ありがたいなあ。

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イベント後は、近くの居酒屋へ移動して打ち上げ!なんと居酒屋の名前が「もんど商店」(笑)。 

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打ち上げはマジで美味いものいろいろ食べた。馬刺最高!!!
栗コーダーさんたちはほんとに気さくで楽しい。明日も昼からライブあるらしいけど、打ち上げはトコトン参加するスタイルらしい。嬉しいね。ショウドウくんはイベント成功した歓びと開放感で顔がアホみたいになっていた(笑)。 

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2次会はゴールデンブラザーズがやってる「やきとり二番」へ移動。「ボギーさんのお子さん誕生祝いです!」って焼酎「赤兎馬」1升瓶をサービスしてくれた!いつもほんとうにすいません!ありがとう!! 

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ここで5時くらいまで呑んでたのだろうか?後半の記憶が曖昧だ。朝、ショウドウくんが用意してくれてた大牟田ガーデンホテルのリッチな部屋で目が覚めた。 





数日後、ショウドウくんから立派な梨がたくさん届いて感激、ほんとに何から何まで細やかな心遣いしてくれて、嬉しくてたまんない。ショウドウくん、ありがとう! 


もしも、万が一、おれがショウドウくんより先に死んじゃったら、おれはショウドウくんにお経を読んでもらいたい。って奥さんには常々伝えているよ(笑)。