HuluからNetflixに変えて映画ばかり見ている。

夜になると映画を見ながらついつい飲みたくなるけど、アルコールを飲みすぎないようシークワサーサワーを強炭酸で割って飲んでいる。これが意外とさっぱりイケる!

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数日前に作ったけど塩抜きしすぎて塩気が足りない失敗鶏ハムも黒胡椒ふったり梅肉つければしっかりウマイ酒のつまみ。

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あー、なんにもない一日のご褒美だわ。

スケジュール帳は横棒だらけ。
宙ぶらりんのままこんな毎日が過ぎる。


見た映画



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Netflix『消えた16mmフィルム』。数人にお勧めされ予備知識ゼロで見たドキュメンタリー、92年にシンガポールで撮影された幻の自主映画を巡るめっちゃ奇妙な話。怖くもあり切なくもあるけど圧倒的に面白い!そして映像に刻まれた古いシンガポールの風景が最高に良い!これ長久監督も好きだろうなぁ。


映画の中に一瞬だけ出てきた「潰した蚊を貼り付けたアート」を見て、昔モンドによく言ってたこと思い出した。


「たとえ鼻くそでも365日毎日ほじって白い紙に貼り付ければそれはアートになる、大事なのは365日やり続けること」


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太平洋戦争末期の沖縄本土決戦の悲劇を描いた岡本喜八『激動の昭和史 沖縄決戦』は衝撃的!なんせ2時間半ずっと人が死に続ける。


戦争にヒロイックな死など無い!と訴えかけるように、兵士も島民も老人も女子供もありとあらゆる絶望的な死を遂げていく。


渡嘉敷村での手榴弾による300人もの島民による集団自決シーンや、野戦病院での集団毒死、中学生の兵隊たちが次々と戦死するシーン、よれよれの老人が竹槍で米兵と戦おうとするシーン、加山雄三の衝撃的な爆死シーンなど、一切の感傷を捨て淡々と死が描かれる。


戦争の愚かさと悲惨さをドライに突きつけられた。戦争は恐ろしい。


岡本喜八の『激動の昭和史 沖縄決戦』が徹底的にヒロイズムを排除しひたすら戦争の愚かさが伝わる映画だったので、逆にアメリカ側からあの沖縄戦を描いたメルギブソンの『ハクソーリッジ』を見てみたが、さあ感動してくださいと言わんばかりのヒロイックさに辟易。日本兵はゾンビのような描かれぶり。

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確かに戦闘シーンはもの凄くて疑似戦争体験のような迫力があるし、主役の方は実在の人物でたくさんの命を救った英雄かもしれない。だけど『ハクソーリッジ』は実話をモチーフにした戦争映画なのに、その戦闘に巻き込まれ犠牲者となったたくさんの沖縄の民間人をただのひとりも描いていない。


自分の国を少しでもよく見せようとする戦争映画はきらいだ。犯した戦争の愚かさをひたすら反省する気持ちがこもってなればただの娯楽映画でしかないと思う。それは日本映画でも同じ。


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Netflixで『FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー』という大失敗したフェスのドキュメント映画を見て夜中に大爆笑!こりゃとんでもない話だわ。バハマの食堂の可哀想なおばちゃん以外は全員「ザマァミロ!」としか思えない。


一度でもマジメにイベント企画したことある人はぜひ見てほしい。


最高に熱くて笑えた『ホドロフスキーのDUNE』とは対極にあるドキュメンタリーだと思う。『FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー』は寒すぎて爆笑するしか無い。ある意味『ミッドサマー』よりサイコホラー。


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『グリーンブック』めちゃくちゃ良かった!実話なのでなおさらリアルに感情を揺さぶる友情の物語。そして、人種差別は本当にカスだと思う。


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香港映画『花様年華』をみた。ウォン・カーウァイ監督は『恋する惑星』が大好きなのだが、こちらは更に芸術性が高いというかとにかく全シーンが美しく切ない。そして多くを説明せず、謎が謎のまま想像力を掻き立てるように台詞が絡み表情で読み取り時間軸が変わっていく。薫りを味わう大人な映画。


あと、マギーチャンのモダンでセクシーなチャイナドレスにも目を奪われる。一体何着持ってんの?!ってくらいシーンごとに変わるチャイナドレス。いいなぁチャイナドレス。


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『海街diary』を見た。現実味なさすぎるほどの美人姉妹たちに若干ひるみながら見始めたが、平坦なようで奥行きのある繊細なドラマに引き込まれた。鎌倉の風景もきれい。原作は吉田秋生の漫画なのかあ。吉田秋生だいすきなので漫画も読んでみたくなった。


もう12年くらい前だけど、テレビ局でバイトしてたころ綾瀬はるかと長澤まさみと広瀬すずにはそれぞれお会いしたことがある。目の前にあんなきれいな人が立ってたらそりゃあね。息をするのも忘れるってこと本当にあるんだなぁと思った。


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『なぜ君は総理大臣になれないか』を見た。現在、立憲民主党の小川淳也議員を17年間に渡り追ったドキュメンタリー映画。なんの予備知識もなく見たが凄く面白かった!小川氏の実直さとお父さんの「息子は政治家としてはまじめすぎて向かないのかも、政治の世界は妖怪だらけ」という言葉が象徴的だった。


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20年ぶりくらいに大島渚の『愛のコリーダ』を見た。記憶ではエロスファンタジーな印象だったけど、いま見たらサイコホラーだった。とにかく全編に渡ってセックスしかしてない。国内版はぼかし入ってるけど完全に本番してるの分かるしちょいちょい藤竜也のチンポコ見えとる。いろんな意味でものすごい映画だな。怖かった。


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『三島由紀夫VS東大全共闘50年目の真実』を見た。討論が高次元すぎるのかそれとも自分がバカなのか(たぶんこれ)8割がた何を言ってるのか理解できなかったが、三島(右翼)も全共闘(左翼)もお互いを尊重し合いながら激論を交わしていくと最終的に「あれ?目的一緒じゃない?」に行き着くの面白かった。


三島由紀夫の思想に共感はできないけど、知性的かつユーモアを交えた語り口と、決してマウントを取ろうはせず相手の話をしっかり聞き入れてから自分の言葉で語る姿勢は、謂わゆる昨今のネトウヨ的なものとはまるで正反対にあるなと思った。そりゃ全共闘の学生も思わず「三島先生」と呼んじゃう(笑)。


討論会は全共闘側の芥さんという論客が出てきて俄然面白くなる。これは演劇人である芥さんが赤ちゃんを抱っこしてあの場に現れるという奇策の効果もあるが、なにより三島に一歩も引けを取らない高度な討論(ほとんど理解できなかったけど)、「退屈だから帰るわ」というやや演出まじりな去り方も含め曲者すぎ!


三島由紀夫と高次元の激論交わしたそんな芥さん、ご健在でいまもゴリゴリにアングラで全共闘の最後のひとりを自称していたが、良くも悪くも現役というか、長い間ずっと戦ってきたんだろう。顔つきも語り口もまるで対話できそうにない雰囲気になってたのが怖かった。


自決した三島由紀夫と現役で怖い芥さん以外の人たちはみんな裕福そうな普通のおじいちゃんになっていたのも印象的だったな。



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シリーズ50作もあるのに実は今までほとんど見てない(子供のころ見たけど覚えてない)『男はつらいよ』の第1作を見た。元々テレビシリーズの最終回で寅さんがハブに噛まれて死んじゃうというラストに非難轟々だったため映画として復活させたらしい。

いやー面白い。国民的人気映画がヤクザもの笑。



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『サバイバルファミリー』を見た。ずっと気になってた映画だったけど、今の世の中になってから見れたのすごく良かったかも。ちょっとボギー家族ツアーを思い出したこんな過酷じゃないけど。本当に大切な暮らし方について家族で考えられる良い映画だと思う。子供たちともう一回見たい。


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普段あんましアメコミ的アクション映画見ないんだけど、なんとなくNetflixで『スーサイド・スクワッド』見てたら今の気分にぴったり!特にハーレイ・クインのキャラが最高に魅力的だったので『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』も見た。あー、楽しい。何も考えなくて良い。これぞ娯楽やー!

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『愛しのフリーダ』という映画を見た。17歳から11年間ビートルズの秘書をしていた女性のドキュメントだ。ビートルズファンならもちろん貴重な話がたくさんなのだが、それ以上にフリーダさんの人としての誠実さにとても惹かれた。いい映画だなぁ。


と、感慨深く映画を見終えたあとすぐ飛び込んできたチャーリーワッツの訃報。ああ


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千葉真一追悼の気持ちで『殺人拳2』を見たんだけど面白すぎてずっと大爆笑しっぱなしだったしなんなら最後のほうは遠藤章造に見えてきたりもしたんで「里見八犬伝」か「戦国自衛隊」を見たほうが良かったかもしれない。


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この一年はナチスやホロコーストを描いた映画を意識的に何本か見た。当たり前だけど、どの作品もずしりと重い。『シンドラーのリスト』を久しぶりに見返す。感動したなんてそんな簡単な心情で見れる映画ではない。辛く複雑な気持ちになる。でも間違いなく名作だ。


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25年ぶりくらいに『レオン』見た。ストーリー完全に忘れてたからすごい感動してしまった。今更だけど、良い映画だな〜。ジャンレノもナタリーポートマンも魅力的すぎて胸が痛い。


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映画『ヒトラーと戦った22日間』を見た。ナチスの絶滅収容所ソビボルで起きた脱出劇を描いた実話。全編に渡って息苦しいほどの迫害シーンが続く。しんどい内容だけど見てよかった。ヒトラーは出てこないのでこの邦題はどうかと思うが、原題だったら見てなかったかも。



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『フィッシュマンズ』映画館で見た。めちゃくちゃ良かったなぁ。当時のこといろいろ思い出しちゃって涙出る。小嶋さんとか譲さんとかハカセさんとかの、途中でバンド辞めてったメンバーたちの言葉になんとも言えない想いを感じれたし、とにかく佐藤伸治の目が切なすぎるほど美しかった。


そしてフィッシュマンズのドラマーであり、最後まで残ったオリジナルメンバーともいえる茂木欣一さんのラストカットが印象的で、その表情や言葉に悲しみを越えた輝きと強さを感じ、佐藤伸治のいない今のフィッシュマンズを見てみたいとやっと思えるようになったかも。


あと、後期フィッシュマンズの最重要サポートメンバーであり既に故人であるHONZIさんにも映画の中で再会できた。自分が25歳のときひまわりというバンドで初めて東京ツアーした日の共演がHONZIさんで、打ち上げですごく褒めてもらい舞うほど嬉しかったあの夜の記憶、ぶわっとよみがえってきて涙でる。


思えば今までフィッシュマンズのメンバーの方々とは共演したりなんやらかんやらでほぼ皆さんと面識があるのだけど、唯一、佐藤さんとは会えなかったなぁ。あ、いや、物理的に会えないってだけで、すでに魂となった佐藤さんは会いたいときに会える存在なのかもしれない。


8月の現状としては時短要請でまたストレスたまりそうなので日曜の昼間あたりにフィッシュマンズのライブ盤を爆音で聴きながらカレー食べるイベントやりたい。ぜったいやりたい。


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『きみはいい子』という映画をみた。

児童虐待、発達障害、教育現場、学級崩壊、認知症など現代社会のあらゆる問題を描いており重い作品なのだが、他者からのちょっとした言葉や行動でその世界にかすかな光が差し込んでくるような、そんな話だった。出てくる大人も子供も演技が自然で素晴らしい。


この映画を見ると子供をぎゅっと抱きしめたくなる。もっと抱きしめてあげなきゃと思った。


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欽ちゃんのドキュメンタリー映画『We Love Television?』をhuluで見た。ホントはあまり見たくなかったのだ。電波少年の土屋Pが監督ならどうせ年老いた欽ちゃんをナメて弄ぶ演出するだろうと思ったから。実際、中盤までそうだった、しんどいなと思いながら見ていた。


しかしっ!!!


欽ちゃんがもう一度視聴率30%の番組を作る!というコンセプトに誰もが「無理だろ」とある種の負け戦さの美学で乗っかってくるなか、欽ちゃんだけがギンギンに本気なのだ。1ミリも疑わずコント作りに全力を注ぐ欽ちゃんの姿に「ゆきゆきて神軍」の奥崎謙三がかぶった。中盤からのグルーヴがすごい!


欽ちゃんコントに抜擢された次長課長河本の存在がこのドキュメンタリー作品の肝。コントの鬼と化し狂気のリハを繰り広げる欽ちゃんに、現役の意地と欽ちゃんへのリスペクト両方を胸に挑む河本の芸人としての凄さ。本番のアドリブ合戦!それを心底喜び褒め称える欽ちゃん、嬉し涙が止まらない河本。


もう80近い人のコントにまったく期待してなかった自分も欽ちゃんをナメてたんだと思う。しかし意外なほど今の感覚でちゃんと笑えた。少なくとも中盤に仕組まれたドッキリ企画より遥かに面白かった(いまのTVはドッキリばかりしすぎ)。欽ちゃんの狂気ともいえるコメディアンぶりを堪能できる映画だ。


岡村靖幸のエンディングテーマでまたグッとくる。


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映画『14の夜』をみた。ヤンキーでもオタクでもないそこら辺の冴えない中学生4人がひたすら悶々と過ごす性春モノ。部屋に貼られたジャッキーチェンのポスター、山積みのジャンプ、エロビデオ、友達とカーセックスをのぞきに行く、時代背景は1987年。自分の中学時代と完全にオーバーラップしていた。


主役のタカシが友達に切実な想いを込めて言う


「この先の人生で、おっぱい、思いっきり揉みまくれることあるのかな


ってセリフ。実際におれも中学のころ言った覚えあるし。


町に唯一のレンタルビデオ屋「ワールド」でAV女優のサイン会があり、深夜12時におっぱいを吸わせてもらえるサービスがあるというアホみたいなウワサ話を信じて深夜に集まる約束をする中学生4人。そんなウワサを信じてしまう中学生イズムもめちゃくちゃよく分かる!


お恥ずかしながら自分も中学のころ「近所のラブホテルが月末の火曜日にアダルトビデオを大量にゴミ出ししてる」というウワサ話を信じて友達4人と夜中にそのゴミを奪取しに行ったことがある。この話の顛末はボギトーークで鉄板の人気ネタなのでここには書きませんが。


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『リップヴァンウィンクルの花嫁』を見た。ふんわりした映画を想像してたらだいぶヘヴィー。決して不幸とも言えないダンサーインザダークというか…。人によっていろんな感情を抱く作品だと思う。3時間あるけどちっとも長くなかったのは黒木華さんの演技の素晴らしさもある。


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『ゆきゆきて神軍』を25年ぶりくらいに見た。奥崎謙三は確かに狂ってるんだけど、彼の狂気を通じて戦争の"ひた隠しにされた狂気"を力技で引き摺り出すというモノ凄い手法のドキュメント映画。ここで知らされる事実はかなり強烈だが、だからこそ見るべき戦争映画だと思う。


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舞台芝居の映画化『At the terrace テラスにて』めちゃくちゃ面白かった。ほんとにこのテラスしか映らないし、この7人しか出ない会話劇なんだけど、関係性のぎこちなさとかすごいイヤ〜な間とかが狂気と笑いに転がっていくスリル!夜中にひとりで大笑いした。


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『メランコリック』やっと見れた。面白い!最初から最後まで惹きつけられっぱなしだったのは話の秀逸さもあるけど、全員が演技力高くて知らない役者さんばかりだったのが良いなあ。ストーリーに没頭できて気がつくと登場人物ひとりひとりに感情移入してしまった。予備知識なしで見てほしい作品。


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『復讐するは我にあり』を観た。実録犯罪もの。緒形拳演じるシリアルキラーぶりが凄い。めった刺しして血だらけになった手を自分の小便で洗い流し、その手で目の前の柿をもぎってかぶりつくシーンが印象的。殺人はガサツだが人を騙す詐欺のテクは天才的。あと、小川真由美と倍賞美津子が色っぽかった。


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韓国で40年前に起きた光州事件を描いた映画『タクシー運転手〜約束は海を越えて〜』を見た。先日見て衝撃的だった『1987、ある闘いの真実』と同じくメッセージ性の高い作品。この様な壮絶な近代史をまるで知らなかったことにも物凄い驚きがあったし、知れて良かったと思う。


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