モンドとボギー家族が密着取材を受けた『レベチな人、見つけた』(テレビ東京)がオンエアされた。ビートたけしと国分太一(敬称略ですみません)の番組である。番組の中で紹介されたおふたりの似顔絵はたけしさんも国分さんも喜んで持って帰ってくれたらしい。大事にしてくれたら嬉しいなあ。
ビートたけし
国分太一

前半は丁寧なモンドの紹介。モンドはとてつもなく良い子として紹介され続ける(笑)。ビートたけしがモンドの絵を認めて褒めてくれたのが純粋に嬉しいし誇らしい。たけしさんもオリジナリティのある絵を描く人だから的確な分析とコメントもさすがだった。

でも実は今年に入ってから自分はあまりモンドに絵のお題は出してない。ほとんどモンドがモチーフを決めており、似顔絵より風景画や想像で描いた絵も最近はたくさん描いているので、最近のブログ『モンド今日の絵』をぜひご覧ください。
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『モンド今日の絵』ブログ


しかしさ、ここからちょっと苦言だけど、テレビの編集って怖いね。

後半のボギー家族紹介パート、自分は「決してモンドが一家の大黒柱ではないです、家族五人柱です」って強調して言ったのにそこは丸々カットされた上に「お父さんはボギーという名前で歌手活動」「28年間いまだ日の目を見ず...」「門土くんは一家の大黒柱」というテロップがボギー家族の映像の上に次々と映し出され、自分が言った「門土がいなかったらこんな活動できない」「俺もうちょっと働かないかんもん」という発言だけが使われていた。
 
それを見たビートたけしが「しょうがねえなあ」の一言。そりゃ「しょうがねえなぁ」って言われるよ。まあ、しょうがねえ親父であることは間違いじゃないけどさ。ほんとは取材も最初は断わろうかなと思ったんだけど、ビートたけし大好きだから受けちゃった。

でも自分のこの発言にはちゃんと前後があって、

「家族五人が表現者でお互い協力し合いながら正五角形のバランスで成り立っているのがボギー家族。だから門土がいなかったらこんな活動できないけど、もうすぐ門土も独り立ちするだろうから、そしたら俺もうちょっと働かないかんもん、今でもだいぶ働いてるけど」

っ話を誤解のないよう丁寧に説明したにも関わらず、欲しい部分だけ切り抜いてあんなふうに編集されたらまったく違う意味になってしまう。今回の若いディレクターも取材中に何度か家族のことを「ネタ」とぽろっと言っていた。人に対する愛が足りてないので取材対象の「人」を「ネタ」という言い方する。そこに人がテレビから離れていく理由が潜んでいるのだと思う。
 

放送後、たくさんの友達やファンのみんなが怒ってくれていた。真実はボギー家族を知ってるみんながちゃんとわかってくれてるからそれでじゅうぶん!
 

でも音楽を雑に扱われたのがくやしいのでちゃんと歌詞や演奏を聴いて欲しくてYouTubeにアップしたんで聴いてください。

ボギー家族「自粛のうた」


あと、毎週しょうがねえことばっかりやってるボギー家族の配信ライブ『居酒屋ボギー』もみてね。

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ヨコチンレーベルチャンネル『居酒屋ボギー』


と、なんだかんだ言いたいこと言わせてもらったけど。

テレビOAから一晩あけて、モンドくんのネット似顔絵依頼やボギー家族のグッズ通販などヨコチンレーベルにご依頼がたくさんきてて、ミュージシャンとしてのお仕事が厳しいこの時期にはとてもありがたいことです。そこはもう感謝感謝!

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ヨコチングッズ通販および似顔絵受付はこちら。


オンエア見てくれたみなさん、それでモンドやボギー家族に興味を持ってくれたみなさん本当にありがとうございます。いつかライブハウスでお会いしましょう!